Restudy Life

うつを機に、人生学び直し。参考書と向き合う資格勉強、自分と向き合う人生勉強を綴ります

【一種の自己啓発】社会人がスキマ時間でブログ運営を始めようと思った理由とは

こんにちは、じんじろーです。

 

私は今、スキマ時間をほとんどブログに費やしています。

でも、以前はゲームやマンガが好きで、そればかりでした。

今でもたまにはしますが、割合はかなり少なくなっています。

 

では、なぜブログを始めようと思ったのでしょうか。

その理由をお話したいと思います。

 

 

 

きっかけは「スキマ時間を有効活用したい」から

ゲーム時間を何かに使いたくても、何も続かない日々

私は、学生の時から空いた時間はゲームやマンガに没頭していました。

そんなある日、急に「この時間って何かもったいないのかも…?」と思い始めました。

何でそんなことをいきなり考えたかは謎です。問い詰めないでください。笑

とにかく「空いた時間を有効活用したい」と考えるようになったのです。

 

じゃあ何しよう?資格の勉強?株を勉強?

でも、どれも続きませんでした。苦痛で。笑

色々試してみたものの、結果もったいないと思いながらダラダラとゲームをする日は続きました。

 

仕事の延長線から、苦でない文章で小遣い稼ぎしよう

そんな中、私は仕事で文章を作成する機会が多く訪れました。

もともと文章は苦ではなかったですが、頭の中で考えている内容を文字に変換する作業は、非常に自分のためになると感じました。

 

・覚えたことは、文字にすることで更に記憶する。

・学んだことは、自分の言葉で書くと理解が深められる。

・理解が深まることは、別の相手への伝え方が上手くなる。

・文章を書くことは、書類作成や資料作成のスピードを上げる。

 

「なんだ、良いことしかないじゃん(単純笑)。」

そこで、自己啓発の一種として文章を使って何かしてみようと思いました。

どうせ仕事で文章作らないといけないし、練習になるし、苦ではないし。

でもやるなら価値になる方が良いので、ライターで小遣い稼ぎをすることにしました。

 

クラウドソーシングでライターを始める

早速、クラウドソーシングのサイトに会員登録しました。

そこでは記事作成、つまりライターの仕事をひたすら探していきました。

だいたい依頼主が「このテーマについて◯◯文字で△△記事書いてください。」という風に仕事を出しているので、それに沿って文章を作るだけです。

(この時から転職とか働き方のテーマを中心に選んでいたので、今とやってることは変わりませんね笑)

最初は、ライターの執筆能力を見極めるテスト記事のようなものもありましたが、私は問題なく通過して記事作成に取り掛かることができました。

やっぱり、苦でないものの方が続きますしうまくいきます

こうして、私はアルバイト感覚でライターを始めたのです。

 

 

依頼主との意見相違で気付いた、自分の意志

いくつか記事を書いてきた中で、とある依頼主からダメ出しを受けました。

 

「あなたが書いてくれる記事は、本当に的を射ているし正しいと思う。でも、この内容だと読者からの反応が悪いだろうから、ここをもっとアピールするように書いて。」と。

 

「え、正しいし的を射ていると思ってくれたなら、なんでダメなの?だってアピールポイントだけ書いてたら本当のところが伝わらないじゃん。」

これが、私の率直な意見でした。

 

私は、自分が選んだテーマについて本当に自分が良いと思うことを書いていました。

しかし依頼主の希望は、ブログの読者に「ある何か」をアピールできるような内容だったのです。

なので、読者に良いと思ってもらう内容に偏らなければなりませんでした。

 

誰かに何か伝えるなら、心からおすすめしたいと思う内容にしたい。

もしくは、ちゃんとした情報提供をしたい。

その上で何が良いかを選択するのは、個人の自由だと思っています。

綺麗事かもしれませんが。笑

 

今まで自分は意志があまりないと感じていましたが、これはあまりブレませんでした。

この記事を最後に、私は人に指示された記事を書くライターを辞めました。

 

自分が伝えたいと思うことがあるから、ブログ運営側になろう

ライターの時に、なぜ依頼主と意見相違があったのかをもう一度考えてみました。

それは、自分が伝えたいと思うことがあったからです。

私の場合は「良い働き方をするために」「良い就職・転職をするために」ということを、いつも若手や学生の前で話しています。

これが、その場だけではなく多くの人に少しでも価値、つまり良い影響を与えればいいと思いました。

伝えたいことがあるのなら、ブログの運営側になろうと思いました。

 

まとめ

私は、ブログで月100万円を稼ぎたいわけでも、ブログをしながら海外を自由に飛び回りたいわけでもありません。

こういうブログで成功している人たちは素直に凄いと思うし、羨ましいです。笑

でも、仮に月100万稼げても今の仕事は楽しいので辞めたくありません。

 

今の日本では、特に仕事に対してマイナス思考を持つ人が多いと感じます。

その中で、少しでも仕事に楽しさを感じる人が増えて欲しいと思い、色々と個人的な意見を書いています。笑

最初は一種の自己啓発から始めた文章作成が、いつのまにか伝えたいことを発信したいに変わっていました。

 

とはいえ、いきなりそんな良いものができるとも思いませんので、仕事をしながらぼちぼち書き溜めていきたいと思います。

お暇な方は、ぜひお付き合いください。

価値観の違いに適応!集団の中でも自分の価値観を大切にして生きるための方法とは

最近、価値観の多様化が進んでいると感じます。

特に職場などでは「世代による価値観の違い」が大きいでしょう。

その中でも、皆さん自分の価値観って大切にしたいと思いますよね。

では、どんな人が自分の価値観を大切にできるのか。一度考えてみましょう。

 

 

 

そもそも価値観とはなんだろう?

価値観=個人が大切にしていること

まずは、価値観という言葉の意味を改めておさらいしておきます。

 

価値観=いかなる物事に価値を認めるかという個人個人の評価的判断(weblio辞書)

 

言い換えれば「個人が何を大切に思うか」という意味です。

何となくわかりますよね。

 

例を挙げてみましょう。

「仕事は組織の繁栄や自己成長のために、一生懸命すべきものだ」という40代管理職。

「仕事は余力を持ってやれることだけ、オフの時間を充実させるためのものだ」という20代若手社員。

 

この2人は、同じ仕事というものに対して大切にしているポイントは全然違います。

これが価値観の違いです。

 

全く同じ価値観の人はいない

価値観=個人の判断基準ということなので、一人ひとりの価値観が全く同じにはなりません。

それは、全く同じ環境で同じ体験をしてきた人がいないからです。

世の中にいる個人全てが、自分だけの価値観を持っていると考えて間違いないでしょう。

 

ただ、過ごしてきた環境が近ければ近いほど、価値観が類似する傾向はあります。

環境というと年代や地域、国などですね。

 

「最近の若者は…」と批判する40代も、もし今の若者と同じ世代に生まれていたら、近い価値観を持っていたのではないでしょうか。

 

自分の価値観を大切にしたいなら、周りに認められることが1番

まず法律やルールを守り、社会から認められることが前提

いくら自分が価値を感じると思うことがあっても、それが社会のルールから逸脱していては基本的に認められないはずです。

 

例えば、高速道路を制限速度オーバーの200kmで走って捕まったとします。

「いやいや、自分はスピード狂で早く走ることが楽しいんだ!これが自分の価値観だ!」

と言っても、結局捕まるでしょう。笑

 

それは、社会が認めていない価値観だからです。

まずは法律やルールを守り、社会に認められる価値観でないと、大切にさせてもらえないでしょう。

 

周りからも認められる方が、堂々と自分の価値観を大切にできる

では、社会のルールに沿ってさえいれば、自分の価値観を大切にできるでしょうか。

ここで言う「大切にする」とは「優先させる」ことです。

ただ、集団の中で「自分の価値観を優先させる」ということは、「相手の価値観を受け入れない」とも言えます。

 

先ほどの仕事を例にしてみます。

「仕事は組織の繁栄や自己成長のために一生懸命すべきものだ」という40代管理職は、

この価値観を優先すればするほど、「仕事に余力を残し休みを充実させたい」という若者の価値観を受け入れていないことになります。

 

そうなると、受け入れられなかった価値観を持っている若者は反発してくるでしょう。

「そんな価値観古いんだよ!」って。笑

逆も同じですけどね。

 

異なる価値観の両者には、対立関係が生じています。

この状態で自分の価値観を大切にしようとすると、更に周りから阻害されたり敵対されたりします。

周りに認められていないと、結果的に自分の価値観は大切にしづらくなるのです。

 

逆に言うと、社会にも周りにも自分の価値観を認めてもらえば、敵対する人が減るので手間やストレスも減ります。

その方が、堂々と自分の価値観を大切にできるのです。

 

 

自分の価値観を周りに認めてもらうために意識することは

では、周りの人に自分の価値観を認めてもらうためには、どうすればいいのでしょうか?

意識することは、たった1つです。

 

注目すべきは返報性の原理

心理学の中で、「返報性の原理」というものがあります。

意味としては、「人は何かをしてもらった時に、何かを返したくなる」という心理作用です。

例えば、誕生日を祝ってもらったら、何となく自分もお祝いしたくなりますよね。

(返報性の原理は意識しすぎると好意の押し売りみたいになるので、あくまで自然体で行う必要があると個人的に思いますが。)

これはもともと人間が持ち合わせている習性の心理作用です。

 

返報性の原理は「敵意」よりも「譲歩」

まず、敵意の返報性はほぼ間違いなく状況を悪化させます。

 

これは上記で説明した通りですが、自分の価値観を大切にしすぎると、相手の価値観を受け入れず「敵意」の返報性の原理を作用させてしまいます。

返報性の原理は、基本として複数が同時に起こることはありません。

なので、どうせなら「譲歩」の返報性の原理を意識的に作用させるべきです。

 

先程の管理職と若手社員で例えると

「プライベートを優先させるのはとても大切だと思う。そのためにも、仕事を頑張ってくれれば早く帰ってもいいよ。」という40代管理職。

「仕事は一生懸命やりますし、会社の業績が上がるために全力を尽くします。だから、自分の時間も確保させてください。」という20代若手社員。

 

どうでしょうか。

自分の価値観ばかり優先する人よりも、この2人の言い方の方が叶えてあげようと思いたくなりませんか?

 

これは、自分の価値観を優先させすぎず相手の価値観に譲歩しているためです。

そうすると、譲歩の返報性の原理が働くので、ほとんどの相手は自分の価値観を叶えようとしてくれます。

このような関係性を作れる人ほど、自分の価値観を大切にできるのです。

 

どうしても価値観が合わない人は一定数存在する

価値観が理解できない時は、客観的な意見も聞く

いくら自分が譲歩しようと、それが通用しない人も一定数の割合で存在します。

その人たちとは、なかなか理解し合うことはできません。

そこに時間を割くよりも、譲歩し合えるその他大勢に力を割くべきです。

ただ、参考までに他の人に意見を求めるのは良いかもしれません。

「あの人とこういうところで本当に価値観が合わないんだけど、どう思う?」と。

 

第三者の客観的な意見は、時に自分の気付かない視点を発見させてくれます。

どうしても合わないと思ってた人に、一歩寄り添える考え方がわかるかもしれません。

全然合わないと諦める前に、少し譲歩しようと努力することは自分のためにもなるでしょう。

 

自分の価値観が譲れないなら独立もあり?

「譲歩」の返報性の原理が作用すれば、ある程度人間関係は構築しやすくなります。

ただ、これは自分の価値観を譲歩できなければ成立しない話です。

もし組織の中で仕事をしていて「自分の価値観が譲れない」と思うなら、それはもう確立されたものかもしれません。

リスクはありますが、自分の価値観だけ大事にしてフリーで成功している人もいます。

※独立のリスクを取らず組織に属するなら、ある程度譲歩する努力は必要ですよ。

 

まとめ

これからの時代、更に多様な価値観は広がっていくと思います。

そして、社会で生活する上では必ず誰かと共存しなければなりません。

集団の中で自分の価値観を大切にするために、まずは周りの価値観を認めて受け入れていきましょう。

 

自分の価値観を大切にできるのは、自分だけではありません。周りの人も関わります。

これを意識して過ごしてみてください。

【コスパ満足】増税前にランバン コレクションの革靴を駆け込み購入した件(メンズ)


10月1日から、消費税10%に増税されました。

世間では、その準備や対応に追われる人、直前に買い溜めをする人、様々でしょう。

まあそんなことは置いといて!

