Restudy Life

うつを機に、人生学び直し。参考書と向き合う資格勉強、自分と向き合う人生勉強を綴ります

自己紹介~このブログについて

はじめまして。じんじろーといいます。

 

 

 

 まずは、世の中に数多くのブログがある中、ご覧いただき誠にありがとうございます。

 

ここでは、簡単な自己紹介とブログの経緯や趣旨についてご説明します。

 

 

自己紹介

 

 

私は静岡県在住の、30代前半社会人です。

働きながらブログを書いています。

仕事は医療機関です。

二児のパパで、何とか家庭と仕事を両立させながら頑張っています。

(いやもっと家事育児手伝えyrm…>妻

 

…はい。

ということで、私の簡単な経歴は以下。

 

 

・大学卒業

・新卒カードを破棄しニート

・アルバイト〜正社員へ

・転職し今の職場へ

・ブログ開始 (2018.6〜)

・うつを発症し休職、ブログ停止

・ブログ再開 (2021.2~)←今ココ

 

 

細かい内容は書いてませんが、このブログは一度生まれ変わっています。

 

再開する時に一からやり直そうとも思いましたが、以前とあまりにも違うのであえて過去を残してみました。

 

昔の記事は恥ずかしくて見れませんが。。

 

 

ブログを始めたきっかけ 2018

そもそも私がブログを始めたきっかけは、とても前向きなものでした。

 

私は今の職場に転職してから、仕事が楽しくて仕方なかったという稀な人間でした。

 

医療という社会に不可欠な現場で、自分の仕事が人のためになると思えている。

仕事を通して、自分の成長が感じられる。

色々と学べる上司、任せてくれる環境、助け合える同僚や後輩。

 

多少の苦労や迷いはありましたが、苦になりませんでした。

 

そして仕事を充実させるためには、次の2つのことを実践すれば良いと考えていました。

 

旧ブログのテーマ

 

①プラスに捉える習慣

②自分で考えること

 

仕事が嫌だと思う人が多いと感じる中、自分から情報を発信して少しでも仕事に充実感を覚える人が増えればと思っていました。

 

 

うつ病発症という転機

しかし、そんな充実した生活を一変させたのが、新型コロナウイルスの感染拡大です。

 

ニュース等でご存知の通り、新型コロナの影響は多くの医療機関を疲弊させました。

 

私の職場も例外ではなく、想定外の業務が蓄積された多忙さもあり、次第に仕事にも人間関係にも余裕がなくなっていきました。

 

気が付けばプラスに捉えられなくなり、自分で考えることができなくなりました。

 

結果的にうつ病の診断を受け3ヶ月の休職、ブログは1年ほどストップしました。

 

 

ブログ再開後の想い

うつを発症後、以前の前向きな考え方からは大きくかけ離れました。

頭の中は常にマイナス思考が渦巻く。

周りの人が全員自分を責めていると思える。

 

そんな状態の中、もう一度リスタートしたい。

でも、前向きになりたくてもなれない。

 

今自分はどうしたらいいんだろう?

 

 

悩んだ末次の2つを実践しようと思いました。

 

新ブログでやりたいこと

 

①ブログを再開しうつの心境を綴る

②人生の中でもう一度勉強をする

 

 

このブログでうつの辛さを書き残し、感情を吐露したい。

自分はとにかく価値がないと思ってしまうので、価値のある知識を覚えたい。

 

 

全く手につかない時もありますが。。

 

世の中にはきっと私と同じようにうつで苦しんでいる、もしくはうつになりかけている人がたくさん存在しているはずです。

 

うつの人は共感をもらえたり励ましあえたり。

うつ予備軍の人は、私のようになる前に対策してくれたり。

 

もしできるなら、将来的には同じ悩みを持つ人と交流とかもしてみたい。

 

そんな漠然とした理想を持って、ブログを再開してみました。

 

 

人生、いつでも学び直し

「人生山あり谷あり」とは良く言ったものです。

 

どれだけ経験を積んでも、成功体験を残しても、前向きな習慣があっても、一瞬でそれらをひっくるめて谷底まで崩れ落ちる。

 

山の頂点にいるような調子の良い時は続かない。

人生、そういうことが起こりえるんだと学びました。

 

うまくいかない時は、きっと今までの知識や経験の何かが足りないんです。

 

焦らず、もう一度学び直しをという気持ちで。

 

 

 

「Restudy Life」はじめます。

 

 

 

【うつ病体験談】仕事中に私を苦しめた4つの「できない」を紹介します

この2週間ほど、かなりキツい状態でした。

うつのマイナス症状が強く出てしまい、ほとんど何もできませんでした。

 

やっと行動できる気力が出てきたので、この間の心境や体験談を書いていきます。

 

特に、私が仕事中できなかったことを中心に。

もし「自分も似た様なことあるな」という人は、我慢せず相談しましょう。

 

 

4つの「できない」とは?

集中できない/作業効率の悪化、ミス増加

症状がキツい時は、物事に対して全く集中できません。

仕事での感覚としては、何かフワフワした状態で作業をしているイメージです。

同じ作業を繰り返したり、以前なら30分で終わった作業が1時間以上かかったり。

効率はとことん悪くなります。

また、集中できていないのでミスも多いです。

特に誤字やチェック漏れといった、ケアレスミスが多くなります。

結果に繋がらないことがほとんどなので、2倍苦しいです。

 

判断できない/昼食を買うのに10分

何か判断・決断するのに時間がかかりました。

例えば私の場合、コンビニで昼ご飯を買うのに10分ほどかかったことです。

感覚としては、自分は何が食べたいんだろう?といった判断前後の想像ができない感じです。

普通の人はそんなに時間かからないので、店員さんから変な視線を感じつつ。

 

そのような状態なので、仕事で何かを決める時に悪影響がでるのは言うまでもありません。

会議や資料作成の時など、どうするかをなかなか判断できず周りの人が困惑することもありました。

 

思考ができない/思考の停止、理解力欠如

個人的には、この思考ができないことが1番苦痛でした。

とにかく考えることができないのです。

感覚としては、頭の中で情報と情報が繋がらないという感じでしょうか。

頭の中をずっと締め付けられている感覚もあります。

打ち合わせの場では、周りの人の言っていることがわからなかったり。

資料の文字がただの記号に思えたり。

 

思考が停止すると理解もできないので、本当に仕事どころではなくなります。

なんでできないんだろう、と自己嫌悪がどんどん増す1番の原因になります。

 

人と関われない/休憩は1人がいい

人と関わることに前向きではなくなりました。

お昼休憩は大勢の人がいる休憩室や同僚との外食は避け、1人で過ごすようになりました。

感覚としては、人と関わると全てマイナスに変換して受け止ってしまう感じです。

 

他人に敏感になり、少しのことでも批判されていると思えてしまいます。

それなら、1人で何も刺激を受けず過ごした方が楽です。

 

全ての原因は脳内に存在し続ける「闇」

上記の4つの「できない」状態に陥った時、共通して起こっていることがありました。

それは、頭の中が常に「マイナス思考という闇」に支配されていることです。

 

集中できないのは、今まで起こった悪い出来事がぶり返しているから。

 

判断できないのは、良くない結果を勝手に想像しているから。

 

思考ができないのは、できない理由ばかり浮かんでくるから。

 

人と関われないのは、相手から悪い印象ばかり汲み取ってしまうから。

 

こうなると負のループから抜け出せなくなり、前を向くことができなくなります。

 

自分が周りから置いてかれていく焦りと、自分を責めすぎる嫌悪感から疲弊していきます。

 

「できない」から抜け出すために

まずは自分が苦しい状態であると理解する

上記の4つは、あくまでうつと診断された私の実体験です。

 

この症状が必ず出るとは限りませんし、個人差もあると思います。

この体験談は参考程度に、もし似たような状態になっている人がいたら注意してください。

 

「できない病」に陥って脳内を支配されると、かなり苦しくなります。

そして脳内を支配されていると気付かなければ、抜け出し方がわからないまま苦しみ続けることになりかねません。

 

何か「できない」と思えたら、まずは自分が苦しい状態になっているのを理解することからがスタートかもしれません。

 

周りを、そしてプロのカウンセラーを頼る

苦しい状況をなんとか一刻も早く抜け出すためには、周りを頼る事が大切です。

 

家族や友人などの身近な人を頼るのはもちろん大切です。

ただ、専門でない人に話し続けると自分の闇に巻き込んでしまう恐れもあります。(闇は伝染します)

そこで特に力になるのは、プロの知識やスキルです。

先日、私は初めてプロのカウンセリングを受けてきましたが、とても自分のためになったと思いました。

 

カウンセリングの内容は、また気分が良い時に改めて記事にしたいと思います。

 

最後は前向きに、一歩ずつ

うつの症状と闘いながら仕事をしている人は少なくないと思います。

私のように仕事の中で「できない」ことによるストレスや苦労も多いかもしれません。

 

ただ、うつになってしまった以上は現状を受け入れ、周りを頼りながら克服したいと思えました。

 

そしてまだうつの診断が出ていないけど似たような症状がある方は、早めに対処してほしいと思います。

 

私も含め少しでも多くの人が、一歩ずつでも苦労を乗り越えて良い方向に進めばと願う限りです。

「人の名前を呼べない」という繊細な悩みと向き合う。その理由や対策は?

突然ですが、人の名前が呼べないという悩みがある方はいますか?

 

おそらくこの質問を聞いた人の多くは、意味がわからないと思うかもしれません。

 

でも実際、私は名前を呼べない相手がいます。

 

これは何かの病気?

 

今まではあまり気にせず過ごしてきましたが、うつになったことを機にこの件について考えてみました。

 

 

人の名前が呼べないとは?

そもそも名前が呼べないってどういうこと?

じゃあどうやってコミュニケーションとるの?

