Restudy Life

うつを機に、人生学び直し。参考書と向き合う資格勉強、自分と向き合う人生勉強を綴ります

プロフィール② ニート〜社会人時代 追求した仕事の充実

こんにちは、じんじろーです。

 

せっかくなので始めたプロフィール紹介の第二弾、今回は社会人編ですね。

ここでは私の社会人生活を振り返りながら、自己紹介としていきたいと思います。

「めっちゃ自分語りしてるやん」て思う人もいるかもしれませんが…笑。

でも、就活や転職での自分語りはイタくないので(むしろ必須)、皆さんもぜひ語ってください。笑

 

 

 

プロフィール(職務経歴)

ニート  1年

販売員  4年

運送会社の総合職  2年

人事  6年  ←now!

ニートからの復活、2度の転職を経て今の仕事に落ち着いています。

仕事に対する考え方の変化や、価値観の確立の経緯、そして適した仕事の選び方が垣間見れるかもしれませんよ。

 

ニート時代

ストレスから逃れ、典型的な自堕落ニートとなる

新卒1年目の4月、私は1人部屋にこもってゴロゴロ。。

同級生はおそらく、入社式や新入社員研修などに参加し、社会人生活のスタートを切っていたことでしょう。

ただ、そんなことをあまり考えることすらできず、激務とストレスから逃れた安堵感でいっぱいでした。

当然やることはないので、ひたすらゲームばかり。(プレイ中は現実のことを考えずに済みますからね笑)

昼夜も逆転し、典型的な自堕落生活のスタートを切ってしまいました。

 

両親は、「今後のことをどう考えているのか」という小言をチクチク言ってきました。(そりゃそうだ笑)

しかし、ここでも私はマイナス思考とイジけ体質を発揮してしまい、両親と衝突することもありました。

 

憂さ晴らしに逃げ込んだネット掲示板で、まさかの励まし

そんな鬱憤を晴らした場所は、インターネットの掲示板です。

某「○ちゃんねる」や「G-FO○UM」といったところに出入りし、匿名で毒を吐いたり煽るコメントを書いたりしていました。(最低笑)

そんな中、掲示板には自分と同じような境遇で働いていない人も結構いました。

むしろ私よりどうしようもない理由の人もいました。

そういう人とは、意外にも互いの話を聞いたり励まし合ったりしました。

この掲示板での「仕事や職業選択に悩む人の支援」体験は、気持ちいいものでした。

将来的に、自分のやりたい仕事(人事)へと繋がる基礎となったように思います。

 

ニート脱却!周囲に背中を押され、いきなり接客の仕事へ

とはいえ、そろそろ引きこもって働かないことへの焦りが出てきました。

小言ばかりだった家族は、少し励ましてくれるようになりました。

元アルバイト先の居酒屋で働いていた人が、心配して会いに来てくれたりもしました。(この方も居酒屋は辞めたとのことで、愚痴大会が開かれました。笑)

家族や元同僚が、私に「プラスの考え方」を伝えてくれたおかげで、ようやく就職活動を始めることができたのです。恵まれてますよね。

ここまで約一年かかりました。笑

 

就職活動を始めた私ですが、いきなり正社員で働けると思っていませんでした。

「とりあえずバイトでいいから、社会に出て働こう」と考えました。

結果、求人誌に載っていたアパレル店舗のアルバイトに応募したのです。

「え、人と関わってなかったのにいきなり接客?!」と思う人もいますよね笑

でも、約一年の遅れを取り戻すためにも、あえて人と多く関わる仕事を選んだのです。

荒療治が好きなんですかね、きっと。(ドMか)

結果、合格してアパレル店舗でのアルバイト生活が始まりました。

 

販売員時代

本当にプラス思考を目指し始めた、人生のターニングポイント

いざ働き始めたとはいえ、最初は本当に苦労の連続…

理由としては、やはり根本にマイナス思考があったからだと思います。

少し店長や社員の方に怒られるたびに落ち込んでいました。

しかし、1番歳の近い社員の方と、優しいパートの主婦の方がとても気にかけてくれました。

その時々で伝えてくれたのは、ニートから脱却した時と同様やはり「プラスの考え方」でした。

ここで気付いたのです。

支援してくれた人や後押ししてくれた人は、「どんなこともプラスに捉える能力を持っている」ということに。

そして、「自分から前向きに考えなければ、いつまでも誰かに頼ってばかりになる」

「周りの人の楽しい時間を奪ってしまう」

そういう危機感も持ちました。

 

この時が、自分の人生のターニングポイントだったように思います。

以前から感じていた「マイナスを無理やりにでもプラスに考える大切さ」を、初めて心の底から納得し、実践したのです。

 

 