私も何か1つ駆け込んでおきたいと思い(使命感?笑)、ビジネスシューズを買うことにしました。

 

LANVIN COLLECTIONのビジネスシューズ購入

今回購入したのは、LANVIN COLLECTION(ランバン コレクション)のプレーントゥシューズです。

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形は至ってシンプル。

パッと見て、普通のビジネスシューズのように感じます。

 

ただ、よく見るとブローグシューズっぽいデザインがポイントで入っています。

ブローグシューズほど大きな穴ではないので、主張が少なくどんなシーンでも使いやすいですね。

こういうちょっとしたアクセントは個人的に好みです。

 

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また、ヒールベースの上部に打ち付けの後のようなものが見えます。

これはあえてか?デザインなのか?

という感じで、更にカワイイなと思ってしまいました。笑

 

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ベーシックなストレートチップやデザイン性の強いメダリオンは既に持っているので、ちょっと違う雰囲気を楽しめると思いました。

私は普段買い物で悩む方なのですが、割とスパッと購入しました。笑

 

実際に使い始めてみると、履き心地も良くて(というか自分の足に合っている感覚があるので)全く靴ズレが起きていません。

 

これで2万円台で購入できたという、コスパ面でも満足感のある買い物となった気がします。

 

良い革靴を言い出したらキリがないですし、値段も高いのでなかなかリーマンには買えません。。(何より妻の了承が得られません笑)

 

でも買い物の醍醐味って、納得する商品を納得できる値段で買えた時だと思いませんか!

そうですよね!笑

 

 

スーツでもネクタイでも何でもそうですが、新しいものを身につけて仕事をすると気分が上がる気がします。

特に私は結構そういうタイプなので、買い物がモチベーションアップの1つになっています。

 

何か高揚して特に内容の薄いまとまらない記事をアップしてしまったわけですが…(なんかすいません。笑)

「ファッションモデルでも芸能人でもないお前の買った靴なんか興味ねーよ!」とか思わないで見守ってください。笑

買い物が好きな方には、無駄に共有したい気持ち理解していただけると思っています。勝手に。

 

今月はかなり仕事が忙しくなりそうなのですが、新しいシューズを履いて頑張ろうと思います。

人間関係に疲れた人必見!良好な関係構築のためにすぐ実践すべき「感謝の循環」とは

仕事をする上で、むしろ生活をする上で1番気を配るのは「人間関係」ではないでしょうか?

人間関係の構築が苦手で、うまくいかずに悩み、疲れ、結果めんどくさくなる人も多いと思います。

人間関係を良好にするのって、難しいと感じますよね。

でも、そこでまず私たちが意識すべきなのは、たった1つのシンプルなことだと思います。

キーワードは「感謝の循環」です。

その理由を、改めて考えてみましょう。

 

 

 

良好な人間関係が感謝からはじまる理由

小さい頃、親や先生から「何かしてもらったらありがとうと言いなさい」と教えられた人、多いのではないでしょうか。

それはおそらく、良好な人間関係を築くために感謝が大切だと大人たちは知っているからです。(わかってない大人もいますけど笑)

 

では、なぜ感謝することが大切なのでしょう?

その理由は2つあります。

 

感謝は、一言で相手の承認欲求を満たす

1つ目は、「ありがとうと伝える」「感謝する」ということは、結果としてその相手の気分を高めることになります。

感謝の言葉とは

「あなたがしてくれたことは、こんなにも私のためになった」

「あなたの行動は良いことだ」

という、相手への承認をたった一言に込めることができるものなのです。

 

人は誰しも周りに認められたいという欲(承認欲求)がありますので、自分を高めてくれる相手を悪く思う人はいないでしょう。

そうなれば、相手は自分のことを良く思ってくれる確率が高くなります。

(もちろん、本音で思うことが重要ですが)

 

 

感謝すると、自然と人の良い所に目が向く

2つ目は、誰かに感謝するためには「相手の良い所に目を向けるしかない」ということです。

それは同時に、「相手の悪い所に目を向ける割合を減らす」ことにもなります。

基本的に、人間関係の悪化は人の悪い所を見つけた時に始まります。

しかし、感謝することで人の悪い所よりも良い所を見る人になれます。

そうなれば、自分が周りに対して良い印象を持てるので、自身の人間関係への満足度は高まります。

同時に人間関係でのストレスを抱える割合も減るので、まさに一石二鳥です。

 

自分が周りに感謝することは、その相手にとっても自分にとっても良い効果をもたらすのです。

これを意識せずして、良好な人間関係はないと言っても過言ではないと思います。

 

自分が感謝した人の分だけ、感謝される人になる

良好な人間関係の構築には、上記のようにまずは自分から感謝することが大切です。

ここで、更にもう一つ大切なことがあります。

 

それは、自分が感謝した分、周りから感謝されるような人になるという意識です。

 

自分が嬉しかったことがあったら、次は誰かを喜ばせる

感謝される人になるためには、自分が「ありがたい」「うれしい」と思えた言動を、次は自分が誰かに行うのです。

 

例えば、

・親身に相談に乗ってくれる上司がいたら、次は自分が後輩の相談を聞く

・接客業でお客様から良い対応をされたら、次は自分が店員さんに良い対応をする

・両親から愛情を注いで育ててもらったなら、次は自分が子供に愛情を与える

 

もちろん、自分が嬉しかったことをそのまま実践しても通じないこともあります。

人によって受け取り方が違いますので、ある意味当然ですよね笑

大切なのは、相手が嬉しいことは何かを考えて動くことです。

嬉しかったことに感謝し、次は自分が誰かを喜ばせる。

キーワードである感謝の循環とは、人が感謝できる行為を回していくという意味なのです。

 

感謝が循環すれば、良い人間関係が繋がっていく

相手が自分に感謝してくれたとしたら、その人だけでなくその人の周囲にも良い影響が広がるでしょう。

相手も人の良い所を見るようになり、周りから感謝されるような人になれば理想です。

(まあそううまくいかないこともありますが笑)

 

こうして感謝が循環していくと、良好な人間関係のサイクルが出来上がります。

そうなれば、人間関係で悩むことは激減するでしょう。

私の場合、これを意識し出してから人間関係で悩むことはなくなりました。

 

感謝するような人がいないなら、周りと真逆の言動を与えていく

いくら感謝が大切とはいえ、世の中にはどれだけ寄り添っても価値観が合わない人は一定数います。

根っからの性悪説に当てはまる人や、他人を陥れることに快楽を感じる人もいます。

良い所を見つけて感謝したいと頭では理解できても、感情が付いてこない相手もいます。

そういった人とは、一線引いて関わっても良いと思います。

 

ただ、考え方によってはその人たちは周りに嫌われる行動を教えてくれているのです。

反面教師というやつですね。

自分が嫌だと感じる人の言動は真似をせず、逆の対応を意識してみましょう。

そうすれば、嫌な人でもある意味感謝できる相手になります。

人に嫌われることを身をもって教えてくれてありがとう、ですね。笑

 

もしどうしても合わない人に嫌なことをされたとしても、それを反面教師にして自分は周りに良いことをするようにしましょう。

 

自分がスタート地点となって、感謝の循環を作っていくのです。

最初は何か損をしている気分になるかもしれませんが、後々良かったと思えるような人間関係ができていくと思います。

 

 

良好な人間関係を築くのはスキル

きっと世の中では、非常に多くの人が人間関係で悩んでいることでしょう。

複雑に絡み合う問題もあるので、なかなか解決できないこともあります。

ただ、そのたびに悩んだり逃げたりしていては、人生ずーーーっと人間関係の苦しみから解放されません。

 

良好な人間関係の構築はスキルです。技術ですので、磨けば向上します。

そのスキルの根底には、必ず今回説明したような感謝が関係していると思います。

 

この記事を見ている方は、おそらく何かしら人間関係に悩んでいる、うまくいかない、ストレスを抱えているのではないでしょうか。

最近は人間関係が疲れたからリセットする人もいると聞きます。

 

そのような方にはぜひ、「感謝の循環」を意識して欲しいと思います。

やることはシンプルなので、取り組みやすいはずです。

少しでも人間関係の壁を乗り越える参考になれば幸いです。

アドセンス審査に一発合格するまで!子育てリーマンの1日1時間ブログ運営記

ブログを始めて、早くも3ヶ月が経ちました。

全体的には楽しいですが、ブログの設定や運営方法が全く分からず、苦労の日々です。笑

でも、試行錯誤の結果Googleアドセンス審査にも一発で合格し、今に至ります。

 

この3ヶ月を区切りに、今回はここまでやってきた「合格までの流れや考えたこと」を紹介したいと思います。

※細かなフローや実施したことは、また別で紹介したいと思います。

 

 

 

作業時間は1日1時間

まず、私の環境を説明しておきます。

平日は9時〜17時半まで働いています。

そして子供が小さいので、家に帰っても子供の育児や世話、休日は家族サービスの毎日です。

(何もしないと妻が鬼になります。。笑)

じゃあ夜まとまった時間を作ろうとしても、疲れて寝落ちばかり…

そのため、使える時間は通勤の往復1時間がほとんどです!(たまに寝る前元気な時に作業することもありますが)

この短時間でどれだけ効率的に前に進めるかが勝負です。笑

(正直、手が回せてないことがかなり多いです)

 

 

【1ヶ月目】とりあえずやってみる

はてなブログ無料版で開始!

ブログを始めるにあたって、色々と調べてみました。WordPressやその他ブログサービスなど…

でも、WordPressはお金がかかる上に知識がいりそうで、初心者にはハードルが高く感じました。(いずれは使ってみたいと思ってます)

結果、1番使い勝手良さそうなはてなブログを選びました。

 

この間に行ったこと

・はてなブログ無料版登録・初期設定

・Google analytics設定

・Google search console設定

・Amazon Associate登録

・A-8net 登録

(登録したけどまだあまり使ってない)

・とりあえず20記事ほど投稿

 

投稿済記事のURLを変更して混乱

7記事書いた後くらいに、 「記事のURLは英字とハイフンで構成した方が、Google先生に認められ上位検索されやすい」と知りました。

URLの変更は簡単なので、「じゃあ全部変更すれば良いじゃん」と、デフォルトで設定されたURLを鼻歌まじりに修正していった結果…

「記事は変更後のURLにあるのに、検索エンジンには変更前のURLしか認識されていない」というエラーが発生しました。

 

…初心者には意味不明!笑

 

Google先生をはじめ解決策を調べる毎日。

結局、Google search consoleを使って変更後のURLを申請し、変更前のURLを削除しました。

 

一度決めたURLやタイトルは、極力いじらないということを学びました。。

 

 

【2ヶ月目】アドセンス合格を目指して準備

どうせならアドセンス合格したい

1ヶ月が経過しても、記事を書くこと自体は苦になりませんでした。(むしろネタはあるけど時間がない状態…笑)

これなら続けられるという確信が持てました。

そうすると、どうせやるなら価値のあるものにしたいという欲が出てきたのです。

 

よし、じゃあまずアドセンス合格しよう!という目標を立てました。(なんかGoogle先生に認められた感も出るし笑)

そのためには、無料版ではなく「はてなPRO」に移行する方が良いようです。

とはいえ、上記のURL変更事件で慎重になることも覚えたので。。笑

無事に移行できる方法を調べ、移行計画を立てることにしました。

 

この間に行ったこと

・はてなPRO移行計画

・移行の前の準備を調べる

・Google analyticsとsearch consoleの連携

・記事を書く時間がない…(6記事)

 

キーワードプランナーのかわりにUber suggestを使用

推奨されているキーワードプランナーの登録はクレジットカード情報の提供が必要でしたので、なんか嫌な気になり諦めました。

そのかわりUbersuggestという無料キーワード検索ツールがあるので、こちらを活用しています。

 

記事は毎日更新しなくても良い

正直この2ヶ月目から記事を書く時間がなく、あまり更新できませんでした。(週1ペース)

それでも審査には通ったので、更新されていることさえわかれば毎日記事アップするレベルでなくても良さそうです。

 

 

【3ヶ月目】計画通り作業開始〜アドセンス審査へ

さあ、いよいよ計画を実行に移す時!