と言いたくなりますよね。

 

名前を呼べないとは言葉の通りで、相手に何か用がある時も名前を呼ばずに過ごすのです。

「ねぇ」とか「あのさぁ」などの名前が出ない呼び方をしたり、名前を出さない言葉並びにして話をしたりします。

 

普通に名前を呼べる人からすると、そんな人本当にいるの?と疑いたくなるでしょう。

 

では、私の場合の実例を紹介していきます。

 

私の発端は小中学生の頃から

思い返せば、私は小学生の頃から名前を呼べない友達が一定数いました。

小学生低学年時はそこまででしたが、高学年になるにつれて顕著になってきました。

特に中学生はそのことで1番悩んだと記憶しています。

今の私からすると、自分はそれなりに人と関われるつもりでしたが、実は根本がコミュ障だったのかもしれません。

 

仲良い友達の名前、あだ名が呼べない

幸いにも、名前が呼べないからといっていじめや仲間外れはありませんでした。

仲良くしてくれる友達はいて、部活も楽しくやれていました。

でも、いつも遊んでいる友達の中に名前を呼んだことがない人はいました。

中でも「けんちゃん」とか「こうちゃん」とか、よくあるあだ名が苦手でした。

 

自分のことも呼べなかった

私が呼べなかったのは周りだけではないです。

中学生まで、自分のことを「俺」とも「僕」とも言えませんでした。

「俺」は調子に乗っていると思われないか、

「僕」はなよなよしく思われないかということを気にしてたのかもしれません。

 

これは高校に入ったタイミングで意識的に「俺」と言うようにしたことで改善されました。

 

特に異性の名前を呼ぶハードルが高い

友達とはまだ何とか関係を築けましたが、異性の名前を呼ぶのは特に難しかったです。

また幸いにも、小中高校と私に話しかけてくれる女子は少しいましたが、名前を呼べる女子はゼロで関係が深まりませんでした。

恥ずかしいのか照れなのかはわかりません。

この性格もあって、ちゃんと彼女ができたのは大学生になってからでした。

 

現在、妻の名前も呼べていない

大学生になって以降、一般的な恋愛や恋人ができるようにはなりました。

ただ、その時の彼女に「あんまり名前で呼ばないよね」と言われたことはあります。

 

そして色々な付き合いを経て、これまた幸いにも今の妻と結婚することができました。

 

付き合いたての頃は頑張って下の名前で呼んでみたのですが、自然となくなっていきました。

今は、全く名前を呼んでいません。

 

妻は気にしているかもしれませんが、僕に何か言ってくることはありません。

もはやそういう人だと受け入れられているのかもしれませんね。

 

名前を呼べない理由はなぜか

ここまでの話に共感できる人、ほとんどいないのではないでしょうか?

(共感できる人いたら逆に教えてほしいです)

 

では、私は何で人の名前が呼べないんだろう。

自分なりにどんな理由かを考えてみました。

 

相手や周りを気にしすぎている

まず1番の大きな理由は、相手や周りの人がどう思うかを気にしていることだと思います。

 

「○○ちゃんと呼んだら馴れ馴れしいかな」

「呼び捨てだと嫌われないかな」

「自分を俺って言うと生意気かな」

 

多分相手も周りも、どう呼ばれようかあまり気にしていないでしょう。

でも自分は周りばかり気にして不安になり、名前を呼ぶのを躊躇し続けてしまう。

そうするとどんどん初呼びのタイミングを逃し、次第に呼ぼうともしなくなるのです。

 

初めて名前を呼ぶ一瞬の違和感を嫌う

どんな人でも、関わりが浅い時に初めて名前を呼ぶと多少の違和感を覚えないでしょうか。

 

だから、「○○ちゃんって呼んでいい?」とか「周りに何で呼ばれてる?」と確認しておく人もいると思います。

 

呼ぶ側も呼ばれる側も未経験なので、最初は双方に違和感が出ても仕方ないかもしれません。

 

ただ、私の場合その一瞬の違和感がどうも気持ち悪くなります。

相手との関係性にすごく敏感なので、その違和感を嫌うため相手の名前を呼ぶことを避けがちになるのかもしれません。

 

他にも細かい理由はありますが、この2つが最も影響していると感じます。

 

名前を呼べないのは改善できる?

私は人の名前が呼べないことを何とか改善したいと思い、自分なりに色々試してみました。

 

環境が変わったタイミング(高校→大学など、自分も相手も知らない人ばかりの状況)で、意識的に自分から名前を呼んでみたり。

彼女には自分からあだ名をつけにいったり。

(○○って言っちゃおうかなー。的な)

 

ただ、自分にとって人の名前を呼べるように改善することはかなり労力がいりました。

結果的に、社会人になっても妻をはじめ名前を呼べない人はやっぱり出てきています。

マシにはなりましたが、完璧にはできません。

 

ただ、改善しようとする中で、できなくても意識したいことがありました。

 

それは、名前を呼べずとも人を想いやること。

 

気付いたら出来上がっていた、名前を呼べないという自分の性質を変えるのは難しいです。

でも、相手のことを考える気持ちがあれば、名前を呼べなくても良い関係性の構築に繋がる。

そう思えました。

 

生きづらい「名前呼べない病」

勝手に「病」と付けましたが、改めて振り返ると自分自身すごく生きづらいと感じました。

普通に名前を呼べる人は全く気にしないことに対して、色々気にして考えてしまう。

そして名前を呼べないという事実に対して、また色々と考えてしまう。

何だか堂々巡りな気もします。

 

私は今回、うつになってから自分のことを色々考えるようになりました。

ここ近年ずっと仕事も休みも充実していて、自分がうつになるとは思ってもいませんでした。

 

でも振り返ると、名前一つでこれだけ色々気にしてしまう辺り、うつになる要素を持ってたような気がしています。

 

その要素とは、繊細で相手との関係性を敏感に捉え、そして不安になる。

 

人の名前を呼べないという悩みは、HSP(繊細な人)とか不安症とかに関連していて、そこからうつや適応障害等の精神疾患に繋がりやすいのではないかと思いました。

 

正確な根拠はないので、勝手な意見程度ですが。(詳しい人いたらご教示ください)

 

それでも生きていけなくはない

名前が呼べないことに対して色々と考えてきました。

確かに生きづらいし、しんどいです。

でも、生きていくことはできます。

 

私ですら妻と結婚ができて、人並みの幸せを感じています。

学生時代の友達とは、今も付き合いがあります。

今はうつになりましたが、一時期でも仕事が楽しい、毎日充実していると思えました。

 

全て、私が名前を呼べてない人達も含めた周りのおかげ。

 

名前が呼べないからといって、人生が終わる訳ではありません。

もし仮に名前を呼べないことで、私と同じような悩みや困り事がある人がいたら−。

 

しんどいけど、おそらく大丈夫です。

周りを想いやる気持ちさえ持てば、自分を必要としてくれる人たちはきっと近くにいてくれると思います。

ZIP!で紹介された、秋山黄色さんの「サーチライト」という曲が良い

私は毎日出勤前に日テレの「ZIP!」を見ています。

 

その中に、出演者が自分の好きなものを紹介する「プレゼンZIP」というコーナーがあります。

 

水曜日は工藤阿須加さんが元気の出る歌を紹介されていて、何気に毎週楽しみにしています。

 

昨日も良い曲を紹介されていましたので、少しお話したいと思います。

 

 

紹介曲「秋山黄色/サーチライト」

昨日紹介されていたのは、秋山黄色さんの「サーチライト」という曲でした。

私はこのコーナーで初めて存在を知りました。

 

実際に歌が流れると、疾走感のある曲調や紹介されていた歌詞のフレーズが素敵で、非常に興味がわきました。

 

早速、YouTubeでリサーチ。


秋山黄色『サーチライト』

 

良い曲ですね。

 

どんな歌手なのか、気になりました。

 

秋山黄色さんとは

秋山黄色

栃木県宇都宮市出身

24歳/シンガーソングライター

作詞・作曲・編曲全てご自身で行っているようで、音楽通とは言えない私の視点でも非常にセンスを感じます。

 

活動歴は2017年〜とまだ最近に感じますが、既にドラマのタイアップ曲があるようです。

 

昨年放送されていたフジテレビ系列ドラマ「10の秘密」の主題歌でした。

 

今回紹介されたサーチライトも、土曜ナイトドラマ「先生を消す方程式。」の主題歌のようです。

 

4年程でタイアップされるのはすごいですね。

 

「サーチライト」のここが良い

まず、ZIPで紹介された歌詞を抜粋します。

 

光はいつも 人を照らす
心にだって影はできる
貴方にも私にも
あの子みたいな子供にも
弱さと生きる事は楽じゃない
強さもきっとロクなもんじゃないよ
だから悩み続けよう そんなもんだろう
もがけ僕等の足

 

このフレーズだけでも、弱さがあるのは皆一緒、悩むことやもがくことを肯定してくれる気になります。

 

特に私のように悩みもがいている人にとっては心が救われます。

 

他のフレーズにも、苦しみながらでも進んでいくんだという迷いの中の力強さを感じました。

 

メロディーは疾走感があり、ギターもかっこいい。

もがきながらでも駆け抜けていく!というような雰囲気が、非常に魅力的でした。

 

今後も更に活躍されそうな秋山黄色さんに注目していきたいと思います。

 

音楽は人をプラスにするひとつの薬

今回は初めて知った秋山黄色さんが良かったので、色々と感想を書いてみました。

 

そこで感じるのは、音楽は人を楽しい気分にさせたり、少し前向きにさせたりする力があるということです。

 

きっと私と同じように、好きになったアーティストや曲、その歌詞からプラスの影響を受けた経験がある人は多いのではないでしょうか。

 

もはや、音楽はひとつの薬かもしれません。

 

世の中には数えきれない音楽があって、それぞれが誰かに響いているんだと思います。

 

そういう意味では、今回知らなかった歌手と出会わせてくれたZIP!に感謝。

 

工藤阿須加さん良い選曲ありがとうございます。

 

月曜の朝から憂鬱だったのは、うつ病のせいではない

月曜日の朝、憂鬱でした。

また今週から仕事が始まる。

朝から苦痛で仕方ありませんでした。

 

行きたくないけど行かなきゃという葛藤の中

なんでそう思うんだろうと、ふと考えてしまいました。

 

 

 

月曜が嫌なのは鬱のせいではない

仕事に対してマイナスでしかない今の私にとって、月曜日はより苦痛に感じます。

 