本気で実践し始めると、意外とすぐに考え方は変わってきました。

怒られたり失敗したり、何か嫌な出来事があっても「プラスになること」を探しました。

そればかり意識して行動しました。

この考えが癖になり、自然と発言も行動も前向きになってきたのです。自然に。

もちろん周りからも評価され、仕事の結果もついてきました。

そして、見事正社員登用されたのです。

現状に何か不満がある、うまくいかないと思っている人も多いと思います。 

一旦それを飲み込んで、目の前のことを前向きにやってみることが、状況打破へ繋がるかもしれません。

 

4年続けた後、理想の労働条件を求め転職へ

トータルで4年販売員を続けた頃、改めて自分の働き方を考えるようになりました。

販売員の仕事は楽しかったですが、不規則で労働時間が長く、給料もそこまで高くはありません。今後の生活を考えると不安になりました。

ニートから脱却するために始めた仕事であり、経験も重ねてきたので、そろそろ良い職場に転職できるのでは?と思いました。

早速、転職サイトと転職エージェントに登録し、どんな仕事が良いかを考え始めたのです。

「土日休みで、給料はこれくらいで、9時〜6時くらいの時間で…」

「結婚するなら安定した働き方がいいなあ(予定はないのに笑)」

この時は条件ばかりを考えていて、仕事の内容は重視していませんでした。

結果、条件が揃っていた運送会社の事務員の仕事に合格し、転職することとなりました。

 

 

運送会社事務員時代

希望の条件でも、物足りなく感じた仕事内容

2つ目の職場である運送会社の事務員は、非常に安定した働き方ができました。

しかし、肝心な仕事内容は、全く自分に合ってないと感じました。

運送会社は、人々の生活に欠かせない物流を支える、なくてはならない仕事です。

主な業務は、物資を管理し決められた物を正確に運び届けることでした。

どちらかというと「モノ」を扱う仕事です。人間関係はそこまで深くなく、またその必要もありませんでした。

きっと、こういう働き方が合う人にとっては、非常に良い環境でしょう。(実際、長く勤めている人も多かったです)

 

しかし、今までの私の経験は「ヒト」が中心でした。だから少し物足らなく感じたのです。

 

何で物足らないか?を深掘りすることで、働く目的に近付いた

そこから考えました。

私は何で物足らないのか?

今まで、どこに喜びや充実を感じていたのか?

何が嬉しかったのか?

 

・ネット掲示板で、就職につまづいた人を支援し合えたこと

・ニート脱出時や就職当初、周りの支援のおかげで前向きになれたこと

・次は自分が、この人たちのように誰かを支援できるようになりたいと思ったこと

 

つまり、過去の経験からモノを運ぶよりも「誰かを支援する(支援される)」ことに喜びや充実を感じるようになっていたのです。

 

じゃあ誰かって、誰を支援したい?と考えると

自分も苦労した、「仕事選びに困っている人たち」の支援がしたいと気付いたのです。

 

「大学で働きたい」

「進路に悩む学生がいたら、良い仕事を見つけられるよう支援したい」

そう思うようになりました。

 

自分の働く目的を探したけれど見つからなかった就職活動。

2つの仕事の中から感じた良いこと悪いことを深掘りすることで、ようやく自分の「働く目的」が見えたような気がしました。

 

 

1回目の転職とは少し考え方が違います。

私の「働く目的」は明確になっていました。

大学職員を目指し、仕事をしながら試験対策をしました。(筆記テストがあるので)

また、大学職員は定期的に求人がないので、休憩中などで常に情報収集しました。

 

しかし…そもそも求人が少ない上に不合格の連続。。

 

焦りが出た私は次なる手をと思い、転職エージェントを活用しました。

とりあえず試しに登録しまくって情報を集めながら、徐々に信用できそうなエージェントに絞りました。

そして、その絞った転職エージェントより提案がありました。

「人事の仕事はどうですか?」

改めてよく考えてみると、人事は「人の職業選び」に大きく関わる仕事だと感じました。

このありがたい提案を受け、私でもできそうな条件の求人を片っ端から集めて応募しました。

結果、今の職場に入ることができたのです。

「働く目的」があったからこそ、他者からの提案も的確だったのでしょう。

 

そして現在へ

充実する働き方の実現

こうしてニートと2度の転職を経て、今に至ります。今の仕事については、ずっと安定しているので特に語ることもありません。笑

仕事に前向きなので評価も収入も上がります。妻と子供も養い、好きなことにお金を使える割合も増えてきました。

 

そもそも私の中で、この転職は成功するという確信がありました。

それは、真剣に自分が充実する働き方を考え続けた結果だからです。

きっと、私と同じ行動をしたとしても、充実する働き方に辿り着く人はいないでしょう。

でも、私と同じように考え続ければ、自分オリジナルの充実する働き方に近付けると思います。

学生時代からずっとマイナス思考だった私にもできました。

1人でも多くの人が、それを実現できることを願うばかりです。

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