色々と調べましたが、審査に合格するために意識すべきなのは「Google先生に良いサイトだと認めさせる」ことです。

良いサイトの前提として、次の3つが必要になるようです。

 

Google先生に認められるサイト三原則

1.誰かに対して為になる有益な情報がある

2.違法・誹謗中傷・盗作などの悪影響を及ぼす内容は避ける

3.サイトの視認性を高め、適切な運営管理をする

 

個人的に、1と2は根拠のない自信がありました。笑

記事内容は、最初からターゲットの為になるように意識してきました。

またコピペなども一切せず、全部自分の言葉で書いてきました。

…いけるだろ、うん。笑

ということで、はてなPROに移行し、独自ドメインを取得し、サイトのカスタマイズをしました。

 

この間に行ったこと

・はてなPROに移行(1年コース)

・独自ドメイン取得(お名前.com使用)

※アドセンス合格にはサブドメイン「www」必須

・それぞれ新URLへの変更手続き

Google analytics

Google search console

Amazon associate

 A-8net

・アドセンス合格のための作業

プライバシーポリシー設置

問い合わせフォーム設置

グローバルメニュー設置

プロフィールをサイドバーに表示

・またまた記事が全然書けない…

 

移行前にGoogle analyticsとsearch consoleの連結が必須

はてなPROに移行すると、当然サイト自体のURLが変わります。

新URLへの変更手続きを行うのですが、Google search consoleでは新旧両方のサイトを確認する作業がありました。

でも、移行後では旧サイトの確認ができない。。

そこで、Google analyticsとsearch consoleを連結させておけば、共通の人が所有していると証明できるようです。

analyticsにあるコードを使って、旧サイトの確認ができたのです。

これは、知らなければかなり困っていたことでしょう。

 

【4ヶ月目】アドセンス一発合格!でもその後からも勝負

アドセンス審査後、1日で結果が出た

計画通りに準備を終えて、いよいよアドセンス審査です。

結果は、1日で分かりました。

 

合格!!

 

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先生に認められた気がして嬉しかったです。笑

 

合格後も、まだまだ出てくる苦労

アドセンス審査に通って浮かれてはいましたが、その後にも色々わからないことが増えてきました。

今抱えているのはこんな感じです。

・アドセンス広告の貼り方に苦戦中

・アドセンス自動広告が反映されない

・PVをとにかく増やす方法を…

・ads.txtってなんぞや?

・そろそろ記事書いていこう

 

まとめ 

とりあえず、私がこの3ヶ月で行ってきたブログ運営の流れを簡単にまとめました。

あくまで、初心者リーマンですのでご了承ください。

基本的にはわからないことを都度調べながら乗り切ってきました。

でも、こういうのクイズみたいで楽しいですね。笑

 

冒頭でも言った通り、細かなフローは紹介していません。

順次紹介していければと思うのですが、時間がかかるかもしれません…笑

流れの中で気になるワードがあれば、調べていただければと思います。

 

優しい人間違ってたら教えてください笑

誰かの参考になれば幸いです。

障がい者雇用者の定着に向けて!社内で障がい者交流会を実施した話

私たちの職場では、障がいのある人を採用・雇用しています。

今回は、障がい者雇用として働く人たちの定着を支援するため、「障がい者交流会」を主催した話をしたいと思います。

 

 

 

まず、障がい者雇用とは?

「障害者雇用促進法」により、企業などの事業主には障がいのある人を一定数以上雇用することが義務付けられています。

一定数とは、従業員総数に対して「法定雇用率」という決められた割合以上になることです。

この法定雇用率を下回ると、「障害者雇用納付金」を徴収されます。

まあ罰金のようなものです。

そして、法定雇用率を越えている場合、様々な助成金や報奨金が支払われます。

障がい者雇用を促進させないことは、事業主にとってデメリットになるのです。

 

交流会をするきっかけ

私たちの会社では、すでに法定雇用率を上回る障がい者を雇用しています。

しかし、ただ雇用するだけでなく、その人たちが定着できるように支援する必要があります。

定着せずに辞めてしまうと、法定雇用率を下回る可能性があるためです。

 

障がい者雇用の現在の課題として、次のようなことがありました。

・所属部署の一定の人たちしか関わらない

・拠点や部署がいくつもあるため、同じ障がい者雇用の人たちとの接点がない

・仲間意識を持てる同期のような人がいない

 

色んな人がフォローはしてくれるものの、精神的に孤立してしまいがちな状況だったのです。

 

そこで、同じ「障がい者雇用」の人たちで交流会を行い、少しでも輪を広げてもらうために企画・運営をしたのです。

 

交流会の内容

1.自己紹介

はじめましての方ばかりなので、まずは自己紹介からです。

事前に自己紹介シートに記入してもらい、それに沿ってインタビュー形式で行いました。

自己紹介シート

・名前

・年齢

・出身学校

・趣味

・休みの日の過ごし方

・最近嬉しかったこと

 

2.仕事紹介

今、「自分がどんな仕事をしているのか」

「何を頑張っているのか」を話してもらいました。話すのが苦手な方は、自己紹介と同様インタビュー形式で行いました。

 

3.昼食

ここはみんなで、和気藹々と…笑

 

4.レクリエーション

全員で楽しめるように、今回はボーリングをしました。

職場では見たことのないような笑顔とテンションでした。笑

 

5.解散

参加賞としてお菓子詰め合わせを渡して、解散

 

全体を通して、非常に盛り上がった1日でした。

 

準備の際に気をつけたこと

知的障害と精神障害の方ばかりでしたので、準備から運営まで気を配ることも多かったです。

 

知的障害の方は、複雑な行動や抽象的な説明が苦手です。

交流会は通常の仕事とは内容も場所も違います。

対策として、普段と同じ通勤ルートまで送迎したり、スケジュールや持ち物をリストにして個々に説明をしに行きました。

 

精神障害の方は、新しい人と接すること自体ストレスになる人もいます。

対策として、普段関わっている人を近くに付けたり、運営者を事前に紹介して慣れてもらったりしました。

 

ちょっと不安もありましたが、知的・精神がいの方それぞれが楽しそうに過ごしてくれたので、ホッとしました。

 

交流会を実施して感じたこと

まず、参加者全員が元気で気持ちのいい挨拶をしていたことが印象的でした。

(正直、会社説明会に来る大学生より覇気があったかも…笑)

主催者側の話を真剣に聞き、自己紹介や仕事紹介も一生懸命に伝えようとする姿勢には、何か熱いものを感じました。

仕事に対しても、何か新しい業務を任されたり、特定の部分で頼られたりすることは嬉しいという意見が多数ありました。

これはきっと、正社員として働く私たちも同じなはずです。

 

何より嬉しかったのは、最近嬉しかったことで「この職場に入れたこと。毎日仕事が楽しいです。」という発表をしてくれた時でした。

 

ちょっと泣きそうになりました。笑

 

色々と気苦労もありましたが、交流会をやって良かったと思えた瞬間です。

 

雇用率達成が目的ではなく、1人の労働者として考える

障がい者雇用とは、冒頭に話したように事業主に対しての義務です。

雇わなければ罰金やデメリットがあります。

 

ただ、法定雇用率を守らなければデメリットがあるから、障がい者を雇用するという表面的なものではないと思います。

障がい者の特性・個性を理解し、できる業務や役割を明確に与え、従業員の業務負担を減らす。

実際に、障がい者雇用の方が淡々と正確に事務作業をしてくれるおかげで、正社員の残業が減り助かっているという部署もあります。

(もちろん、対応に苦労している部署もありますが)

これはただデメリットを防ぐだけでなく、会社にとってのメリットとなります。

 

今回の障がい者交流会は初めてでしたが、皆さんの楽しそうな表情に色々と気付かされました。

障がい者雇用の方が働きがいのある環境を整えて、法定雇用率が勝手に達成されるようなしくみを考えていきたいと思います。

 

 

 

仕事は会社でするだけじゃない!働く組織の特徴を知ろう

就活や転職で職場選びをする際に、「どんな環境で働くか」を考えますよね。

働く環境というと、すぐに思い浮かぶのは「会社」でしょう。

でも、世の中には会社以外にも働く組織があり、その特徴はそれぞれ異なります。

今回は、業界研究の基礎として、世の中にある「働く環境」を簡単に紹介します。

 

 

 

働く環境の前に、そもそも仕事ってなに?

まず、そもそも「仕事」って何でしょうか?

一言でいうと「社会に価値を与える活動をする」ことです。

「価値を与える」とは?具体例でいうと…

 

・電車や飛行機を運行し、人々を安全に目的地まで送り届ける

・便利な電化製品を開発し、人々の暮らしを快適にする

・テレビやコンサートなどで楽しめるイベントを企画し、人々の生活に満足を与える

・洋服の販売や飲食の提供など、人々の衣食を満たす

 

…などなど。全部誰かのためですよね。

おそらく言い出したらキリがないでしょう。

それほど多くの価値ある仕事によって、今の社会が成り立っているのです。

 

でも、「価値を与える活動をする」のは、タダではできません。

費用として「お金」が必要です。

そして「お金」は黙っていても手に入りません。

「価値を与える活動」の対価として、お金を世の中から集めることが必要なのです。

つまり、「仕事」とは、人々が「お金を払ってまで必要とされる価値」を与えていかなければ成り立たないのです。

中には、人々を騙したり価値を偽造したりしてお金を集める働き方もあるかもしれません。

しかし、そういった仕事は「価値がない」と世の中に気付かれた時点で存続できません。

継続できるのは、「社会にとって本当に価値のあるもの」を生み出せる仕事と考えて間違いないでしょう。

 

「価値を与えるための仕事」はどこでする?

では、私たちがそんな仕事をするための「働く環境」として、どんな組織があるでしょうか。

今回は組織を「ハコ」として、働き方の特徴で分けてみましょう。

 

「会社」

株式会社、合弁会社、合資会社

運営目的:利益をあげる、お金を稼ぐ

雇われ先:会社の代表、社長

付加価値:社会で求められらる価値を追求

 

おそらく、会社というのが働く環境として1番イメージしやすいでしょう。

世の中には様々な会社が存在し、社会で求められる価値を必死に探しながら事業を行います。

その価値を読み間違えると、世間からお金という評価をもらえずに潰れてしまいます。

会社は「営利目的」なので、お金儲けを追求し、利益を株主や構成員に分配できます。

自ら社会の価値を見出せた時、そして沢山の儲けが出た時は大きな達成感が生まれるでしょう。

 

「非営利団体」

非営利法人(病院・大学・宗教団体等)、NPO法人、

運営目的:活動目的を果たす

雇われ先:団体の代表、理事長

付加価値:社会に不可欠な価値の質を高める

 

大きく違うのは、得た利益を「活動目的のために使う」ことです。会社のように構成員に分配はできません。

(従業員への給与や、設備への投資も活動目的のためです。)

病院や大学などは、それぞれ社会に絶対必要な「医療」「教育」の提供を追求します。

また、NPO法人などは、社会の困り事や活性化のための慈善活動を提供します。

会社のように「価値を探す」というより、「ある程度必要と分かっている価値を、どうやってクオリティ高く提供するか」がポイントです。

社会性が高いので、「世の中のためになっている」というやりがいを感じられると思います。

(必要な価値の提供は同業間で取り合いになるので、経営・運営力がないと潰れることも…)

 

「官公庁・公務員」

運営目的:国を成り立たせる

雇われ先:国

付加価値:集めた税金で国民の生活を守る

 