仕事に行きたくない、誰にも会わず家にいたい。

 

でも、月曜から仕事が嫌なのは私が鬱だからでしょうか。

きっとみんな同じなんですよね。

 

皆嫌だ嫌だと思うこともありつつ、何とか自分を奮い立たせて働いているんだと思います。

 

苦しいのは自分だけじゃない、みんなそれぞれ多少の苦しい思いをしているはず。

 

朝、仕事が嫌だったことは私が鬱になったからという訳ではなく、皆が感じる普通の事のように思えました。

 

普通のことです。

鬱だから、自分がマイナスになっているからではないんです。

 

恵まれた環境の中、変わったのは自分

逆に、私は今まで仕事で憂鬱になることが少なかったのかもしれません。

あまり月曜日を憂鬱だと感じてきませんでした。

 

多少迷ったり落ち込んだりすることはありましたが、悲観的になることはなかったです。

 

ということは、今まで仕事に恵まれていたんだと思います。

 

色々と配慮してくれる職場

気にかけてフォローしてくれる上司

部署異動しても声をかけてくれる後輩

仕事を任せてもらえる環境

 

そのおかげで、少しでも会社のために患者のために貢献できないかと思わせてもらっていました。

 

この環境は変わってないはず。

 

変わったのは、時代の流れに伴って逼迫した医療現場という社会情勢と

自分の受け取り方です。

 

悲観的に変わった自分の受け取り方をプラスへ

自分は恵まれた環境にいる。

周りに助けてもらっている。

 

それは感じているのに、全て悲観的に捉えている自分がいる。

 

今日も、上司が声をかけてくれました。

「君が鬱になったのは僕自身に原因があるから、あまり自責しすぎない方がいい」と。

 

非常にありがたいし、嬉しい言葉です。

 

でも、心の奥底で思ってしまうんです。

「そうは言うものの僕に原因があるんでしょう」

「僕がダメな人間だと言っている気がする」

 

言葉をそのまま受け取らず、マイナス思考を脳内で働かせ、悲観的に捉えて勝手にどんどん落ちていく。

 

それがきっと鬱という症状。

 

何とかこの悲観的な受け取り方を変えて、プラスになるようにしていきたいです。

 

最後は前向きに「周りへのありがたみを」

朝から嫌だった月曜が終わりました。

今日が始まった時は憂鬱でしたが、終わってみれば1日を何とか乗り切ることができました。

 

乗り切れたのは、周りの助けがあったから。

 

頭では理解できています。

心は、まだあまりついてきてはいません。

 

また週始めに同じ感情になるかもしれません。

 

以前のようにフラットに感謝できるのは、もう少し時間がかかるかもしれません。

 

でも最高は前向きに、周りの人と環境へのありがたみを次の日へ繋げていきたいです。

【コロナうつ】交通事故に遭っても良いと思ってしまう「瞬間」の怖さ

昨日、車の運転中にヒヤッとすることがありました。

 

特にぼーっとしていた訳でなくても、車を運転していると誰もが「危なかった」と思った経験あると思います。

 

でも、私はそこで一瞬だけ思いました。

「事故に遭っても良かった」と。

 

 

 

 

事故に遭えば仕事に行かなくても良い

冷静に考えて事故が良い訳ありません。

 

相手がいれば怪我を負わせるかもしれない。

家族に迷惑も負担もかかる。

自分も車も壊れる。

 

デメリットしかないですよね、普通に考えて。

 

でも、そう思ってしまったんです。

事故に遭うデメリットは忘れて、仕事に行かないメリットと比較してしまう。

 

逆に言えば、それほど仕事に行きたくないのかと思えました。

 

やはり全てマイナスに考えてしまっています。

 

気持ちが沈んでいる「瞬間」の怖さ

鬱状態になって感じるのは、その一瞬一瞬の怖さです。

 

気分には浮き沈みがありますが、冷静でいられたり普通に考えられたりする時もあります。

 

ただ、沈んでいる時の一瞬の判断・発言・行動が物事を悪い方向へ進める原因になりやすいと思います。

 

鬱になる直前を振り返ると、普段の自分では考えられないような言動をしていました。

 

話し合いの場で感情のまま悲観的な話をしたり。

意見の食い違いがあった時、相手を責め立てるようなメールを送ったり。

 

「あいつどうしたんだ、急に」

きっと周りの人は困惑し、不快に感じたことでしょう。

 

その一瞬の出来事が、取り返せないほど周りと自分に悪影響を与えてしまいます。

 

少し考えれば、冷静であればしないようなことを「瞬間」の感情に支配される。

 

今回の事故に遭っても良いと思えた件も、まさに感情に支配された瞬間でした。

 

沈んでいる自分の状態を冷静に受け入れる

私は、鬱と診断された前後「どうしてこうなったんだろう?」と思うことが多々ありました。

 

いつの間にか状況が悪化している。

気付けば自分も追い込まれてギリギリの状態。

 

でも、わからないのも当然かもしれません。

 

全てその「瞬間」の感情によって起こっている出来事だからです。

 

鬱によって揺さぶられている「瞬間」の感情と、後で冷静に考える思考にはギャップがあるからです。

 

今私は不安定な状態で、感情が揺さぶられている時はなるべく判断・人との関わりを避ける。

 

そのような自分の状態を、冷静に受け入れたいと思えました。

 

 

最後は前向きに「安全運転を」

今この記事を書いている時は、冷静に物事を考えられています。

 

今回、最初に話した「事故に遭っても良い」と思ってしまったことにより、感情に支配された瞬間の怖さに気付けました。

 

無理矢理にでも前向きに考えるなら、感情に支配される自分を受け入れて行動していきたいと思います。

 

そして何より、安全運転を心がけたいと思います。

【コロナうつ】仕事の疲労により鬱と診断された/改善のために私がしたい2つのこと

久しぶりにブログを開きました。

 

その理由は、仕事で自分を追い込みすぎて鬱になってしまったためです。

コロナ禍の鬱なので「コロナうつ」ですね。

 

そもそも開始間もない更新頻度も少ないひよっこブログでしたが、更に放置してました。

 

ようやく色々と手につき始めたので、その経緯を書いてみようと思います。

 

 

 

「コロナうつ」に追い込まれた経緯

私は医療機関で働いています。

直接患者様を診るのでなく、医療現場の人たちが働く環境を整える仕事をしています。

 

ご存知の通り、新型コロナウイルス感染拡大は医療機関を疲弊させました。

 

私たちの医療現場も同様です。

最初の緊急事態宣言時は環境整備に必死でした。

 

マスクを始めとした医療物資の在庫は底をつきかけ、確保に奔走。

保育園の休園に伴い、出勤できない医療スタッフもいる中での人員確保。

政府が出す補助金や方針を理解するため、家でも調べ物をする日々。

他にも突発的なイレギュラー対応が多々。

ピリつく現場の雰囲気。

 

 

私は職場内の職員相談窓口も担当でした。

この環境下で職員の悩みや不安が増し、問い合わせ件数も増えました。

相談窓口なので私は聞くしかありませんが、人の闇を受け止めるのも神経がすり減ります。

 

 

その後一度は収束した時もGO TOなどで第二波が訪れた時も、常に感染疑いの患者様にはPCR検査、陽性であれば濃厚接触者の確認とPCR検査がつきまとう。

 

徐々に関係施設でのクラスター発生や陽性職員が増え、感染拡大は止まりません。

 

職場には常に追われている感覚があり、職場としても私としても追い込まれていきました。

 

 

追い込まれた人が行う2つの選択肢

私は、人が本当に追い込まれた時次のどちらかの行動を取りやすくなると思います。

 

周りを責めるか−。

自分を責めるか−。

 

いずれも危険です。

私は過度に自分を責めてしまいました。

 

「現場は疲弊しているのに支援ができてない」

「もっと自分がうまくやらないと」

「職場に迷惑をかけてしまっている」

 

そして近くに偶然、私を責める人もいました。

その人も追い込まれていたのでしょう。

 

「何で準備できてないの」

「もっとリスク想定して動いて」

「私たちは忙しいんだから」

 

この組み合わせが継続すると最悪です。

 

結果私は自分を追い込み続け、気付けば全てをマイナスに捉えるようになりました。

自分を責めきった後は、他人を責めて攻撃的になることもあり、不安定でした。

 

夜は眠れず、食事量は減り、10kg痩せました。

 

そんな私に異変を感じていた上司と妻から促されて心療科に行くと、鬱の診断書が出ました。

 

すぐに休職し投薬と休息で治療を始めました。

 

 

想定外だった鬱の苦しさ

私は、自分は鬱と無縁だと思っていました。

でも実際になって分かったのは、想像以上に苦しいということです。

 

自分が全部悪いと思える。

周りから常に責められてる気がする。

人の会話が全く理解できない。

人と関わりたくない。

好きだったことが楽しくない。

以前ならすぐできていた仕事に数時間かかる。

 

自分でも何でこうなっているか、どうすれば良いのかがわかりません。

 

頭では前向きに頑張りたいと思えるのに、後ろ向きな思考がどうしても抜けない。

このギャップが何より苦しいです。

 

苦しい中で思えた2つのしたいこと

現在は医師から復職の許可が出て、仕事に復帰できています。

職場の配慮もあり、前線に出て人と関わる仕事からデスクワーク中心の部署に一旦異動させていただきました。

 

でも不安定なのは変わりません。

朝起きて出勤するだけで必死な日もあります。

ただ、ようやく何かしようという気持ちは出たので、次の2つを実施しようと思います。

 

このブログで心境を綴る 〜吐き出す〜

私がこうなった原因の1つに、誰にも吐けなかったことがあります。

自分の相談窓口もどこかにあれば、もう少し症状を緩和できていたかもしれません。

案外、心の中を文字にすると気楽になります。

誰にも読まれてなくても、自分の中の闇を抜くために素直な心境を綴りたいと思います。

 

資格勉強をする 〜人以外の何かに集中〜

今の私では、これまでのように誰かと打ち合わせをしたり、大勢の前で話したり、誰かの悩みを聞くことは難しいです。

とにかく人と向き合うことを極力減らしたい。

でも、何かしないと自分が本当に価値のない人間に思えて仕方なくなります。

そこで資格勉強に向き合い、周りを見ないことで気を紛らわせたいと思います。

 

