Restudy Life

うつを機に、人生学び直し。参考書と向き合う資格勉強、自分と向き合う人生勉強を綴ります

【262の法則】20%の優秀な人材になる秘訣!4つのリーダー像を知ろう

 

みなさん、2:6:2の法則を聞いたことがありますか?

組織を構成する対象の貢献度を見た時に、「優秀:普通:劣等」の割合が「2:6:2」になるという法則です。

つまり、組織を牽引するリーダーは優秀な20%の人間ということです。

さらに言うと、この優秀な20%の人間はさらに4つのタイプに分けられると思っています。

これから上位20%になって活躍したいと思っている人は、自分がどの5%のタイプに近いか、考えてみてください。

 

 

 

2:6:2の法則とはなにか?

ではまず、2:6:2の法則について簡単に説明しておきます。

組織として活動をしていく中において、上位2割の人が率先してリーダーシップを発揮し、6割の人がそのリーダーに引っ張られて働き、残りの下位2割の人はあまり働かないという法則のことです。

良く「働きアリの法則」としてアリで表現されることが多いですね。

100匹のアリがいたとしたら、良く働くリーダーが20匹、普通に働くアリが60匹、全然働かないアリが20匹という構成になるのです。

そこから全然働かない下位の20匹を取り除いたとしても、残った80匹はまた2:6:2の構成になるということです。

まあこんなに綺麗な割合になるとは思いませんが…笑

人間が組織で活動するときも、同じ傾向があるようです。

もし優秀な人が抜けたとしても、残りの人の2割がそれをカバーするために働く。

劣等な人を辞めさせたとしても、残った人の中からまた劣等な人が出てくる。

要するに、堂々巡りなのです。

 

 

上位20%の優秀なリーダーは、更に4種に分類できる

組織で活動をする中で、上位20%を構成する優秀なリーダーには4つのタイプがあると思います。(大きく分けて)

それぞれに求められる能力も異なります。

創る人 10% 

  →5% ①新たなビジネスを創造

  →5% ②既存のビジネスの発展

守る人 10%

  →5% ③既存のビジネスの維持、効率化

  →5% ④リスク管理

まず、事業を起こして発展させる「創る人」と、今ある事業を維持・管理する「守る人」に分かれます。

では、次から細かく見ていきましょう。

 

創る人①新たなビジネスの創造

まさに仕事を創る人ですね。新しい事業を始める、繋ぎ合わせて今までにないものを生み出す。リーダーというと、一般的に想像しやすいタイプでしょう。

つまり0を1にする人です。

 

創る人②既存のビジネスを発展させる

同じ創る人でも、①とは少し違う役割です。今ある事業をより進化させる、出来上がったもののクオリティを更に向上させ、発展・展開を促す。

つまり1を10にする人です。

 

守る人③既存のビジネスの維持・効率化

事業を創ってばかりでは、ビジネスとして成り立っていきません。

誰かが創りあげた形を崩さないために、管理・維持をするよう率先して動く。

維持しつつも、より効率化を図ったり、周囲の人へ適切な運用を伝える。

つまり、10が9にならないよう食い止める人です。

 

守る人④リスク管理

守る人③は、組織が実務面から細かく崩れないよう、目の前を守っていく人です。

それに対して、この④リスク管理は組織が大崩れするような重大なミスを防ぐ人です。

会社で言えば、法に触れる、間違った方向に進む、事故の恐れがある、内部を崩壊させる人の対処など。

つまり、10が1(時には0?)にならないよう食い止める人です。

 

会社を引っ張る優秀な人やリーダー像は、「創る人」のように前に進めるイメージを持つ人が多いと思います。

しかし、「守る人」のような組織の崩壊を防ぐことも大切であり、誰かが主導して担わなければなりません。

色んなタイプのリーダーが必要ということですね。

 

どのタイプでもリーダーシップは共通して必要!自分はどこで出す?

おそらく上位20%の優秀な人は、上記4つのタイプのどこかが突出して優れていると思います。

(ごく稀に、全ての分野に特化したパーフェクトヒューマンがいますが…笑)

こういうタイプの違う優秀な人20%がリーダーとなり、残りの80%の人間を引っ張ることで組織は成り立っているのです。

ただ、どのタイプであっても、優秀な20%には共通してリーダーシップの力が必要になります。

リーダーシップを具体的にすると

「方向性を定め、決断し、周りを巻き込む力」

だと思います。

創る人はもちろんですが、守る側の人も業務を行う際には、実施内容を決断して周りに伝えていかなければなりませんよね。

そしてこのリーダーシップは、その人のタイプに合った場面でなければ力を発揮できないかもしれません。

仮に①で優秀な攻めるタイプの人に、④のリスク管理を任せたとしたら、優秀なリーダーとしての動きはできるでしょうか。おそらく、少しパフォーマンスは落ちると思います。

自分はどこでリーダーシップを出せる人になるのか、それを考えることが大切です。

 

 

まとめ 〜自分のリーダータイプを意識してみよう〜

みなさんは、どうでしたか。

4つのタイプのうち、どれが自分に近いと思いましたか?もしくは、どこを目指したいと思いましたか?

性格的に「攻める人」か「守る人」かによってある程度絞られてくるかと思います。

2:6:2の法則でいう上位20%の優秀なリーダーになるためには、自分がどの5%になればリーダーシップを発揮できそうかを理解することが大切です。

目指すリーダータイプを少し意識して、普段の生活を過ごしてみてくださいね。

 

 左遷社員池田 リーダーになる〜昨日の会社、今日の仕事、明日の自分〜

 

 

 

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