組織に雇われる身であることは上記2つと変わりませんが、雇われ先が「国」になります。

つまり、全ての国民が平等に必要な価値の提供(警察・消防・教師)や、国そのものを成り立たせるための業務(官公庁・市役所)を担います。

または国や地域のルールや法律を決めたり、方向性を定めたりする人もいます。(政治家)

1番の違いは、活動に必要な費用を「税金」として国民から公平に集めることです。

逆に言えば、この税金を国民の生活のために公正に使わなければなりません。

国という社会の根源を運営するので、大きな責任感や誠実さが必要です。

反面、絶対になくならないという安心感もあります。(最近は、財政悪化の影響で安泰とは言えなくなっていますが)

 

「個人事業主」

フリーランス、個人経営

運営目的:個人の生活のため

雇われ先:なし

付加価値:社会で求められらる価値を自分で追求

 

働く環境は組織だけではありません。どこにも属さず、自分の力で社会に価値を与える働き方もあります。

個人で事務所や店舗の運営をしたり、フリーランスとして仕事を受注したり、自分から有益な情報を社会に展開したり。

特に近年はパソコン1つでどこでも仕事ができるため、ノマドワーカーやYouTuberといった個人での働き方も増えています。

メリットとしては、圧倒的に自由であることでしょう。労働時間も仕事内容も、全部自分の好きなように決定できます。

反面、全ての作業を自分でこなし、全ての責任は自分が負います

組織のように、困った時助けてくれる人はいません。

相応の知識・経験・行動力、そして学び続ける姿勢が必要な働き方です。

 

業界について考えるのはもちろんですが、働く環境の特徴を知ることも大切です。

会社だけでなく、非営利法人、官公庁、公務員、さらにフリーランス…

それぞれどんな環境に身を置いて働くかによって、得られる経験も価値観も変わります。

ぜひその組織の特徴も少し考えつつ、業界を見てみてください。

 

 

プロフィール② ニート〜社会人時代 追求した仕事の充実

こんにちは、じんじろーです。

 

せっかくなので始めたプロフィール紹介の第二弾、今回は社会人編ですね。

ここでは私の社会人生活を振り返りながら、自己紹介としていきたいと思います。

「めっちゃ自分語りしてるやん」て思う人もいるかもしれませんが…笑。

でも、就活や転職での自分語りはイタくないので(むしろ必須)、皆さんもぜひ語ってください。笑

 

 

 

プロフィール(職務経歴)

ニート  1年

販売員  4年

運送会社の総合職  2年

人事  6年  ←now!

ニートからの復活、2度の転職を経て今の仕事に落ち着いています。

仕事に対する考え方の変化や、価値観の確立の経緯、そして適した仕事の選び方が垣間見れるかもしれませんよ。

 

ニート時代

ストレスから逃れ、典型的な自堕落ニートとなる

新卒1年目の4月、私は1人部屋にこもってゴロゴロ。。

同級生はおそらく、入社式や新入社員研修などに参加し、社会人生活のスタートを切っていたことでしょう。

ただ、そんなことをあまり考えることすらできず、激務とストレスから逃れた安堵感でいっぱいでした。

当然やることはないので、ひたすらゲームばかり。(プレイ中は現実のことを考えずに済みますからね笑)

昼夜も逆転し、典型的な自堕落生活のスタートを切ってしまいました。

 

両親は、「今後のことをどう考えているのか」という小言をチクチク言ってきました。(そりゃそうだ笑)

しかし、ここでも私はマイナス思考とイジけ体質を発揮してしまい、両親と衝突することもありました。

 

憂さ晴らしに逃げ込んだネット掲示板で、まさかの励まし

そんな鬱憤を晴らした場所は、インターネットの掲示板です。

某「○ちゃんねる」や「G-FO○UM」といったところに出入りし、匿名で毒を吐いたり煽るコメントを書いたりしていました。(最低笑)

そんな中、掲示板には自分と同じような境遇で働いていない人も結構いました。

むしろ私よりどうしようもない理由の人もいました。

そういう人とは、意外にも互いの話を聞いたり励まし合ったりしました。

この掲示板での「仕事や職業選択に悩む人の支援」体験は、気持ちいいものでした。

将来的に、自分のやりたい仕事(人事)へと繋がる基礎となったように思います。

 

ニート脱却!周囲に背中を押され、いきなり接客の仕事へ

とはいえ、そろそろ引きこもって働かないことへの焦りが出てきました。

小言ばかりだった家族は、少し励ましてくれるようになりました。

元アルバイト先の居酒屋で働いていた人が、心配して会いに来てくれたりもしました。(この方も居酒屋は辞めたとのことで、愚痴大会が開かれました。笑)

家族や元同僚が、私に「プラスの考え方」を伝えてくれたおかげで、ようやく就職活動を始めることができたのです。恵まれてますよね。

ここまで約一年かかりました。笑

 

就職活動を始めた私ですが、いきなり正社員で働けると思っていませんでした。

「とりあえずバイトでいいから、社会に出て働こう」と考えました。

結果、求人誌に載っていたアパレル店舗のアルバイトに応募したのです。

「え、人と関わってなかったのにいきなり接客?!」と思う人もいますよね笑

でも、約一年の遅れを取り戻すためにも、あえて人と多く関わる仕事を選んだのです。

荒療治が好きなんですかね、きっと。(ドMか)

結果、合格してアパレル店舗でのアルバイト生活が始まりました。

 

販売員時代

本当にプラス思考を目指し始めた、人生のターニングポイント

いざ働き始めたとはいえ、最初は本当に苦労の連続…

理由としては、やはり根本にマイナス思考があったからだと思います。

少し店長や社員の方に怒られるたびに落ち込んでいました。

しかし、1番歳の近い社員の方と、優しいパートの主婦の方がとても気にかけてくれました。

その時々で伝えてくれたのは、ニートから脱却した時と同様やはり「プラスの考え方」でした。

ここで気付いたのです。

支援してくれた人や後押ししてくれた人は、「どんなこともプラスに捉える能力を持っている」ということに。

そして、「自分から前向きに考えなければ、いつまでも誰かに頼ってばかりになる」

「周りの人の楽しい時間を奪ってしまう」

そういう危機感も持ちました。

 

この時が、自分の人生のターニングポイントだったように思います。

以前から感じていた「マイナスを無理やりにでもプラスに考える大切さ」を、初めて心の底から納得し、実践したのです。

 

 

本気で実践し始めると、意外とすぐに考え方は変わってきました。

怒られたり失敗したり、何か嫌な出来事があっても「プラスになること」を探しました。

そればかり意識して行動しました。

この考えが癖になり、自然と発言も行動も前向きになってきたのです。自然に。

もちろん周りからも評価され、仕事の結果もついてきました。

そして、見事正社員登用されたのです。

現状に何か不満がある、うまくいかないと思っている人も多いと思います。 

一旦それを飲み込んで、目の前のことを前向きにやってみることが、状況打破へ繋がるかもしれません。

 

4年続けた後、理想の労働条件を求め転職へ

トータルで4年販売員を続けた頃、改めて自分の働き方を考えるようになりました。

販売員の仕事は楽しかったですが、不規則で労働時間が長く、給料もそこまで高くはありません。今後の生活を考えると不安になりました。

ニートから脱却するために始めた仕事であり、経験も重ねてきたので、そろそろ良い職場に転職できるのでは?と思いました。

早速、転職サイトと転職エージェントに登録し、どんな仕事が良いかを考え始めたのです。

「土日休みで、給料はこれくらいで、9時〜6時くらいの時間で…」

「結婚するなら安定した働き方がいいなあ(予定はないのに笑)」

この時は条件ばかりを考えていて、仕事の内容は重視していませんでした。

結果、条件が揃っていた運送会社の事務員の仕事に合格し、転職することとなりました。

 

 

運送会社事務員時代

希望の条件でも、物足りなく感じた仕事内容

2つ目の職場である運送会社の事務員は、非常に安定した働き方ができました。

しかし、肝心な仕事内容は、全く自分に合ってないと感じました。

運送会社は、人々の生活に欠かせない物流を支える、なくてはならない仕事です。

主な業務は、物資を管理し決められた物を正確に運び届けることでした。

どちらかというと「モノ」を扱う仕事です。人間関係はそこまで深くなく、またその必要もありませんでした。

きっと、こういう働き方が合う人にとっては、非常に良い環境でしょう。(実際、長く勤めている人も多かったです)

 

しかし、今までの私の経験は「ヒト」が中心でした。だから少し物足らなく感じたのです。

 

何で物足らないか?を深掘りすることで、働く目的に近付いた

そこから考えました。

私は何で物足らないのか?

今まで、どこに喜びや充実を感じていたのか?

何が嬉しかったのか?

 

・ネット掲示板で、就職につまづいた人を支援し合えたこと

・ニート脱出時や就職当初、周りの支援のおかげで前向きになれたこと

・次は自分が、この人たちのように誰かを支援できるようになりたいと思ったこと

 

つまり、過去の経験からモノを運ぶよりも「誰かを支援する(支援される)」ことに喜びや充実を感じるようになっていたのです。

 

じゃあ誰かって、誰を支援したい?と考えると

自分も苦労した、「仕事選びに困っている人たち」の支援がしたいと気付いたのです。

 

「大学で働きたい」

「進路に悩む学生がいたら、良い仕事を見つけられるよう支援したい」

そう思うようになりました。

 

自分の働く目的を探したけれど見つからなかった就職活動。

2つの仕事の中から感じた良いこと悪いことを深掘りすることで、ようやく自分の「働く目的」が見えたような気がしました。

 

 

1回目の転職とは少し考え方が違います。

私の「働く目的」は明確になっていました。

大学職員を目指し、仕事をしながら試験対策をしました。(筆記テストがあるので)

また、大学職員は定期的に求人がないので、休憩中などで常に情報収集しました。

 

しかし…そもそも求人が少ない上に不合格の連続。。

 

焦りが出た私は次なる手をと思い、転職エージェントを活用しました。

とりあえず試しに登録しまくって情報を集めながら、徐々に信用できそうなエージェントに絞りました。

そして、その絞った転職エージェントより提案がありました。

「人事の仕事はどうですか?」

改めてよく考えてみると、人事は「人の職業選び」に大きく関わる仕事だと感じました。

このありがたい提案を受け、私でもできそうな条件の求人を片っ端から集めて応募しました。

結果、今の職場に入ることができたのです。

「働く目的」があったからこそ、他者からの提案も的確だったのでしょう。

 

そして現在へ

充実する働き方の実現

こうしてニートと2度の転職を経て、今に至ります。今の仕事については、ずっと安定しているので特に語ることもありません。笑

仕事に前向きなので評価も収入も上がります。妻と子供も養い、好きなことにお金を使える割合も増えてきました。

 

そもそも私の中で、この転職は成功するという確信がありました。

それは、真剣に自分が充実する働き方を考え続けた結果だからです。

きっと、私と同じ行動をしたとしても、充実する働き方に辿り着く人はいないでしょう。

でも、私と同じように考え続ければ、自分オリジナルの充実する働き方に近付けると思います。

学生時代からずっとマイナス思考だった私にもできました。

1人でも多くの人が、それを実現できることを願うばかりです。

プロフィール① 幼少期〜大学生活までを振り返る

こんにちは、じんじろーです。

 

ブログを始めたので、どうせなら自己紹介をしてみたいと思います。

せっかくなので過去の出来事を振り返りながら、なぜ私が今の価値観を持つようになったかを紹介していきます。

ちょっと自己分析風に。ちょっとストーリーっぽく。

 

 

 

プロフィール

仮名:じんじろー

年齢:30代半ば

仕事:人事

家族:妻と息子

出身:東海地方

趣味:車・ゲーム・ネットサーフィン

主義:人生は常に楽しむ

           

 

幼少期〜高校時代

祖父母と共にのびのびと育った田舎少年

実家は田んぼの多い田舎にあり、幼少時代はのびのびと育ちました。

おじいちゃんとおばあちゃんっ子で、子供の頃から本当に可愛がってもらった記憶があります。

怖い兄の影響で、空気を読みがちな性格に

兄が1人いたのですが、どちらかというと怖い系ジャンル?でしたので、怒らせないように気をつけていました。

この頃から、自己主張が激しいというより他人の様子を見る、気持ちを読み取ろうとする性格になったのかもしれません。

 

中学・高校は野球一筋

学生時代は、一言でいうと「野球一筋」。

中学時代はボーイズリーグでプレーし、内野手のレギュラーとしてそこそこ活躍してました。

猛練習の末レギュラーを掴みかけるも、ケガに泣く

高校では、最高成績が甲子園ベスト4というそこそこの強豪高校に入部!