 

 

私自身、ここ一年は本当に苦しみました。

でも、誰かが悪い訳ではないと思います。

コロナの影響で皆が抱えた不安やストレス、弱さがたまたま重なったんだと思います。

 

ということは、コロナが悪いんです。

 

やっとここまで考えられるようになりました。

上で出した2つがどこまでできるかわかりませんが、ここをスタートラインにして徐々に上向いていきたいです。

 

まとまりのない文章ですみません。

「自己責任」のコロナ感染者でも責任を持って診察する医療現場の誇り

今年も新年度が始まりました。

 

例年と違い、現在は新型コロナウイルスによって世界中が落ち着かない状況です。

医療機関で働く個人としても仕事が忙しく落ち着きません。

 

こういう大きな出来事があると、人々の価値観に変化が起こりやすくなります。

 

その中で今私が今感じていることについて少し書いてみたいと思います。

 

 

 

新型コロナウイルスによる経済、仕事への不安

新型コロナウイルスは、日本国内でも様々な影響が出ています。

・外出の自粛、経済の停滞

・東京五輪を始めとしたイベントの中止

・企業の経営苦、倒産、休業

・有名人の相次ぐ感染やアベノマスク

・その他いろいろ…

 

7都市に緊急事態宣言が出されました。

外出自粛や自宅待機、テレワークなどにより、人々が外に出て消費活動をする機会が減少しました。

 

国民のできることは限られてくるので、消費に偏りが見えます。

それぞれの業界で生産中止や休業など、事業活動が停滞せざるを得ない状況でもあります。

 

労働者にとっても仕事が減る、売上が減る、給料が減る可能性は高いです。

事業の存続すら危うい人もいます。

働くことへの不安もたくさんあるでしょう。

 

今まで通り当たり前に仕事ができるような状況ではありません。

 

「人のために」多忙な医療業界への誇り

私が働くのは医療業界です。

この状況だからこそ忙しく、例年と比べて毎日残業ばかりです。

 

私は、医療の最前線で働く方々と肩を並べながら必要備品の確保や行政とのやりとり、職員の子供の一時保育対応など、イレギュラー業務と通常業務に追われています。

正直疲れが取れませんが、気持ちはそこまで苦痛ではありません。

必死で働く医療従事者を前に弱音は吐けません。

 

改めて感じるのは、特に医療は社会になくてはならない仕事であるということ。(他の仕事ももちろんそうですが)

 

その中でも最前線で患者対応をする医師や看護師、コメディカルの方々には敬意を表します。

 

自分も感染のリスクがある中、感染しているかもしれない患者を優しく丁寧に対応する。

医療従事者は使命感で働いていると感じます。

 

震災の時に自衛隊の方々が必死になって人命救助にあたったのと同じです。

 

「患者さまの治療のために」働く医療現場の方々から仕事への誇りを感じるからこそ、私もこの状況を何とかしたいと考えています。

 

 

無責任な感染者の健康責任は結局医療機関に来る

日本人は、海外と比べて危機感がないと言われています。

外出自粛の中、自分の意思で外に出て仮に新型コロナに感染したとしても、自己責任だと言われています。

 

当然感染は自分の責任ではありますが、自分で責任を持って自分を診察・治療をできる人はどれぐらいいるでしょうか。

 

きっとほとんどの方が、感染した後必ず医療機関にかかると思います。

自己責任で感染した人の治療は、結局医療従事者の責任になります。

 

今は世界全体が我慢の時です。

年代は関係ありません。

 

自分と家族と社会の健康を守るために、自粛要請を守って責任ある行動をしてほしいです。

 

 

政府は国民のための早急な判断を

ここ最近はニュースや新聞・ネット記事でも、新型コロナウイルスの話ばかりです。

特に政府の対応については賛否両論ですが、どちらかというと否定的な意見が多く見えます。

 

世界中が混乱に陥る中で、日本政府は国民のために何をすべきか。

 

給付金の受給資格者を差別化して良いのか。

マスク2枚で国民の不安は消えるのか。

感染拡大しないためにどう指示を出すべきか。

今生活できなくなりそうな人をどう救うのか。

日本経済が上向くためには。

 

誰が良い悪いはどうでも良いです。

日本と国民のために何が1番良いかを考えて実行できる、使命感と責任ある方々に政治をしてほしいと願います。

 

あまり期待はしていませんが。

一刻も早く世界が落ち着くよう、今できることをしっかりやっていきたいと感じました。

医療機関で働く震災未経験者が感じたこと【3.11】

ありがたいことに、私は最近仕事が非常に忙しくて充実した日々を送っています。

そんな日常を送る中で、ふと感じることが増える日がきました。

 

3月11日。東日本大震災。

 

きっと多くの人にとって忘れられない日だと思います。

私は震災未経験者ですが、少し考えていたこと感じたことをお伝えしたいと思います。

 

震災未経験者には未知な被災者の心

未曾有の大災害となった東日本大震災から9年経ちました。

 

2万人近い犠牲者と、未だに発見されない行方不明者。

仮設住宅での生活を余儀なくされている人たち。

 

今でも多くの人が辛さや悲しみ、不自由な生活を送られていると思います。

 

私は震災当時まだ若手社会人で、仕事に一生懸命な時期でした。(今もですが)

仙台支店は営業停止になりましたが、直接被害にあうことはなかったので、正直別世界での出来事のように感じていました。

 

もちろん悲しい気持ちにはなりますが、被災者の心の想像ができないのが本音です。

 

気分が悪い方がいたら申し訳ありません。

 

被災地勤務医師から感じた危機感

この9年の間に私は転職し、今は医療関係の職場で働いています。

 

そこから、震災を体験した医療従事者と接する機会がありました。

 

とあるドクターは、震災当時に東北の病院で勤務をしていました。

その方は当時を多く語りませんが、東北地方の医療機関は大混乱だったそうです。

そこで体感した人々の恐怖・不安・疲弊・負の感情は、きっと表現できないのでしょう。

 

色々な理由があって東北から引っ越し、今一緒に働く機会がありました。

 

社会的に災害対策意識が高まる中、医療機関も災害にどう備えるかを常に考えています。

そのドクターの取り組みを通して、私はどこか冷静な危機感が読み取れました。

 

災害が発生した時の混乱から、患者様を救う。

 

それを考えた時、病院単体の収益は関係ない。

人材も医療器具も薬品も、どうすれば有効活用できるのか。

施設を跨いで、その地域にある医療機関がどう連携を取るか。

 

地域や他の医療関係者を巻き込みながら議論をリードするそのドクターからは、真剣という言葉では足りない危機感を覚えました。

 

医療従事者の使命とでも言うべきでしょうか。

震災を経験していない私にも、非常に伝わるものでした。

 

震災未経験者は何かを感じ取って行動する

そもそも医療現場は、思っている以上にシビアな場所です。

 

命に関わる緊迫した場面のプレッシャー。

失敗が許されないから厳しくもなる。

人材不足の影響が強いので、お金を出してでも人を雇わなければ回らない。

国の動きに合わせて考える対応がたくさん。

 

それでも、そんな厳しい状況で働く医療従事者がいなければ私たちの健康は守れません。

改めて社会に不可欠な仕事と思います。

 

特に震災などの一大事には、医療は身を呈して人のために働く必要がある職種の1つです。

 

被災地勤務を経験した医師の働きぶりを通して思う、震災未経験者の私たちができることは。

 

経験者から何かを感じ取り、その人たちと一緒に安心できる社会を創ることかもしれません。

 

患者も医療従事者も安心できる環境を

テレビやニュースなどで、震災経験者が共通して口にする「当たり前が幸せ」という言葉を重く感じます。

 

現在は、新型コロナウイルスという震災とは別の恐怖が世界中を陥れています。

 

今まで当たり前に手に入っていたマスクや消毒液などの日用品不足。

当然、医療現場にも影響が出ています。

優先確保施設として提供はされるので完全に不足している訳ではありません。

 

ただコロナウイルス以外の感染症も懸念される中、ディスポーザブル(使い捨て)が日常の医療機関において日用品不足は不安要素です。

 

誰もが安心して医療を受けるために。

医療従事者も安心して仕事ができる環境が少しでも早く整って欲しいと思います。

 

何かまとまらない記事でした。

コンフリクトマネジメントを仕事に活かす!対立を組織の成長に繋げるには

組織には様々な価値観を持った人が共存しています。

特に仕事の多様化が激しい現代において、改めて意識すべきなのが「コンフリクトマネジメント」です。

 

それはなぜか、考えてみましょう。

 

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コンフリクトマネジメントとは

まずコンフリクト(conflict)とは「意見や価値観の衝突・対立」という意味です。

組織の規模に関わらず、異なる価値観を持った人が集団行動を取れば必ず衝突や対立が出てきます。

 

人の衝突や対立は、本来であれば問題となる行動です。

そして完全になくなることはありません。

 

それならば人の衝突や対立を意図的に活用し、組織の発展や成長に繋げようとすることが「コンフリクトマネジメント」です。

 

人がコンフリクトした時にとる行動

人間関係での確執や部署間の対立など、組織で働く中には色んなコンフリクトがあります。

ただ、コンフリクトが発生した時に人がとる行動は主に次の5パターンと言われています。

自分や周りの人が対立した時の行動を思い出しながら読んでみてください。

 

強制

考えが違う相手に対して、相手の意見を聞かずに自分の意見を押し通し強行する選択です。

自分を貫くことは物事を進めるパワーになるものの、周りの反感を買いやすくなります。

 

受容

考えが違う相手を受け入れ、自分よりも相手の考えを優先して行動する選択です。

強制的な相手に対してその場を丸く収めることはできますが、自分の意見を押し殺すため決してwin-winにはならないでしょう。

 

妥協

考えが違う相手に対して、納得できる範囲で意見を受け入れる選択です。

周りとの関係性を保つために譲れるポイントを探すのは大切な行動です。

ただあくまで譲っているので、妥協した意見しか通っていないことになります。

 

回避

考えが違う相手を避け、対立状態のまま放置する選択です。

相手の意見も聞かず自分の意見も出さず、ただ結論を放棄する行動は何も解決できません。

いわゆる逃げです。

 

協調

考えが違う相手の意見を聞いた上で、自分の意見も出しつつ双方に良い方法を探す選択です。

譲り合うのではなく、異なる意見を互いに通すための前向きな合致点を見つけるのです。

時には全く新しい意見に落ち着くなど、双方に最適な結論を導き出すことが目的となります。

 

状況や相手によって対応を変えることもあると思いますが、皆さんは対立した時どんな行動をしているでしょうか?