でも、2年生までは試合に出たり出なかったり。。レギュラー争いは熾烈でした。

そんな中、3年こそはレギュラーを!と、冬にめちゃくちゃ猛練習しました。

 

その結果。。打球が飛ぶ飛ぶ。

冬の練習を乗り越えてもりもりパワーがつき、春季大会ではレギュラー番号をもらえました。そして、春季大会で二打席連続ホームラン!

「これは、俺の時代が来た!」

本気でそう思っていました。

 

しかし。。うっすら抱えていた腰の痛みが悪化し、間もなくして椎間板ヘルニアを発症。

痛くて眠れもしない日々。。

当然試合どころではない。。

掴みかけたと思ったレギュラーは、一瞬にして遠のきました。

 

メンタルの弱さを痛感した、ベンチ外での最後の夏

そうして迎えた最後の夏、私はベンチにも入れませんでした。

高校野球だと、ベンチ入りできなかった3年生がマネージャーとなってチームを支える…。

という美しい話も聞きますが、私はそれが全くできませんでした。笑

 

「なんでこのタイミングでヘルニア。。」

「せっかく調子良かったのに。。」

「キツい冬練を乗り越えたのに。。」

「試合出れないならいても意味ないし。。」

「そもそも痛くて何もできない。。」

 

そうです。メンタルが弱かったんです。

ものすごくマイナスになっていました。

要はイジけていたんですね。笑

チームの応援もサポートもせずに、室内練習場にこもってゴロゴロしていました。

結局、最後の夏も甲子園には行けず、チームも自分も不完全燃焼のまま引退しました。

チームメイト曰く、当時の私には声をかけられなかったそうです。マイナスオーラ出すぎて。笑

 

幼少期〜高校生くらいまでに、今の自分の基礎ができている

振り返ってみると、幼少期〜高校時代くらいまでの体験や行動が、自分の性格を形成した基礎であるように思います。

特に「苦しい時」や「切羽詰まった時」に取った行動パターンは、大人になっても根付いていることはありませんか?

(よかったらみなさんも振り返ってみてください。良い自己分析になりますよ。)

私の場合、部活でケガをした時のイジけた態度やマイナス思考が、後々のニート生活にも影響したと思います。

この自分の性格を変えるのは、なかなか大変ですね。笑

 

大学時代

高校を卒業した私は、そこそこの大学に通うこととなりました。

大学生活は、友達にも恵まれて本当に充実していた気がします。

よく大学の友達は疎遠になりがちという話も聞きますが、私は濃密な関係を続けています。

 

自分を変えるために始めた特殊なアルバイト

そんな充実した大学生活の中で、良くも悪くも後の人生に大きく影響を与えた出来事がありました。

それは、少し特殊な飲食店でのアルバイトです。

何が特殊かというと、2つあります。

①将来飲食で独立したい人が、そのノウハウを学びに来るようなお店

②どんな時でもプラス思考でいるという風土

・マイナスな出来事があった時、最低1つはプラスのことを見つける

・マイナス発言をしたら罰金100円

(この2つは強制でした。笑)

 

私は、高校時代の経験からマイナス思考の自分が嫌でした。だから②に魅力を感じて、アルバイトを通して自分を変えようとしたのです。(ちなみに、飲食店に全く興味はありません)

あえて、自分で自分を崖の下に突き落とす。

ドMなのかもしれませんね。笑

 

激務だろうと、働く目的があれば仕事は楽しいのか?

いざアルバイトを始めてみると、それはまあスパルタで厳しかったです。

求められるハードルが高く、怒鳴られることはしょっちゅう。

(一応、自分アルバイトなんだけどなーと思いながら。。笑)

でも、そこで働く正社員の方がもっと厳しそうでした。

朝から晩まで働いて、お店で寝泊まりしている人も多かったです。

(昔は普通でしたが、今ならブラック企業として叩かれそうですね。笑)

そんな激務なのに、なぜか皆さん本当に楽しそうでした。

理由はおそらく、「独立」という働く目的があることと、②のプラス思考の癖がついていたからだと思います。

 

自分の働く目的なんて見つけられない就職活動

就職活動が始まった私は、このアルバイトに影響を受けて「自分の働く目的」を考えながら企業を探しました。

 

しかし。。

 

どんな働き方がしたいか

全く

わからない!!

 

企業研究も自己分析も今ほどノウハウはなかったので、仕事の探し方もわかりません。当然、自分が働く目的なんて見えませんでした。

一応、何となく受けた企業に内定はもらえました。

そして内定者の顔合わせに行ったのですが、出てきた先方の正社員に私は魅力を感じませんでした。(失礼。笑)

感覚的な表現ですが、覇気がないというか、楽しそうに見えなかったのです。

「これだったら、まだバイト先の社員さんの方が素敵」と、そう感じました。

 

やりたい訳でもないのに、人と雰囲気だけで激務の正社員を選んでしまう

そこで、なんと私は内定を辞退し、アルバイト先の飲食店の正社員になるという判断をしたのです。

理由は、上記で伝えたプラス思考の風土に好影響を受けたためです。

ここでアルバイトを始めてから、自分が少し前向きになった気がしていました。

正社員になれば、もっと常に前向きになれるんじゃないか、もっと強くなるんじゃないか、そんな期待もしました。

 

しかし、ここで重要なポイントを見逃していたのです。

自分は「飲食業界に対して働く目的が皆無だった」ということを。

 

好きじゃない、目的もない、辛いことを乗り越えられず疲弊

内定を辞退してすぐ、アルバイト先の代表に「正社員になりたい」と伝えました。

社員の皆さんは喜んでくれましたが、それと同時に更に厳しい指導が始まりました。

営業中はもちろん、閉店後も調理や接客の勉強です。(タイムカード切ってるのに。。)

 

正直料理とかそこまで好きじゃないし得意でもないし。かといって独立したいといったような目的もないし。激務だし。

だんだんと自分がなぜこのアルバイトをしているのかわからなくなり、心身共に疲弊してきたのです。

魅力だったはずのプラス思考や雰囲気も、自分の本質であるマイナス思考に打ち負けてしまい、全く効果が出ませんでした。

 

大学卒業と同時にニート生活

激務による心身の疲弊とストレスをなんとかごまかしながら、卒業式は出席しました。

しかし、卒業式の数日後にアルバイト先で体調を崩し、そのまま復帰できなくなりました。

今で言う「鬱病」のようなものでしょうか。

 

私は、新卒1年目の4月をニートとして迎えることになってしまったのです。

 

「どんな働き方がしたいかが全くわからない」のに、真剣に向き合わなかった就職活動。

流され続けた自分こそが、この結果の全てであると思います。

ワークライフバランスの実現とは?労働者の視点で考えるべきこと

近年、働き方改革を推進する日本で、特に重要とされているのが「ワークライフバランス」の実現です。

でも「ワークライフバランス」の実現って、実際に私たちがどういう状態になっていれば良いのでしょうか?

今回は労働者の視点で、一度考えてみましょう。

 

 

 

ワークライフバランスとは?

まず「ワークライフバランス」とは、別の言葉では「仕事と生活の調和」と言われています。

内閣府によれば、この「仕事と生活が調和された社会」は次のように定義されています。

 

「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」

(「仕事と生活の調和推進サイト」より引用)

 

少し固い文章ですが、要は「仕事を充実させつつ、それぞれが望む私生活も手に入れられる社会」ということでしょうか。

 

ワークライフバランスが重要視される背景とは

近年これほどワークライフが注目されている背景には、今までの日本の労働環境が影響していると考えます。

「24時間働けますか?」というCMがありましたよね。(若い人は知らないかな?笑)

今まで日本では長く働くことが美化される傾向がありました。

仕事が優先で残業も当たり前、家庭や私生活を犠牲にして働くことが普通でした。

時間だけでなく、厳しい指導や仕事内容も普通でした。

これは、戦争後の日本社会を立て直すためには、一生懸命に働く必要があったからでしょう。

(想像ですが、命がけの戦争に比べたら仕事の厳しさなんて知れているレベルだったのかもしれません。)

 

そうして激務の末に立て直した日本社会は、生活に不自由ない豊かな社会となりました。

次第に長時間労働や、精神的苦痛の伴う厳しい指導の効果は薄れてきました。

反対に、個々の生き方を尊重し、安心した生活を求めるようになってきたのです。

つまり、仕事中心だった日本社会を正すために、今ワークライフバランスの実現が重要視されているのです。

 

ワークライフバランス実現に必要な環境整備は、企業の仕事

この背景をふまえると「ワークライフバランス」の実現とは、プライベート時間の確保そのものを指しているように感じます。

よく採用活動などで「ワークライフバランスを重視したい」という声を耳にします。

 

その人たちの希望としては

・仕事に支配されず私生活を満たす

・休日をしっかり取る

・長時間労働をなくし、残業を減らして余暇を楽しむ

といったプライベート時間の確保であるように感じます。(今までの日本の働き方が影響しているのでしょう)

 

ただ、上記のようなプライベート時間を確保するために必要なのは、労働環境の整備です。

そして、これを担うのは日本社会であり企業です。

私たち労働者は、労働環境の整備に取り組んでいる企業を探して選ぶことしかできません。

つまり、ワークライフバランスの実現のために、労働環境の整備を「考え実行する」ことはできないのです。

 

ワークライフバランスを実現させるために個人が考えること

では、ここからが本題です。もう少し深く考えていきましょう。

「ワーク」と「ライフ」の充実をバランスよく考える

個人としては「仕事と生活の充実をバランスよく考える」ことが大切だと思います。

それはなぜかというと、大枠でみると仕事と生活では真逆の感情が働きやすいからです。

 

仕事(ワーク)生きていくためにしなければならないこと(強制・拘束・やりたくない)

生活(ライフ)生きていくうえで自分を満足させる時間(自由・快楽・やりたいこと)

 

仕事ばかりして拘束されつづける人生は嫌ですよね。

でも、自由な生活ばかり送っていては生きていけないですよね。 

 

この2つの「バランスを取る」ことが、ワークライフバランスの実現と言えます。

 

ライフを充実させる「中身」を考える

プライベートの時間を確保したとして、「ライフを充実させるためにしたいこと」は何でしょうか?

また、そのためには「仕事で得るべきもの」は何かも合わせて考えてみてください。

 

「ライフを充実させるためにしたいこと」⇒「仕事で得るべきもの(お金・時間・安心等)

・旅行が好きなので、たくさんの場所に行きたい⇒時間もお金も必要

・趣味が車なので、好きな車を買いたい⇒多額のお金が必要

・子供や家族との時間を大切にしたい⇒時短勤務や育休への理解、整備された労働環境が必要

・好きな音楽を聴いて部屋でずっとごろごろしていたい⇒時間と安心が必要

・「                                         」⇒「              」

 

ライフを充実させるためにしたいことは、人によって違います。

そして、それを叶えるために必要なものは、仕事から得るしかありません。

(よっぽど多額の不労所得があるとか、6億の宝くじでも当たれば別ですが…笑)

自分が「仕事から得たいもの」が明確になれば、理想の働き方は見えてくるでしょう。

 

仕事が苦にならないような「ワークの充実」が1番重要

上記の、「ライフを充実させるためにしたいこと」を考える時は、ワクワクしませんか?

きっと、考えの中心が自分の好きなことだからでしょう。

でも、ライフの充実ばかり考えていては、ワークライフバランスは実現できません。

その時点で偏りが出ているからです。

ライフと同じぐらい、「ワークの充実」を考えなければバランス悪いですよね。

もっと言えば、「ライフの充実」だけ考えてワクワクしているのもバランス悪いですよね。

 

私が思う「ワークライフバランス」の実現とは、「ライフだけでなくワークでもワクワクできる状態」なのです。(なんかダジャレみたい笑)

 

でも、ワーク(仕事)は最初に説明した通り

仕事=生きていくためにしなければならないこと

です。

本来マイナスに考えがちなワークに対して、「ワクワクする」「楽しい」といったプラスの感情を持つのは難しいですよね。

そもそも、何しててもワクワクする仕事なんてないでしょう。

逆に言えば、ワークに対して少しでもプラスの感情が持てるようになれば「勝ち」です。

働いていても苦にならなければ、毎日が充実しやすいはずです。

 

「ワーク」に対してプラスの感情を持つためには

じゃあそのためにどうすればいいのかというと、個人でできることは2つです。

・自分に合う適職を考え続けて理想の職場で働くこと

⇒どんな仕事がしたいのか、何が嬉しいのか、どこの分野に貢献したいのか

・仕事を楽しめる考え方やメンタルを身につけ、その環境を適職にすること

⇒挑戦を楽しく思う、前向きに考えるクセ

 

つまり、自分にとっての適職を考え、それを自分で作ることです。

 

私は、この2つを行なった結果、今はワークライフどちらもバランスよく充実しています。

 

「仕事なんて、生活していくための手段」だと割り切っている人もいるかもしれません。

それは、決して間違いではないです。

しかし、どうせ働くならその時間を充実させれば、人生はもっと潤うはずです。

1年で約2000時間くらい働くわけですから。

 

まとめ 

「ワークライフバランスの実現」は、企業と労働者の視点によって意味が変わる言葉です。

私たちが求める「仕事と生活が調和された社会」の環境整備は、国や企業に何とかしてもらうしかありません。

労働者が考えることは「ワーク」と「ライフ」をいかにバランス良く充実させるかです。

 

ワークライフバランスを実現させると、本当に毎日が楽しくなります。

今はそう思えない労働者の皆さんこそ、ご自身の「ワーク」と「ライフ」のバランスを一度追求してみてください。

おすすめ転職エージェントは人による!体験談からみる使い方のポイント

「転職エージェントはどうやって利用すればいいの?」と思う人、少なくないですよね。

私は実際、転職エージェント経由で今の職場(人事部)に転職しました。

そして現在、私は「採用側」になりました。

そこで転職希望者を見ていると、「もっと転職エージェントは上手く使える」と思います。

今回は「利用者側」と「採用側」の2つの視点もふまえて、本当に有効な転職エージェントの利用方法をお伝えします。

 

 

 

まずは転職エージェントのしくみを簡単に

転職エージェントとは、転職希望者と企業の間に入り、転職を成功させる人たちです。

よく紹介会社とも言われますね。

企業の求人情報を自社に集め、登録された求職者のニーズに合う求人を紹介するのです。

 

求職者の利用は無料です。タダです。

そのかわり、紹介した求職者の採用が決まった場合、成功報酬として想定年収の2〜3割が転職エージェントの会社に支払われます。(たまに例外の会社もありますが)

 

(例)年収400万で採用→80万の成功報酬(2割)

 

数字で書いてみると結構高いですよね笑

 

つまり、転職エージェント側としては、求職者を採用まで繋げないと報酬がもらえません。

 

採用する側としては、転職エージェント経由で採用する際には多額の費用を支払うのです。

 

だから求職者は無料なんですね。

このしくみを頭の片隅に置いておいてください。

 

 

転職エージェントの利用方法

転職エージェントのメリットとは

では、転職エージェントにはどんなメリットがあるか考えてみましょう。

よく言われているメリット挙げると、

1.キャリアアドバイザーから客観的なアドバイスがある

2.希望を伝えておけば、エージェントの担当者が求人情報を集めてくれる

3.企業とのパイプがあり、事前に企業からだけではわからない情報も教えてくれる

4.履歴書・職務経歴書の添削や面接練習などの相談ができる

5.面接日などの日程調整や、場合によっては年収交渉もしてくれる

といったところでしょうか。

 

転職に対して不安な人、現職と転職活動との両立で時間に余裕がない人、誰かに相談したい人には、心強い存在となってくれるでしょう。

私も、今の職場に導いてくれた転職エージェントにはかなりお世話になりました。(特に2と4)

 

そのメリットは本当?潜む落とし穴

ただ、先ほど紹介したような転職エージェントのメリットは、あくまでも機能すればの話です。

どこの組織でもそうですが、時と場合によっては理想の形が機能していないことがあります。

そこには、上記のメリットを期待通りに得られないという落とし穴が潜んでいます。

 

例えば、「1.キャリアアドバイザーから客観的なアドバイスがある」とあります。

しかし、アドバイザーでも客観的でない人(報酬目的が強い)や、スキルが高くない人(アドバイスが的確でない)が担当になるかもしれません。

そうなると、メリットと思っていたことが結果的にデメリットにもなり得るのです。

 

転職エージェントを使うと、企業と求職者の間に1つ工程を増やすことになります。

この間が機能していないと、企業と求職者が正確な情報共有ができずミスマッチが起こります。

利用する際は注意しましょう。

 

 

転職エージェント利用例

私はいくつもの転職エージェントを併用して転職活動をしていました。

そこから2社に絞り、最終的には最も対応が良かった1社の人とのやり取りになりました。

 

なぜ絞っていったのか?

残った1社は何が良かったのか?

事例をもとに、その理由を紹介しましょう。

 

失敗談① 希望業界に否定的で、理由も曖昧なまま他求人に誘導するエージェント

私は大学職員か人事系の仕事を第1希望としていました。

たまたま非公開求人として大学職員の求人がサイト内に出ていたので、詳細をエージェントに問い合わせました。

私「この(非公開求人・大学職員)が気になるのですが、応募できますか?」

 

A「あ、その求人は大変なので辞めた方がいいですよ。理事長が頑固でストレス溜まるそうですし、キツイと思います。」

 

私「じゃあそれを確認する意味も込めて応募したいです。未経験可と書いてありますが、経歴とか年齢とか条件面で難しいでしょうか?」

 

A「それもあります。でも1番は適正の部分だと思います。堅い環境なので閉鎖的ですよ。○○さんのような外交的な性格と経歴であれば、こういった求人が。、。、(ここから聞いてない)」

 

…はい。それからこのエージェントを利用しませんでした。笑

希望の求人がなかなかないことはありますが、こちらの要望とあまりにかけ離れた対応をされる場合、注意が必要です。

 

行動の特徴としては

・理由や提案が明確でない

・希望に対して否定的

・特定の業界や求人への誘導が露骨

・決めつけて物事を判断する

など。

 

対人なので多少は仕方なくとも、うまく意思疎通が取れない場合は利用頻度を下げた方が良さそうですね。

 

 

失敗談② 転職エージェントを頼りすぎた人

これは、転職エージェント経由での求職者を面接した時のことです。

当時、財務部から中途採用の希望があり、ある紹介会社に依頼をしました。

希望の人材要件としてこちらが伝えたのは、

1.できれば財務経験のある人が良い

2.実務未経験でも、簿記3級程度の知識があって20代後半までであれば可

3.店舗管理や店長など、数字を扱うことに慣れている人は要相談

4.財務部でも時には関係部署への折衝要素もあるので、営業などコミュニケーションスキルがあると良い

上記4点でした。

 

数日後、紹介されたのは「30歳・財務経験なし・簿記知識なし・営業経験者」でした。

プロフィールに少し不安もありましたが、3と4を備えているかもしれないので、一応面接しました。

しかし、いざ面接をしてみると。。

面「あなたの経験を活かして、入社後どのように活躍できるか教えてください。」

 

応「営業で培った人間関係構築力で、関係部署と円満な繋がりを作ります。」

 

面「財務経験や知識はないようですが。。」

 

応「円満な関係を作ったうえで、聞きながら覚えたいと思います。」

 

面「聞きながらも大事ですが、まずは自分で努力して吸収していく姿勢がないと、円満な関係は作れないと思いますよ。

ちなみに、今回の求人はどんな仕事内容だと認識されていますか?」

 

応「財務の観点から、関係部署を繋ぐ仕事です。」

 

面「それはエージェントからの情報ですか?ご自身でホームページなど調べましたか?」

 

応「エージェントの担当者からです。ホームページは少し見ました。」

 

…はい。

まさにダメな典型例ですね。

採用側の要望は財務業務メインですが、なぜか求職者には営業メインで認識されていました。

実際、後ほどこのエージェントに問い合わせたところ、求職者と企業の担当が別であり、うまく情報共有ができていなかったそうです。

この場合、主な原因は転職エージェントです。

ただ、求職者としても自分で応募企業を調べることはもちろん、仕事内容をある程度想像しておくべきでしょう。

わからない時は、それこそ転職エージェントに聞くべきです。

 

成功談  ニーズの把握が上手く、提案も明確だったエージェント

微妙な事例ばかりではないので、私が成功した時の転職エージェントの対応を紹介します。 

 

先の例にも書きましたが、私は大学職員か人事系の仕事を第1希望にしていました。

その情報をもとに、エージェントと面談をしました。

A「まず最初に、大学職員は求人がかなり少ないうえに、人気なので倍率も高いです。探すなら時間かかりますよ。」

 

私「それは大丈夫です。」

 

A「では、求人が出てきたらお伝えします。

あと、人事系の仕事は経験を求められることが多いです。未経験の方はハードルが上がるかもしれません。そもそも、なぜこの第1希望なのですか?」

 

私「今までの仕事の中で、後輩教育や学生アルバイトの進路支援に1番やりがいを持ったからです」

 

A「他の人の仕事や職業選択の支援をしたいということですね。であれば私たちのような人材業界もありますが、それは違うのですか?」

 

私「そうですね。本音としては、なるべくビジネス要素が少ない大学等が理想です。」

 

A「では、第1希望と類似してそうな求人は一応提案だけしますね。

人事系は社内の円滑なコミュニケーションが求められます。未経験可の求人であれば、折衝能力のアピールが有効な会社もたまにあります。それに大学職員も含めて、また提案させていただきますね。」

 

…はい。

結果として、この後提示されたいくつかの求人の中に、今の会社がありました。

 

何が良かったかをまとめると次の通りです。

・良いこと悪いこと含めて、発言が明確でわかりやすい

・「なぜ転職するのか」「どういう働き方がしたいのか」というニーズの深掘りが上手

・ニーズを把握しているから、類似した求人も提案してくれる

・過去の経験を活かせるポイントを探して繋げてくれる

 

上記2つの失敗談のようにならないために、転職エージェントも判断する目を養いましょう。

 

転職するのは自分自身!エージェントに頼りすぎない

転職エージェントは、非常に便利です。

間違いなく利用した方が良いと思います。

自分のかわりに色々と動いてくれるので、つい楽をしたくなるかもしれません。

ただ、実際に転職するのは自分自身です。

自分にとって有益な情報かどうかは、自分で判断しなければなりません。

転職エージェントに頼りすぎないという意識は、常にしておくべきでしょう。

 

また、色んなサイトでおすすめ転職エージェントが紹介されています。

でも、本当におすすめかどうかは、自分で使ってみないとわかりません。

情報だけにとらわれず、自分の意思を持って悔いのない転職活動をしてほしいと思います。

【OB逆訪問】1年目社員の後輩学生に、人事が就活相談会を開催した話

こんにちは、じんじろーです。

 

もう8月がはじまりますね。

私たち人事部では、今年の内々定者もほぼ固まり、無事に採用活動を終えました。

しかし、息つく間もなくすでに次年度の採用活動に向けて動いています。

 

今年の夏、新たに始めてみた取り組みが1つあります。

それは、内々定者や1年目社員に、就活で悩んでいる後輩を直接紹介してもらうことです。

中でも、部活を真剣にやっていた体育会系の学生にターゲットを絞っています。

 

名付けて、「後輩大作戦!!」

(…なんかダサいな)

 

まあ簡単に言うと、単に求人情報を出して学生待っているだけでなく、こちらから学生と接点を作りにいくという採用活動です。

 

どんな結果だったのか?ここで少し話してみたいと思います。

 

 

そもそも、何で後輩にこちらから接点を持ちに行ったのか?