 

最近起こった対立と、そこで自分と相手が取った行動を具体化すると理解しやすいでしょう。

 

コンフリクトマネジメントで目指す姿

組織で対立した時、そのどちらかか双方に不利益が出ることが多いです。

その不利益をなるべくなくすだけでなく、互いの意見を活用して利益にすることがコンフリクトマネジメントの目指す姿です。

 

上記5つの行動パターンの中で言うと、間違いなく「協調」です。

 

考え方の違う相手とは「VS(バーサス)」状態になりがちですが、それを避けるべきなのです。

 

VS状態からは、「ゼロ・サム」(片方が勝ち片方が必ず負ける)の関係しか生まれません。

そうではなく、対立した時こそ「win-win」(共に勝てる方法)を目指していくべきです。

 

 

最も理解すべきは管理職

このコンフリクトマネジメントを最も理解すべきは管理職です。

よく管理職研修に取り入れられるテーマなので、世間的にもそういう認識が強いでしょう。

 

なぜ管理職なのか、理由は主に2つです。

 

組織の対立は立場上管理職が原因となりやすい

管理職が理解していれば部下の対立を防げる

 

特に管理職同士が対立すると、その部下も対立したりやりにくさを感じたりなどの悪影響が大きくなります。

 

もちろん個々でも誰かと対立した時を活かせるかどうかは大切です

ただ、組織全体が前向きに働く環境は、管理職が対立を活かせるかどうかにかかっています。

 

コンフリクトした相手と協調するために

どんな組織でも起こる対立を組織の成長に活かすためには、協調する行動が必要です。

協調するためには「感情の対立」を避けることが1番大切です。

では、どう意識すべきでしょうか。

 

「自分の考えが絶対正しい」と思わない

対立は「自分の考えが絶対正しい」と思った時に起こります。

ただ、絶対に正しいと言い切れることはほぼありません。(盗みや犯罪が絶対ダメなどは別として)

「自分はこれが正しいと思うけど周りはどうだろう」くらいの気持ちの余裕が、本当に正しい方法に導いてくれます。

 

違う意見の相手からは具体策を聞く

対立が起こる時は、自分と相手から2つの意見が出ているということです。

この対立は立場や状況の違いから生まれます。

そこで意見が違う相手に「もしあなたが私の立場ならどうするか」を聞くのです。

ここでは相手を責め立てるのではなく「参考までに教えてほしい」くらいの余裕が必要です。

 

現場と営業や本部機能が対立することはよくありますよね。

私はよく「参考までに現場は具体的にどうして欲しいか」を聞きます。

 

良いと思った考えは受け入れる

自分が正しいと思っていたものの、意外と反対意見が的を射ていることもあります。

その時は素直に受け入れましょう。

例え嫌いな相手だったとしても、意見だけを見て良いものを受け入れる姿勢は大切です。

 

感情的にならず、否定は同意と根拠で

相手と意見が対立すると、頭ごなしに否定したくなります。

特に感情的になると余計に。

でも、なぜ否定するのかという根拠をしっかり伝えることは大切です。

「あなたの意見は一理ありますよね(同意)。でも、こういう理屈から辞めた方が良いと思います(根拠)。」

否定意見を認めていく姿勢も大切です。

 

議論のゴールを共有する

対立が起こると、何に向かって議論しているかわからなくなります。

特に白熱したり感情的対立になったりすると、相手を負かすことが目的になりがちです。

そこで一歩引いて、客観的に何の目的で議論しているかということに話を戻すのが大切です。

ゴールを決める必要性は、対立時だけではありません。

 

 

対立を協調に変える組織が強い

近年、時代の変化と共に価値観の違いを強く感じます。

 

「最近の若者は〜」という管理職。

「老害は時代遅れ〜」という若手社員。

生きてきた時代が違うから当然です。

 

「現場のことを何もわからないくせに」という人も、現場しか知らないのかもしれない。

立場が違うから当然です。

 

大切なのは、当然起こる対立で敵対せずに、どうすれば1番良いかを双方が協調して考えることです。

 

コンフリクトマネジメントをどうすれば実践できるか、一度考えてみてください。

 

 

セレンディピティの意味を知って仕事に活かす!自分で幸運を掴むスキルとは

みなさん、セレンディピティという言葉の意味をご存知ですか。

 

簡単に言うと「探していたものとは別の価値を見つけること」であり、「偶然をきっかけに幸運を掴み取ること」と言われています。

 

言葉の通り「幸運」は単なる偶然と思われがちですが、それだけではありません。

 

「幸運」を掴むのはスキルです。

 

もちろんビジネスで成功している人は、幸運を逃さず掴み取るスキルがあります。

 

どんなスキルなのか、一度考えてみましょう。

 

 

 

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セレンディピティとは

セレンディピティの意味は、冒頭に説明した通りした通り「偶然をきっかけに幸運を掴み取ること」です。

語源に関しては、イギリスの政治家だったホレス・ウォルポールが1754年に生み出した造語であるそうです。

考え方は「セレンディップの3人の王子」という童話から得たものでした。

 

セレンディピティの具体例

セレンディピティの例を挙げてみましょう。

 

付録が欲しくて買った雑誌を何気なく読んでいると、とてもお洒落な青いコートを見つけた。

前から青のコートが欲しいと思っていたので、商品を調べてすぐに購入した。

お気に入りの服が買えて、満足した気分になった。

 

雑誌を買った目的は付録ですが、たまたま読んでいたら欲しいと思っていた青いコートの発見・購入に繋がったのです。

 

まさにセレンディピティの典型例ですね。

 

セレンディピティのスキルに必要な基本要素

では、セレンディピティのスキルを高めるにはどうすれば良いでしょうか。

まず前提となる2つの基本要素を紹介します。

 

自分の欲求を常に頭に置く

幸運を掴み取るには、まず自分にとって何が幸運かを知らなければなりません。

 

幸運とは「嬉しいこと」「悩みを解決すること」など、今の自分が上向くことです。

つまり「幸運=自分が良くなること」です。

そのための欲求を常に考えておくのが大切です。

 

先ほどの雑誌の例なら、「青いコートが欲しい」という欲求があると理解していないと、いくら青いコートの情報があっても無意味です。

 

逆に言えば、コートの他に「白い靴も欲しい」「あの映画のレビューを知りたい」という欲求があった場合、もし全てその雑誌に載っていたら付録+3の幸運が訪れるわけですよね。

 

自分が上向くための欲求をいつも用意しておくことが、幸運を掴む全ての始まりです。

 

欲求を満たす具体的方法を確立する

自分の頭の中に欲求があるなら、それを満たすための具体的な方法を確立することです。

 

例えば、先ほどの青いコートの場合。

自分が求めているのは、具体的にどんな青いコートなのかをはっきりさせます。

 

仮に濃い青のロングコートが欲しいとします。

 

具体的であれば、脳は勝手に日常の情報の中から「濃い青のロングコート」を見つけようとします。

テレビでもネットでも通りすがりの人でもウィンドウショッピングでも。

自分から探すこともできますし、不意に得た情報から気づくこともできます。

 

後は「濃い青のロングコート」を買う行動ができれば、自分の満足度は上がりますよね。

 

偶然に思える幸運は、自分の欲求と具体策があれば必然的に探しに行くことになるのです。

 

基本要素を満たした後は行動するのみ

セレンディピティのスキルを高めるには

「自分の欲求を常に考える」

「欲求を満たす具体的方法を確立しておく」

この2つが基本要素として必要です。

これさえあれば、後は行動するのみです。

 

前向きに何でも経験してみる

「こんなのやっても意味あるのかな」と思うことは世の中に沢山あると思います。

でも、自分の頭に欲求がたくさんあれば、経験が増えれば増えるほど欲求を満たす方法を見つける可能性が高まります。

欲求を満たすカギは、経験にあるためです。

経験は財産です。

 

自分の欲求を口にしてみる

自分の欲求を満たす方法は、他人が知っていることもあります。

「俺、青のコートが欲しいんだよね」と周りに発信してみると、「このブランドのコートかっこよかったよ」という情報を持ってきてくれるかもしれません。

 

欲求ばかり言っているとウザがられるかもしれませんが、発信しておいて損はないです。

 

 

仕事の中でもセレンディピティを活かす

セレンディピティのスキルは、日常だけでなく仕事でも発揮したいですよね。

特に仕事はマイナスな感情が溜まりやすいので、その中から幸運を掴み取るスキルがあるとより良い働き方ができるはずです。

 

そのためには、仕事でも「◯◯したい」という欲求を考えておくことが大切です。

 

・仕方なく参加した懇親会に話してみたかった他部署の人が来ていて、仲良くなれた。

【欲求】他部署の人と連携をとりたい

 

・嫌な上司から指導されて落ち込んだが、自分が改善すべき箇所がわかって成長できた

【欲求】自分が成長したい

 

・たまたま応援に行った他部署のイベントが楽しくて、自分のやりたい仕事がわかった

【欲求】やりたい仕事を見つけたい

 

希望していなかった業務や人間関係から、自分の欲求が満たされた経験がある人も少なくはないと思います。

 

自分の欲求を知り、経験で満たす

生活の中には、意図していない出来事がたくさん起こります。

その偶然がきっかけで自分の欲求が満たされることはあると思います。

 

しかし自分の欲求が理解できていれば、偶然の経験から幸運を見つけることができます。

 

自分の欲求を知り、それを偶然の経験で満たす。

 

セレンディピティのスキルを仕事にも日常にも活かすことが、より良い生活に繋がるでしょう。

部下や後輩のモチベーションを上げる2つの方法!「聴く力」+「具体策実現」

みなさんは社員の、特に部下や後輩のモチベーションが低いことに悩んだ経験はないですか。

 

私も最近後輩が退職を考えていて、説得やモチベーションアップに頭を悩ませました。

 

その後輩に対して行ったのは、とにかく「話を聴く」「具体策を実現する」ことでした。

結果的に、今その後輩は少しやる気を出して仕事に取り組むよう変わってきました。

 

今回は「聴き方」で人のモチベーションを上げる方法と、更に大切な「後の具体的行動」についてお話したいと思います。

 

ちなみに、こちらの記事で私と後輩とのエピソードを記載しています。

 

 

www.jinjiro460.com

 

ご参考までに。

 

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話を聴く前に意識すべき心構え

いきなりのアドバイスや助言は逆効果

正直、仕事のモチベーションが低い人に対してアドバイスや助言をしたくなりませんか?