今年から、この「後輩大作戦!(少し気に入った)」をしようと思ったのには理由があります。

学生側と私たち採用側の視点から考えました。

学生側

・先輩の話を参考にする学生が多い

・まず就職活動の始め方、進め方がわからない

・部活やサークルが忙しくて就職活動をする時間がない 

 

採用側

・体育会系のパワフルな学生も採用したい

・学生と直接会う機会を増やしたい

・従来の待ちスタイルでは、応募学生の層がなかなか広がらない

といった感じです。

 

色んな大学のキャリアや就活生・内定者にリサーチした結果、上記の傾向が見られました。

ということは

「部活が忙しくて就活のやり方がわからない体育会系の学生」に、

「先輩OBを通して就活の方法を伝える」ことは効果的なのでは?と想定しました。

 

そこで試しに、学生時代に部活をバリバリやってきた1年目の社員に

「後輩で就活に困ってる子いない?」

と聞いてみたら、

「めっちゃいます!みんな困惑してます!話聞きたい子いると思います!」

と、食い気味で答えてくれました笑

どうやら需要ありそうなので、就活相談会みたいなことを企画しました。(裏目的は、会社のアピールもあるんですけどね。。)

 

1年目社員の部活の後輩に会って実施たこと

早速資料を準備し、1年目社員の母校へ訪問しました。

部活の後輩は全部で10人きました。

全員体育会系の3年生。悩める就活初心者です。

軽く挨拶をしたところ

「こんにちはっす!」

「今日はよろしくお願いします!」

というハキハキした返事。

皆さん、元気で礼儀正しくて気持ちいい。

と、さわやかな若さを感じながら、次の話をしました。

 

①新卒採用の市場環境

②就職活動の進め方

③なぜ自己分析が重要か

④会社が学生を評価するポイント

 

まあ④は少し自社の色も出たかもしれませんが、なるべく一般的な目線を意識して伝えました。

話していて感じたことは、非常に聞く姿勢が良かったです。

皆さん目が真剣で、反応も良く、わからない時はわからない顔をします。(笑)

部活で普段磨かれているからか、やる時の集中力と素直さがあり、社会でも活躍できる素養があると感じました。

本音を言うと、こちらとしても今後インターンや説明会に呼び込みたい人材でした。

 

意外と?就活のスタート地点での悩み事とは

こちらが色んな説明をしつつ、彼ら後輩の話や悩み事を聞いてみました。

すると、意外な質問や意見がいくつもありました。

学生からの声(一部)

「企業説明会、合同説明会、インターンは何が違ってどう活用すれば良いかわからない」

「リクナビなどは学校側から言われて登録したけど、よくわからないから触ってない」

「部活と就活の両立が難しい」

「自己分析とかもはや意味不明」

 

。。。なるほど。

予想以上に初歩的なところで悩んでいることがわかりました。

(まあ3年生の夏というと何もわからない時期ではありますが)

正直、普段身体を動かしているので、考えることは少し苦手なのかもしれません。

 

でも、大丈夫だと思います。

部活だって、頭を使わないと結果が出せないことも多いと思います。練習も試合も、考えることや分析することって大事ですよね。

おそらく後輩たちは、今までの生活で馴染みのないことを考えるのが苦手なのでしょう。

ちょっとしたやり方やコツを知れば、根気よく考え抜けると思います。

ということをそのまま本人達に伝えると、非常に嬉しそうな顔をしていました。

この1日が就職活動のモチベーションに繋がれば、こちらとしても嬉しい限りです。

 

結果、約半数の後輩学生がインターンの予約をしてくれた!

今回この「後輩大作戦!!(もはや広めたい?笑)」では、学生が求めていそうな情報を共有し、就活について一歩でも進めてもらうことを主目的としました。

会社名と業界を簡単に伝えただけで、自社の紹介はほとんどしていません。

しかし、最後にインターンシップの案内をしたところ、約半数の4名の後輩学生が予約をしてくれました。

その場で行きたいと言ってくれた人もいました。

 

理由を聞くと

「ためになる話をもっと聞けると思った」

「どんな風土の会社か気になった」

「単純に楽しそうだと思った」

ということでした。

 

内容に一定の評価をしてもらえたことが、会社への興味に繋がった気がします。

今回の話がある程度響いた、学生のためになっていたと判断しても良いのかなと感じました。

 

とりあえず、第1回の後輩大作戦!!は成功ということにしておきましょう。笑

 

まとめ  OB逆訪問で就活生と直接接点を持つのも有効

現在は、採用側の活動も新しい・特徴的な手法を取り入れる企業も多くなりました。

私たちもOBの協力を得て、就活生と直接接点を持つのははじめての試みでした。

結果としては非常に有効だったと思います。

学生にとっても、OBがいると安心するみたいですし。

ただし、内容が伴っていればに限ると思います。

 

内容とは、「就活生にとって有意義な情報を共有する」ことであり、「学生が良い就職活動をするための行動を促す」ためのきっかけ作りであると考えます。

学生にとって1番良い就職活動の結果が自社であれば、これほど嬉しいことはありません。

 

後輩大作戦!!(もうええわ)を今後1つのオプションとして、今までの採用活動に追加して実施していければと思います。

 

文章力がない人は仕事で苦労する!NG例文と覚えるべき文章の基本【就活生も必見】

す採用担当をしていて、ここ2年くらいで学生の文章力が大きく低下したと感じます。

LINEやSNSの普及により、文章と触れる機会が少ない世代なのかもしれません。

(もしくは文章力なんて必要ないと思っているのかも…笑)

 

ただ、仕事をする上ではある程度の文章力が絶対的に必要です。

文章力がない人は、入社後に苦労している姿をよく見ます。

では、文章力がなぜ必要で、今の世代はどこが弱くて、どうすれば身につくのか。

一度考えてみましょう。

 

 

 

仕事において文章力はなぜ必要か

そもそも、仕事において文章力はなぜ必要なんでしょう?

主に2つの理由があると思います。

 

わかりやすい文章が、受け手の後工程をスムーズにする

世の中にある仕事の多くは、多かれ少なかれ文章を扱うと思います。

文章を見た相手は、その後工程で何かしらの判断や行動をとるはずです。

そのため、仕事で扱う文章には主に次のようなことが求められるでしょう。

・色んな世代の人にも伝わる

・限られた文字数やスペース内におさめる

・受け手がすぐに内容を理解しやすい

・メールや資料では、直接会わずに自分の意思を言葉だけで表現する

つまり、例え直接会話をしなくても誰もが理解できる伝わりやすい文章を、適切な文字数で表す」必要があるのです。

「文章力で読み手の後工程をスムーズにする」

これは文章を読む相手のためです。

 

仕事では、文章力がないと損失に繋がる

プライベートのLINEやSNSとは違い、仕事の文章にはお金が絡んできます。

ということは、文章1つで利益にも損失にも繋がる可能性があります。

「少し言葉が足りなかっただけで、顧客に商品の魅力が伝わらなかった」→売上の低迷

「少し文章の表現を間違えただけで、世間からバッシングを受けた」→会社の批判

「文章に悩んでしまい、全体会議に使用する資料作りに時間をとられた」→低い生産性

などです。

文章力がないと何かしらの損失に繋がり、自分の評価を下げてしまう恐れがあります。

これは、文章を扱う自分のためです。

 

上記のことから、仕事には基礎的な文章力が必要なのです。

文章力は、文章を読む「相手のため」にも、扱う「自分のため」にも身につけておくべきでしょう。

 

文章力が低いと感じたポイント(NG例文)

では、最近「文章力低いな」と感じるポイントはどこでしょうか。

採用説明会の学生アンケートや、若手研修のレポート、新入社員の日報などを見た中で、実例をもとに紹介したいと思います。

ベテランの社会人からすると「え、そんなこと?」と思うかもしれませんが…

 

1.文章が長い

事例:「今日の研修では、今までの自分の業務を振り返ることから始まったが、意外と自分は多くの業務に関わっていることに気づくと同時に、チャンスを与えられていたと感じた。」

長い文章は、それだけ言葉が多くなるので、伝えたいことが分散しやすくなります。

分散すると、受け手にとっては理解しづらくなります。

主語や述語が二重になったり、修飾語や助詞が入り乱れたりするためです。

なるべく文章は短くすることが大切です。

句読点は4つあると、正直多く感じます。

 

2.話し言葉

事例:「具体的なイメージができたし、すごく参考になったなと思った」

ビジネス文章で、話し言葉は非常に幼稚な印象を与えてしまいます。

ここでは、「〜だし」「すごく」「なったな」ですね。

しっかりと書き言葉に変換しましょう。

 

3.同じ言葉を繰り返す

事例:「今後わからないことができたら、わかるようにしていきたい」

当たり前と思いながらも、意外としてしまう人は多いのではないでしょうか。

同じ言葉が繰り返し出てくると、ややこしくなりますよね。

私も無意識に文章を作っているとやりがちなので、注意してチェックするようにしています。

 

4.省略しすぎている

事例:「非常に雰囲気が良くて聞きやすかった」

文章は、短すぎても相手にとって理解しづらくなります。

事例の中では、何の雰囲気が良くて、何が聞きやすかったのかわかりませんよね。

前後の文章からニュアンスで伝わることもありますが、書き手としては不十分です。

 

5.文章を書くのに時間がかかる

これは文章の内容というより、考えを文字で表現する力(アウトプット)の問題です。

説明会でも研修でも、提出物を指定した時間内に書き終えられない人が増えてきたと感じます。

自分の考えをまとめるのが苦手なのか、まとめたとしても文章で表現するのが苦手なのかはわかりません。

こればかりは、経験の積み重ねによって力がつくので、考えを文章化する機会を増やすことが大切です。

 

多かったポイントを大きく5つに分けて紹介してみたした。

更に細かい文法や品詞など言葉の使い方を言い出すと、もうきりがありません。(むしろ私もできません。。)

国語の授業みたいになってしまいます。

それよりも、文章が苦手な人はまず最低限の基本から知っていく方が良いでしょう。

 

まず最低限知っておくべき、文章の基本構造とは

では、文章力をつけるためにはどうすれば良いのでしょうか。

細かな文法、品詞や句読点などの使い方を覚えるのはもちろん必要です。

その前に、一番大切なのは「文章の基本構造をしっかり把握する」ことです。

文章の成り立ちが理解できれば、文法の応用や修正箇所の発見ができるようになります。

 

基本は「主語」「目的語」「述語」

文章の基本を成すのは、「主語」+「目的語」+「述語」です。

例えば、

私(主語)車(目的語)運転します(述語)

 

これが、文章の基本的な形です。

この基本構造は常に欠かせませんので、ぜひ意識してみてください。

文章が苦手な人は、この基本構造に当てはめて繋げていくだけでもある程度の形にはなります。

まずは良い文章を書こうとするより、基本に沿って悪い文章を書かないように意識することが大切です。

 

基本の形を作ったうえで、後は伝えたい内容に合わせて文章を変えていくのです。

 

過去形

私(主語)車(目的語)運転しました(述語)

修飾・補足

私(主語)この大きい車(目的語)運転します(述語)

文章の接続

だからこそ私(主語)車(目的語)運転します(述語)

 

という感じです。

基本をおさえた上で、更に文法や品詞の使い方、語彙力などを学んでいくと、文章力は自然と高まるでしょう。

 

まとめ

私は、学生時代からそこまで文章は苦ではありませんでした。

しかし、それでも仕事において文章を作る時はかなり気を使います。

文章が苦手な人にとっては、尚更苦痛な作業でしょう。

 

仕事でよく後輩・部下の赤ペン先生をしています。笑

そこでも文章の基本構造を伝え、まず悪い文章を普通の文章にできるような話をしています。

もし文章が苦手な人は、この基本構造について意識をしてみてください。

 

 

 ビジネス文書&メールの基本

 

 

 

【262の法則】20%の優秀な人材になる秘訣!4つのリーダー像を知ろう

 

みなさん、2:6:2の法則を聞いたことがありますか?