 

「もっと前向きに頑張らないと」

「お金もらってるんだしちゃんと働くべき」

「君のためを思って言っているんだ」

「俺の時はこうだった」

 

などなど。

 

でも、いくら正論でもいきなりは逆効果です。

それは「その人がどういう考え方で仕事をしているか」がわからないからです。

 

たいして関係ができてない人から正論を言われたとしても、相手は受け入れてくれません。

むしろ相手から見て嫌な人だったら、何を言われても嫌になります。

 

仕事や周囲に対してマイナスに考えている人は、いきなり聴く耳を持ってはくれません。

 

信頼関係を築くために聴き役

人に話を聞いてもらうには信頼関係が必要です。

ここで言う信頼関係とは「何でも言って良いんだ」と思ってもらうことです。

 

ただ話を聞くだけでもストレス発散にはなりますが、本当にその人が何を考えているかを聴くという姿勢が大切です。

 

そこには立場や年齢は関係ありません。

 

相手に聴く耳がないと仮定して、まず自分が話を聴く役になることが必要です。

 

それが、後々の信頼関係構築に繋がります。

 

なぜ話を聴くことが大切なのか

その人自身の悩みや考え方が理解できる

部下を持つ人に質問です。

 

「今部下が何に悩んでいるか細かく答えられる人はいますか?」

「部下がどんな理由で何の仕事に関わりたいかを知っていますか?」

 

答えられる上司はどれくらいいるでしょうか。

 

もし表面的なことしかわからなければ、もう少し話を聴いても良いかもしれません。

 

話を聴くことが大切なのは、その人にしかない悩みや考え方が理解できるからです。

 

後輩への教育や指導は、相手への理解がないと始まらない時代になりつつあります。

仕事だからとりあえずやれ!は通用しません。

 

信頼関係が構築できる聴き方のポイント

話を遮らず全部聴く

話を聴くと、当然違う価値観に触れます。

そこでつい「いや〜、でも〜、それは〜」と反論しがちになります。(私がそうです笑)

 

でもそこでグッとこらえて、話を遮らず最後まで聴くべきです。

 

私の場合「自分の誕生日に仕事の予定が入るのが嫌」と後輩に言われました。

正直、「いや仕事なんだから我慢しなさいよ。」と反論したくなったのを覚えています。

 

でも、そこで反論するより「自分の誕生日はプライベートの予定入れたいよね」と一旦受け入れるのです。

 

話の途中で意見を挟んでくる人に信頼関係は生まれません。

 

考え方や価値観の理由を聴く

話を全部聴いたとしても、そこから持論を語ってしまっては結局聴いていないのと同じです。

相手の考え方や価値観を知ったら、それを受け入れた後に理由を聴くことが大切です。

 

人は、話を聴いて受け入れてくれる人には自己開示しやすくなります。

 

先程の「自分の誕生日に仕事の予定があるのが嫌」という人には「何で誕生日に仕事の予定が入るのが嫌なのか」を聴くのです。

 

理由を聴くことで、誕生日を大切にしたいという考えを理解するのです。

 

ちなみに私の後輩の場合は「恋人とあまり会えないから誕生日くらいは一緒に過ごしたい」ということでした。

 

バースデー休暇を取り入れている企業もあるくらいなので、そういう価値観への理解は今の時代何も不自然ではありません。

 

聴いた後に重要な行動ポイント

人の話を聴くことが大切なのは、きっと多くの人が理解しているでしょう。

ただそれ以上に重要なのはその後の行動です。

 

助言ではなく具体策を一緒に考える

後輩の話が聴けたら、その時点で価値観や悩みは理解できます。

その後に行うのは、助言ではなく具体策を一緒に考えていくことです。

 

助言は結局自分の経験によるものです。

それよりも、せっかく話を聴けたのであれば相手の状況に応じた具体策を考えるべきです。

 

先程の「誕生日に仕事が入ってほしくない」と思う人がいるのなら、

「どうすれば誕生日に仕事を入れず休むことができるか」という具体策を考えるのです。

 

何か1つだけ叶えてあげる

具体策を考えてみたものの、なかなか実現できないこともあります。

どうしてもやらなければならない仕事、周りの目、自分の主張のし辛さ。

 

特に若手世代は、自分の要望があったとしてもそれを発信できずに不満を抱えたまま働いている人は多いと思います。

 

そこで、その人の要望を何か1つだけ叶えるために協力してあげるのです。

 

もちろん仕事に支障が出ないよう、代替案や日程調整、関係者への根回し等は必要です。

 

自分の理想を自分で作る力を見せる

ここで重要なのは、要望を叶えるのは部下や後輩を甘やかすためではないということです。

自分の要望は、行動することで叶えられるという姿勢を見せるのです。

 

自分が誕生日に仕事を入れたくなければ、仕事を問題なく進めつつ休むにはどうすべきか。

どうやって嫌味なく周りに伝えたら良いか。

他の仕事を高い精度でこなし、自分の主張を通しやすくする状況を作るのも1つです。

 

自分の理想を自分で作るために考えて行動ができるようになれば、その人の人生において大きなメリットとなるでしょう。

 

 

モチベーションアップのために必要な変化とは

理想の働き方が叶えば仕事に目が向く

仕事のモチベーションが上がらないのは、何かしら不満があるからです。

不満があるということは理想もあるはずです。

 

部下や後輩は、きっとその理想の叶え方がわからずに愚痴や不満を漏らして解消しようとているのでしょう。

 

もちろん仕事なので全部理想が叶うわけありません。

 

ただ、その不満が少しでも理想に近づけば、仕事に目を向ける余裕も増えてくるでしょう。

 

自分で考えて改善行動ができる

仕事を前向きに捉えてもらうためには、その人自身が中身から変わる必要があります。

 

でも、人が変わるためにはアドバイスや指導を繰り返すだけでは足りません。

 

本人が自分から考えて行動した時に、初めて大きな変化が現れるのです。

 

そのために私達ができることは何か。

 

・相手の話を聴き、受け入れ、理解する

・具体的な行動を一緒に考え実行する

・自分の理想を叶える姿を見せる

・自発的に考えるヒントを与え続ける

 

部下や後輩が望む働き方を理解し、それを自分で叶えられる力を付けるよう支援するのです。

 

自分の周りの環境が良くなっていく実感を与えることが、仕事へのモチベーションアップに繋がるでしょう。

 

後輩の前向きな変化が上司の喜び

人の育成には時間がかかります。

すぐに前向きになることはありません。

特に最近は世代間による価値観の違いが大きく、世代ごとの相互理解が難しく感じます。

その中で若手は立場的に弱くなりがちです。

 

いつの時代も人材育成は試行錯誤です。

今回例に挙げた手法が全く通じない相手もいるはずです。

 

でも、苦労しながらでも向き合ってきた相手が少しでも前向きになったり成長した姿が見れたりすると、本当に嬉しいと感じます。

 

子供が初めて歩いた時の喜びと同じ感覚です。

 

部下や後輩が自分の足で社会という荒波を歩いていけるために。

 

地道に相手と向き合い、モチベーションを上げることが上司側のモチベーションアップになることが最高の状態かもしれません。

「自分の変化」が人生の成功に繋がる!活躍する人の自分を変える方法5選

皆さんは、変えたくない自分の価値観や考え方はありますか?

誰でも自分の意思を大事にしたい気持ちはわかります。

ただ、自分の意思を適切に変化させる人の方が仕事でも人生でも成功すると思います。

 

今回は、自分を変化させることの大切さについて一度考えてみましょう。

 

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ダーウィンの進化論からみる変化の強さ

イギリスの生物学者である、チャールズ・ロバート・ダーウィンをご存知でしょうか。

自然選択説や進化論で世界的に有名な人物なので、名前を聞いたことはあると思います。

そのダーウィンはこんな名言を残しています。

 

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。」

 

ダーウィンは自然界や生物学的な視点からこの発言をしたのだと思います。

 

明らかに強そうなのに絶滅した動物もいます。

逆に力では強そうな動物に到底敵わない人間が、今世界の中心となるほど繁栄しています。

それは、きっと人間がその時の環境に合わせて変化してきたからでしょう。

(ある意味最も賢いとも言えますが。)

 

このダーウィンの名言は、現在の社会にも非常に当てはまると思います。

 

今強い企業も、今最高とされている技術も、5年後10年後に通用するかはわかりません。

社会の変化に合わせていかなければ、会社の成長も個人の成功も叶わないでしょう。

 

イチロー選手は自分を変化させてメジャー記録を樹立

2019年に引退した元メジャーリーガーのイチロー選手は、自分のスタイルを変化させて成功した1人でしょう。

日本のプロ野球時代のイチロー選手は、7年連続首位打者という偉業を成し遂げました。

その背景には「振り子打法」という独自の打撃スタイルがありました。

 

しかしメジャーリーグに挑戦する際、確立した自分の打撃スタイルを変化させたのです。

それまで超一流の結果を出していた日本とは違う環境の、メジャーリーグに適応するために。

 

そして1年目から新人王やメジャー記録の安打数を残すなど、誰もが知っている活躍に繋がったのでしょう。

 

変化とは1番面倒くさい挑戦

では、私たちの日常はどうでしょうか。

過去の偉人や世界的スポーツ選手の事例だけでなく、一般人の私たちも変化が必要な時はありませんか。

 

「今の若者はゆるい!俺らの時は厳しかったからもっと厳しく指導するべきだ!」と言い続ける人は、今の社会では古いと思われますよね。

 

「こんな給料じゃ本気で働こうと思わない!高い給料くれるならちゃんと働くのに!」と言って何も努力しない人は、きっと給料が上がることはないです。

 

実際にこういう主張を曲げない人はいます。

それはおそらく、できれば誰もが変わりたくないからです。

今までのやり方を続ける方が楽だからです。

自分を変えるということは、1番面倒な挑戦と言っても良いかもしれません。

 

自分を曲げない人に起こる弊害

視野が狭くなる

自分が絶対に正しい!こうするべき!という人は、その視点でしか物事を判断できません。

もっと最適な方法があるかもしれないのに、周りにある客観的な良い意見もシャットアウトしてしまうのです。

視野が狭くなることで、結果的に自分の成長や成功を逃してしまう可能性もあります。

 

環境の変化に取り残される

社会環境は時代と共に変化します。

自分を曲げない人は、仮にその時成功したとしても徐々に社会の変化によるズレが生じます

自分を変化させることでそのズレを修正しないと、過去の環境に取り残されてしまいます。

 

敵が増える

社会の中で何かしら行動する時は、必ず周りの誰かと関わることがほとんどです。

そこで自分を貫き続けるということは、相手の話を聞かないということにもなります。

そうすると、周りにどんどん敵が増えます。

 

どれだけ物事を前に進める力があっても、同僚や顧客などの周りがついて来なければむしろ後退させていると言えるでしょう。

 

 

活躍する人の変化術5選

自分と周りを良くする目的はブレない

全ての活動の目的は何かを良くすることです。

 

会社の利益になる。

顧客が満足する。

従業員が働きやすくなる。

自分が楽しめる。

 

どれかに特化しすぎず、全ての視点から1番良い方法を探すことです。

価値観も行動も発言も、手法にすぎません。

目的はブレずに手法をいくらでも変化させられる人こそが活躍できるでしょう。

 

他者意見と自分の考えをフラットに

周りからの色んな意見やアドバイス、考え方に触れることは多いと思いますが、そこで自分と合わない人たちは「違う」と拒否したくなります。

でも、拒否した中に問題を解決に導くヒントが隠れているかもしれません

違う意見や嫌いな人を感情的に拒否するのではなく、一度フラットにして「何が自分のためになるのか」を考えるのです。

 

問題の原因を他責から自責に変える

人が変化すべきタイミングは、だいたいうまくいかない時です。

失敗が続く、関係性が悪い、やる気が出ない。。全ては今まで経緯のどこかに問題となる原因があります。

 

「失敗するのは教え方が悪い」

「関係性が悪いのはアイツが変わらないから」

「やる気が出ないのは給料が低いから」

 

と他責的になるのではなく、

 

「今うまくいかないのはなぜだろう」

「自分がどうすればうまくいくだろう」

 

と自責的に捉えれば、自分でどれだけでも環境を変えられます。

 

考え方は前向きに変える

自分を曲げない人は、基本的に物事を後ろ向きに捉える傾向があります。

変わることに不安を感じたり、自分から変わることを負けだと思ったり、面倒だったり。。

 

でも、変化することは成長です。

変化自体というより、理想に向けての手法を探して実践することが成長です。

結果的に変えなかったとしても、実践した経験で新しい自分の引き出しが増えます。

変化を喜んで受け入れ、楽しめるくらい前向きに考えれば何でも乗り越えられるでしょう。

 

行動は具体的に変える

「よし、自分変わろう」と意気込んだとしても、頑張るという漠然とした意識だけではなかなか難しいです。

意識はもちろんのこと、具体的な何かを変化させることで半強制的に行動も変化します。

 

関係性が良くない人がいたら、自分から挨拶をしてみたり、本来メールで済むことを直接会いに行ってみたり。

 

行動を具体的に変えることが、自分の変化に直結するのです。

 

 

いくつになっても変化できる人が成功する

歳を重ねた人は、自分の考えが確立されているから変わるのは難しいと言われます。

しかし、確立された過去の手法にとらわれすぎず、いくつになっても自分から変わろうとすれば人は変化できます。

 

逆に言えば、いくつになっても変化し続けなければならないということです。

 

周りも自分も良くなるために。

自分の軸を作るなら、いくつも持っておいて柔軟に変えていく。

 

どの世代でも、変化を続けることが成功への道なのです。

 

 

過去記事のリライトがブログ価値を高める!検索上位を目指す初心者にも効果的な方法

ブログを始めてしばらくすると、ふと「このままの運営でいいのかな?」と感じませんか?

 

アクセスもたいして増えず、むしろなんか減ってきている。。?

 

色々と調べてみた結果、50記事を超えた辺りから「過去記事の修正(リライト)」が大切ということでした。

 

「本当かなー?よし、50記事超えたし実践してみよう!」

 

ということで、初心者の私は色んなサイトを調べながらリライトの方法を集めました。

今回はその紹介と、実際に自分が行うリライトについてお伝えします。

 

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過去記事を修正した方が良い理由

質の悪い記事はGoogleの評価が低い

ブログを始めて間もない頃は「とにかくたくさん書こう」と勢いだけで突っ走ってきました。

記事数増加が目的で、何となく書いた内容でも1記事とカウントして達成感を得ていました。

 

まあ誰も見ていないし、別に変な記事があっても良いだろうと思っていました。

 

でも、見てる方がいたんですね。

それはGoogle先生です。

 

Googleがサイトを評価する際に、記事の内容や文章、分かりやすさ、視認性の高さなどが大きく影響してくるようです。

 

なので、質の悪い記事があると思った以上にマイナス評価に繋がってしまうようです。

 

質の悪い記事達が検索順位を下げる

「質の悪い記事が思った以上に低評価に繋がる」と色んなブロガーの方から聞いた私は、自分の過去記事を見に行ってみました。

 

そして…あまりのクオリティの低さに驚愕。

 

記事の書き方以前の問題レベルでした。

 

こんな悪記事を乱立しているサイトを、Google先生が評価してくれる訳がない。笑

 

評価が低いと当然検索順位も下がりますよね。

 

様々なSEO対策の方法が出回っていますが、まずは質の悪い記事を減らすことも長期的に見て大切だと感じました。

 

記事が低レベルすぎて内容が伝わらないのはマズイ

過去記事を見返して1番感じたのは、「読者に伝わらないのはマズイ」ということです。

 

タイトルも適当、見出しも目次もない、文章は雑、結論がズレてる…恥ずかしい限りです。

 

どれだけ良い内容でも、強い想いがあったとしても、伝わらなければ意味がありません。

 

そもそも、初心者が低レベルな記事しか書けないのは当然です。

そして最初の記事を低レベルと思えている時点で、自分が少なからず成長している証拠です。

 

それを伝わりやすい記事にリライトして、読者に少しでも良い情報を提供するように整えていくことが、何よりも1番大切です。

 

過去記事をリライトする具体的ポイント

では、低レベルな記事を修正し、PV数を増やしてたくさんの人に良い情報を見てもらうためにはどうすれば良いでしょうか?

具体的な方法を書いていきます。

 

戦略を立てて優先順位をつける

リライトが大事と言っても、やみくもでは効果は期待できず余分な時間を使ってしまいます。

 

基本的には、検索順位がある程度上位の記事からリライトすると効果は出やすいです。

私のブログでも、検索順位が1桁〜20位くらいの記事が少しあります。(他はゴミです笑)

 

ただ、上位以外に悪記事がたくさんあるとGoogleから評価は低くなります。

そのため検索順位で結果が出ている記事は一旦いじらず、悪記事の底上げに注力することも1つの方法です。

 

まず順位が高い記事を更に強くした上で、他の悪記事を修正していくか。

記事の全体的な底上げをしていくか。

 

どちらを優先するかは、ブログをどういう方向で進めたいかというビジョンによるでしょう。

 

タイトルや見出しにキーワードを含む

最初、私は適当にタイトルを付けていました。

しかし検索順位を上げるために、タイトルにキーワードを含むことは非常に大切です。

(見出しに含んでも効果は出ます。)

 

読者は自分が知りたいことをキーワードにして検索をかけます。

そのキーワードが弱いと当然検索されません。

それだけでなく、読者の知りたいことを的確に拾う窓口としての役割もあります。

だから、キーワードが大切なのです。

 

やり方としては主に2つあります。

・Google search consoleで記事ごとの検索クエリを調べて入れ込む

・自分で実際に検索してみて、上位記事のタイトルと内容を参考にする

 

この2つをベースに、何が言いたいかわからない適当なタイトルと見出しを修正します。

 

ただ、キーワードを入れすぎて意味がわからない文章にならないよう注意は必要です。

 

見出しの文章・数・間隔を見直す

タイトルと同じくらい大切なのが見出しです。

この見出しは目次にも反映され、ブログに何が書いてあるかが理解しやすくなります。

 

理想は、タイトルと見出しだけで記事全体のストーリーができあがることです。

 

タイトルと同様ですが、読者がページを訪れた際に何が書いてある記事かをわかりやすくすることが大切です。

 

単純に文章を読みやすくする

タイトルや見出しを修正したらいよいよ文章です。

文章が1番ボリュームが多いかもしれません。

ただ、全部修正する必要はあまりなく、基本的にはタイトルと見出しをうまく文章で表現できているかを見れば良いです。

 

誤字脱字や二重言葉、まわりくどい表現などの基本的な文章構成を修正すればいいでしょう。

 

書いた当初から時間をあけて改めて見直すと、新しい視点で改善ポイントが見つかります。

 

画像の位置や大きさ、数は適切か

ブログでは文章に合わせて画像やイラストを使うことも多いです。

(私はサボっていたので、そもそも画像を入れるところからでしたが笑)

 