組織を構成する対象の貢献度を見た時に、「優秀:普通:劣等」の割合が「2:6:2」になるという法則です。

つまり、組織を牽引するリーダーは優秀な20%の人間ということです。

さらに言うと、この優秀な20%の人間はさらに4つのタイプに分けられると思っています。

これから上位20%になって活躍したいと思っている人は、自分がどの5%のタイプに近いか、考えてみてください。

 

 

 

2:6:2の法則とはなにか?

ではまず、2:6:2の法則について簡単に説明しておきます。

組織として活動をしていく中において、上位2割の人が率先してリーダーシップを発揮し、6割の人がそのリーダーに引っ張られて働き、残りの下位2割の人はあまり働かないという法則のことです。

良く「働きアリの法則」としてアリで表現されることが多いですね。

100匹のアリがいたとしたら、良く働くリーダーが20匹、普通に働くアリが60匹、全然働かないアリが20匹という構成になるのです。

そこから全然働かない下位の20匹を取り除いたとしても、残った80匹はまた2:6:2の構成になるということです。

まあこんなに綺麗な割合になるとは思いませんが…笑

人間が組織で活動するときも、同じ傾向があるようです。

もし優秀な人が抜けたとしても、残りの人の2割がそれをカバーするために働く。

劣等な人を辞めさせたとしても、残った人の中からまた劣等な人が出てくる。

要するに、堂々巡りなのです。

 

 

上位20%の優秀なリーダーは、更に4種に分類できる

組織で活動をする中で、上位20%を構成する優秀なリーダーには4つのタイプがあると思います。(大きく分けて)

それぞれに求められる能力も異なります。

創る人 10% 

  →5% ①新たなビジネスを創造

  →5% ②既存のビジネスの発展

守る人 10%

  →5% ③既存のビジネスの維持、効率化

  →5% ④リスク管理

まず、事業を起こして発展させる「創る人」と、今ある事業を維持・管理する「守る人」に分かれます。

では、次から細かく見ていきましょう。

 

創る人①新たなビジネスの創造

まさに仕事を創る人ですね。新しい事業を始める、繋ぎ合わせて今までにないものを生み出す。リーダーというと、一般的に想像しやすいタイプでしょう。

つまり0を1にする人です。

 

創る人②既存のビジネスを発展させる

同じ創る人でも、①とは少し違う役割です。今ある事業をより進化させる、出来上がったもののクオリティを更に向上させ、発展・展開を促す。

つまり1を10にする人です。

 

守る人③既存のビジネスの維持・効率化

事業を創ってばかりでは、ビジネスとして成り立っていきません。

誰かが創りあげた形を崩さないために、管理・維持をするよう率先して動く。

維持しつつも、より効率化を図ったり、周囲の人へ適切な運用を伝える。

つまり、10が9にならないよう食い止める人です。

 

守る人④リスク管理

守る人③は、組織が実務面から細かく崩れないよう、目の前を守っていく人です。

それに対して、この④リスク管理は組織が大崩れするような重大なミスを防ぐ人です。

会社で言えば、法に触れる、間違った方向に進む、事故の恐れがある、内部を崩壊させる人の対処など。

つまり、10が1(時には0?)にならないよう食い止める人です。

 

会社を引っ張る優秀な人やリーダー像は、「創る人」のように前に進めるイメージを持つ人が多いと思います。

しかし、「守る人」のような組織の崩壊を防ぐことも大切であり、誰かが主導して担わなければなりません。

色んなタイプのリーダーが必要ということですね。

 

どのタイプでもリーダーシップは共通して必要!自分はどこで出す?

おそらく上位20%の優秀な人は、上記4つのタイプのどこかが突出して優れていると思います。

(ごく稀に、全ての分野に特化したパーフェクトヒューマンがいますが…笑)

こういうタイプの違う優秀な人20%がリーダーとなり、残りの80%の人間を引っ張ることで組織は成り立っているのです。

ただ、どのタイプであっても、優秀な20%には共通してリーダーシップの力が必要になります。

リーダーシップを具体的にすると

「方向性を定め、決断し、周りを巻き込む力」

だと思います。

創る人はもちろんですが、守る側の人も業務を行う際には、実施内容を決断して周りに伝えていかなければなりませんよね。

そしてこのリーダーシップは、その人のタイプに合った場面でなければ力を発揮できないかもしれません。

仮に①で優秀な攻めるタイプの人に、④のリスク管理を任せたとしたら、優秀なリーダーとしての動きはできるでしょうか。おそらく、少しパフォーマンスは落ちると思います。

自分はどこでリーダーシップを出せる人になるのか、それを考えることが大切です。

 

 

まとめ 〜自分のリーダータイプを意識してみよう〜

みなさんは、どうでしたか。

4つのタイプのうち、どれが自分に近いと思いましたか?もしくは、どこを目指したいと思いましたか?

性格的に「攻める人」か「守る人」かによってある程度絞られてくるかと思います。

2:6:2の法則でいう上位20%の優秀なリーダーになるためには、自分がどの5%になればリーダーシップを発揮できそうかを理解することが大切です。

目指すリーダータイプを少し意識して、普段の生活を過ごしてみてくださいね。

 

 左遷社員池田 リーダーになる〜昨日の会社、今日の仕事、明日の自分〜

 

 

 

人の見る目を養うための方法とは?「肩書き」は1度疑ってみる!

みなさん仕事をする上で、なるべくなら良い人と関わりたいと思いませんか?

曖昧な問いかけですが笑

 

人は社会の中で誰かと共存して過ごしていますので、良いことも悪いことも必ず周囲の影響を受けますよね。

そこで誰と関わるかという判断が、その人の人生を左右すると言っても過言ではありません。

 

つまり、良い生活を送るためには、人を見る目を養うことが重要なのです。

特に仕事において、人を見る目のポイントの1つが「肩書き」に惑わされない、こだわらないことです。

 

 

 

「肩書き」はその人の表面しかわからない

みなさんは「肩書き」についてどう思いますか?

もしくは、「肩書き」がある人に対してどういう印象を持ちますか?

捉え方は人それぞれと思いますが、何となく良いイメージが湧きませんか。

 

「部長さんなんだ。言うこと聞かないと。」

「この資格持ってるんだ!凄い!なら信用できるかな」

「あの大学出てるの?優秀だね!」

 

私もこう考えがちでした。

 

…。でも待ってください。

それって本当にそうでしょうか。

 

みなさんがここで判断したのは、「部長」「資格」「大学」です。

「その人自身」の評価は、まだこの時点ではわかりませんよね。

これらの「肩書き」だけでは、その人の表面しか見えてきません。

 

「肩書き」の価値は、中身が伴っているかどうかで変わる

そもそも「肩書き」とは、一般的に名刺などによく記載されている職名や地位などのことを言います。

もしくは、社会的身分を表すような役職・資格・学歴のことも含まれます。

 

この「肩書き」を手に入れるためには、何かしらの努力や結果が必要なのは間違いありません。

良い学歴のためにはたくさん勉強が必要です。

高い役職につくためには、仕事での結果が必要です。

世間的な地位を得るためには、尊敬される人間力もいるでしょう。

 

そして、自分の努力や結果を最もわかりやすく、簡単に周囲へ伝えられる手段が「肩書き」と言えます。

 

でも、本当に見るべきなのは「肩書き」に中身が伴っているかどうかです。

その中身によって、「肩書き」の価値が変わると私は思います。

中身とは何かというと、肩書きの前後にある「過程」と「結果」、そして今の「行動」です。

次から具体的な話をしてみましょう。

 

「肩書き」よりも見るべき3つの中身

1.過程  〜肩書きが目的マン〜

実は私、ある国家資格を取得するため仕事をしながら講座に通っていたことがあります。

同じ受講生と関わる機会も多く、その会話の流れの中で「なぜこの資格を取ろうと思ったのか?」という動機の話をよくしました。

そこで、1人の人がこんなことを言っていました。

「私は、会社から言われてこの講座に来ているだけです。資格はないよりある方が良いですし、何かあったら履歴書にも書けますし。」

 

その人の動機は、会社から言われたから来たというやらされ感であり、資格という肩書きを取ることが目的でした。

そこで得た知識をどう仕事に繋げるかという考えはありませんでした。

その人が結果的に合格したかは不明ですが、仮に合格したとしても

「え、なんか同じ資格保持者として扱われるのは少し嫌だな」

と感じたことを覚えています。

 

2.結果  〜肩書きとは真逆の結果マン〜

肩書きも、結果が出ていないと説得力がありません。

例えば

・貧乏なファイナンシャルプランナー

・転職に失敗し続けたキャリアコンサルタント

・業務管理やマネジメントができない部長

これらの人の言うことを聞きたいと思いますか?

肩書きはあるのに、真逆の結果だと価値も半減して思えませんか

 

私の会社では、昇格したいために専務や常務とゴルフに行く、飲み会ではピッタリ横に付いている、まさに役員の金魚のフン状態の課長がいました。

しかし、肝心の業務は部下に丸投げです。

部下が一生懸命出した結果を、上に報告するというオイシイ場面でしか動きません。

当然、部下からの信頼はありません。

 

でも、そういった姿はどこからか上層部にも伝わります。

その課長は、自分が主となって業務で結果を出し、自分が成長しない限りは、きっと昇格することはないでしょう。

 

3.行動  〜肩書きの役割知らないマン〜

何より、肩書きを得た後の行動こそ、その人を判断する上で重要です。

それまでにどれだけ努力したとしても、肩書きがついた後の行動によってその印象は180度変わります

・入学後の勉強意欲が低い高学歴学生

・役職がついた途端に高圧的になる人

・保有資格ばかりアピールしてくる人

などです。

高学歴の価値は、入学したことだけではなくその学力レベルの知識を備えた言動ができることです。

これは資格も同じですね。

また部長に昇格したからといって、次の日からいきなり部長の能力が付くわけでもありませんよね。

肩書きが付くことをゴールにしている、満足していると、その役割を見失ってしまう人もいます。

 

とまあ色々と意見を述べましたが、もちろん「肩書き」に見合うような素晴らしい方もたくさんいます。

むしろそちらの方が多いと思います。(個人的な感覚では、7割くらい)

ただ、肩書きにこだわる社会人と、肩書きをアピールすれば良いと思っている学生にもたくさん出会ってきたので、今回ここに綴ってみました。

選考が始まると、バイトリーダーとゼミ長とサークル副部長の学生ばかりです。

○○のプロが〜という自己紹介をする人もいますが、どこがどうプロなのかを聞いてみたいです。笑

 

本当に必要な視点は、誰が言ったかではなく誰かのためになるか

個人的には、採用選考や面接官をする時、学歴や資格、役職だけを見ることはありません。

(ないと業務ができない専門資格は別)

自分より上の役職者(役員クラス)の意向であっても、疑問に感じたら食い付いて質問します。

(もしかしたら厄介な奴だと思われているかもしれません…笑)

そのかわり、一般職員であっても本当に良いと思う意見や提案は全部受け入れます。

私のように凝り固まった頭のおじさんより、若い柔軟な人の方が良い意見が出ることもよくあります。笑

 

必要な視点は、肩書きを含めて誰が言ったかという判断ではなく、それが本当に社会のため、組織のため、誰かのためになるかどうかです。

 

社会や組織のため、誰かのためになること考えて動く人に対して、悪く言う人はほとんどいないでしょう。

意見を言われることはあっても、強く否定されることはないと思います。

(いたとしても、それは私利私欲が絡んでいる人ですね。)

 

まとめ

人を見る目を養いたいなら、「肩書き」だけではなくその中身(過程・結果・行動)に目を向けてください。

逆に見る目のある人に評価されたいなら、「肩書き」ばかりアピールするのはやめましょう。

それは見る目を養うと同時に、自分の考えを持つことにも繋がるので一石二鳥です。

あくまで人を判断するポイントの1つとして、「肩書き」をまず疑ってみてくださいね。

 

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