その画像の位置は文章の補足となっているか。

アイキャッチ画像は記事と合っているか。

画像がサイズや数などで重くなってないか。

文章よりイラストの方が理解しやすくないか。

 

記事のリライトと合わせて、画像やイラストの構成も見てみるとより効率的です。

 

過去記事のリライト後にすること

過去記事をリライトしたら、ひとまず記事の質はカバーできます。

ただ、どうせならなるべく多くの人に見てもらいたいので、更にPV数を増やすためにカスタマイズもしていきます。

 

関連性のある記事をリンクさせる

記事の数が増えてくると、似たようなジャンルの内容も出てきますよね。

そこで記事の途中に自分のサイトのリンクを設置することで、回遊率アップを目指します。

 

つまり自分の記事を自分の記事で補足するのです。

 

貼り付け位置は「あ、ここ足りないけとこれ以上説明しようがないな」と感じるところです。

 

自分が説明が足りないと感じるところは、読者も足りないと思うことが多いです。

その補足を自分の記事でできれば、別の記事を見てもらう機会も増えていくでしょう。

 

グローバルメニューを編集する

こちらも記事のリンクと目的は近いですが、グローバルメニューを設置して回遊率を上げることです。

グローバルメニューは、ホームページやスマホに常に表示されるカテゴリ分け的なものです。

グローバルメニューがあると、自分のブログで扱っている情報に読者を促すことができます。

 

ちなみに私は、グーグルアドセンス合格の際にグローバルメニューは設置しました。

ただその時はアドセンス合格が目的で、とりあえず付けただけでした。

 

今回はしっかり意図を持ってグローバルメニューを設置・修正していきます。

 

カテゴリ階層やカテゴリ名を編集する

グローバルメニューと類似しますが、ブログ運営で重要と言われているのがカテゴリです。

このカテゴリを整理して、自分のサイトにどんな種類の記事があるかをわかりやすくします。

例えば、図書館に行くとどの棚に何のジャンルの本が揃っているかがわかりやすく整理されていますよね。

逆に言えば、整理されていないと本を探すのに一苦労するはずです。

 

なので、カテゴリの名前や階層を編集してブログの図書館化を目指していきます。

 

初心者の私がリライトする個人的ポイント

ここまでは、色々と調べた結果共通して必要とされている内容をまとめてみました。

ただ、その中で初心者である私がまずすべきことを考えたいと思います。

 

新しい記事も書くことを忘れない

いくらリライトが大切だからといって、そればかりに囚われては本末転倒です。

やはり新しい記事を更新していくことが、ブログを成長させる一番の方法です。

(私はしばらく記事が書けませんでした。笑)

 

最低でも新しい記事とリライトを半々ぐらいの割合で進めて行ければ最高です。

 

もしくは、新しい記事が詰まった時の息抜きにリライトするくらいでも良いかもしれません。

 

検索上位記事の内容+αを意識

リライトのやり方で、よく「上位記事の内容を見て足りていない箇所を追加する」ことが有効と言われています。

当然、上位にある記事はGoogleに評価されているので、内容を参考にしない手はありません。

 

ただ、全ての人がそうすると、似たような内容の記事が溢れかえることになります。

 

上位記事の内容で足りてない部分を補足すると同時に、より効果的な+αはないかを探ることが大切だと思います。

 

キーワードは必ず意識する

たくさんの人に見てもらうために、記事のキーワードは1番意識したいと思います。

 

このキーワードを検索する人は、何を考えているのか?何を調べたいのか?

そして、自分の記事にその答えがあるのか?

 

最終的に読者のためになるブログを作るためにも、キーワードの選択を考えていきます。

 

コロコロとリライトしすぎない

リライトの結果がわかってくるのは数ヶ月先と言われています。

ちょっとリライトしてみて、やっぱり効果が出ないからもう一回…を繰り返していると、本当に結果が出ているか判断できません。

リライト後は少し様子を見ながら、新しい記事を書く等の他に時間を費やしていくべきです。

 

良い記事に蘇っていく楽しさを感じる

個人的にはこれが意外と大切かもしれません。

「リライトって面倒くさいなあ…」と思いながら修正するよりも、「あ、ちょっといい感じの文章になってきたじゃん!」の方が楽しいですよね。

良い記事を作るという中の1つにリライトがあるわけなので、それを楽しみながら修正すればそれほど苦ではないと思います。

 

分かりやすい記事へのリライトがブログの価値を高める

SEO対策というより基礎の向上

ブログを始めてから書くことだけに集中してきましたが、書いた後のチェックも大切です。

 

仕事でも、資料・メール・媒体などの文章は2次チェックをしている人は多いでしょう。

ブログも似たようなもので、一度書いたら完成ではなく、リライトしながら良い記事が出来上がるのだと思います。

 

収益化したい人も、ただ自分の想いを伝えたいだけの人も、誰かに読んでもらうために分かりやすい記事へのリライトが必須と感じました。

 

逆に、最初から修正の必要がないほど良い記事が書けるようになればリライトはいりません。

 

とにかく試してみるしかない

他のブロガーさんやネット上では、様々なリライトの手法が紹介されています。

ある程度共通項目を今回記載しましたが、効果が出るかはやってみないとわかりません。

 

もはやリライトに限らずですが、やってみてダメなら次の手を考えれば良いのです。

 

とにかく色々と試してみる。

 

遠回りと思えるかもしれませんが、それが一番の近道と言えるでしょう。

 

 

 

【会社の選び方】強い会社を見極める!就活生が条件と一緒に注目すべきポイントとは

現在、世の中は売り手市場と言われています。

人口減少による労働者の不足により、求職者はある程度会社を選べるようになってきました。

 

就活生で言うと複数の会社から内定をもらい、会社同士を比較することもあるでしょう。

 

そんな時、どうやって会社を選ぶのか。

 

今回は少しだけ意識してほしい、会社を選ぶポイントをお話しします。

ぜひ考えてみてください。

 

 

 

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会社選択の基本は「今の条件」

就職活動で会社を探す時・選ぶ時、どこを見て判断していますか?

 

おそらくほとんどの人がまず見るところは同じでしょう。

 

給料・休日・立地などの待遇や労働環境。

人物・雰囲気などの人間関係。

業種・職種などの仕事内容。

規模・ネームバリューなどの会社の力。

 

これらは全て「今現在、その会社での働き方」です。

 

まあ直近で働く会社を探すわけですので、今の条件で比較するのが普通です。

基本としては、募集要項に書いてある内容を比較して何を優先させるかで会社を選んでいけばいいでしょう。

 

少しだけ頭に入れて選びたい「先の働き方」

会社を選ぶ時は、その会社が今出している求人情報・会社概要・募集要項を見ていくのが基本です。

 

ただ、頭の片隅で少し考えて欲しいことがあります。

 

そこの会社・職種での「先の働き方」です。

 

今提示されている条件から、今後更に待遇が良くなっていくのか。

自分が社会人としてどれだけ成長できるのか。

優秀というより、人間として魅力ある人材が集まってきそうか。

 

もちろん実際に入社して働いてみないとわからないことも多々あります。

その中で、自分なりに少し先の働き方を予測してみてください。

 

また、今後は更に変化の激しい時代が来ると思います。

 

AIの進化、労働人口の減少、働き方の変革、他国の経済成長、日本の低迷。

 

厳しい社会情勢の中でも発展できる力がその会社にはあるのか、わからないなりでも考えてみましょう。

 

今後発展する会社を選ぶポイント

では、今の条件以外にどういう視点で会社を選んでいけば良いでしょうか。

今回3つあげてみますので、参加程度に聞いてください。

 

マーケットを海外に広げている

今後日本は経済発展が予想しづらい状況です。

そんな日本の中だけで勝負するよりも、マーケットを海外に広げている会社は収益を生み出す幅があります。

また、海外向けのビジネス以外で海外に目を向けられるということは、日本国内での実績もある程度備えていると言えます。

 

何かの分野でシェア上位を誇る力がある

その会社の商品やサービスが、何かしらの分野で上位のシェアを占めていることも会社の力の1つです。

シェアが上位であるということは、競争社会の中で選ばれる・社会に必要とされる事業を産み出せている可能性が高いです。

もちろん廃れることもありますが、シェア上位を勝ち取るノウハウはそれ自体に価値があります。

 

 

知的付加価値を生み出している

今後AIの進化や働き方の改革により、単純作業や単純労働はどんどん減っていくでしょう。

「AIに仕事を奪われる」と世間が恐れる中、生き残るのは知的付加価値の高い仕事です。

今までのやり方や常識だけにとらわれず、変化する社会の中で必要とされるものを創造しようとしている会社です。

自ら考え企画・開発・管理を行うことで産まれる付加価値こそが、変化に対応できるのです。

 

 

以上の3つのポイントは、会社を選ぶ際に見ておいても良いでしょう。

もちろんこれが全てではありませんが、当てはまる会社は強みがあると思います。

 

自社の強みを確立させている会社は、今後も生き残って私たちに良い労働環境を与えてくれるでしょう。

 

社会に価値を提供できない会社に人生を捧げない

もう一つ、選ぶ際のポイントがあります。

それは社会性の低い会社を選ばないということです。

 

人を騙すような事業を展開したり、法律スレスレを攻めていたり、そもそも「この仕事がなくなっても何とかなるのでは?」と思えたり。

それは入社後に気付くこともあるでしょう。

 

仕事のニーズは、基本的に

 

社会の誰かの困りごとを解決する

社会誰かを楽しませたり喜ばせる

 

この2つがメインです。

 

会社概要を見ていて、「この会社の事業は社会に貢献しているか」を考えてみてください。

 

会社の方向性を把握して将来的には自分が導く

上記の通り、会社を選ぶちょっとしたポイントをお伝えしました。

 

まあ基本的には今の条件や労働環境を優先順位をつけて比較しつつ、先の働き方を想像してみるということです。

 

そして何より大切なのは、将来的には入りたい会社が発展する方向へ自分が導くという意志です。

 

今の条件と合わせて、会社が発展する力を読み取ること。

そしてその環境に身を置いて会社を更に発展させる意識で、自分も会社も成長させることが大切です。

 

そんな環境が整えられる会社選びをしてほしいと思います。

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