【会社の選び方】強い会社を見極める!就活生が条件と一緒に注目すべきポイントとは
現在、世の中は売り手市場と言われています。
人口減少による労働者の不足により、求職者はある程度会社を選べるようになってきました。
就活生で言うと複数の会社から内定をもらい、会社同士を比較することもあるでしょう。
そんな時、どうやって会社を選ぶのか。
今回は少しだけ意識してほしい、会社を選ぶポイントをお話しします。
ぜひ考えてみてください。
会社選択の基本は「今の条件」
就職活動で会社を探す時・選ぶ時、どこを見て判断していますか?
おそらくほとんどの人がまず見るところは同じでしょう。
給料・休日・立地などの待遇や労働環境。
人物・雰囲気などの人間関係。
業種・職種などの仕事内容。
規模・ネームバリューなどの会社の力。
これらは全て「今現在、その会社での働き方」です。
まあ直近で働く会社を探すわけですので、今の条件で比較するのが普通です。
基本としては、募集要項に書いてある内容を比較して何を優先させるかで会社を選んでいけばいいでしょう。
少しだけ頭に入れて選びたい「先の働き方」
会社を選ぶ時は、その会社が今出している求人情報・会社概要・募集要項を見ていくのが基本です。
ただ、頭の片隅で少し考えて欲しいことがあります。
そこの会社・職種での「先の働き方」です。
今提示されている条件から、今後更に待遇が良くなっていくのか。
自分が社会人としてどれだけ成長できるのか。
優秀というより、人間として魅力ある人材が集まってきそうか。
もちろん実際に入社して働いてみないとわからないことも多々あります。
その中で、自分なりに少し先の働き方を予測してみてください。
また、今後は更に変化の激しい時代が来ると思います。
AIの進化、労働人口の減少、働き方の変革、他国の経済成長、日本の低迷。
厳しい社会情勢の中でも発展できる力がその会社にはあるのか、わからないなりでも考えてみましょう。
今後発展する会社を選ぶポイント
では、今の条件以外にどういう視点で会社を選んでいけば良いでしょうか。
今回3つあげてみますので、参加程度に聞いてください。
マーケットを海外に広げている
今後日本は経済発展が予想しづらい状況です。
そんな日本の中だけで勝負するよりも、マーケットを海外に広げている会社は収益を生み出す幅があります。
また、海外向けのビジネス以外で海外に目を向けられるということは、日本国内での実績もある程度備えていると言えます。
何かの分野でシェア上位を誇る力がある
その会社の商品やサービスが、何かしらの分野で上位のシェアを占めていることも会社の力の1つです。
シェアが上位であるということは、競争社会の中で選ばれる・社会に必要とされる事業を産み出せている可能性が高いです。
もちろん廃れることもありますが、シェア上位を勝ち取るノウハウはそれ自体に価値があります。
知的付加価値を生み出している
今後AIの進化や働き方の改革により、単純作業や単純労働はどんどん減っていくでしょう。
「AIに仕事を奪われる」と世間が恐れる中、生き残るのは知的付加価値の高い仕事です。
今までのやり方や常識だけにとらわれず、変化する社会の中で必要とされるものを創造しようとしている会社です。
自ら考え企画・開発・管理を行うことで産まれる付加価値こそが、変化に対応できるのです。
以上の3つのポイントは、会社を選ぶ際に見ておいても良いでしょう。
もちろんこれが全てではありませんが、当てはまる会社は強みがあると思います。
自社の強みを確立させている会社は、今後も生き残って私たちに良い労働環境を与えてくれるでしょう。
社会に価値を提供できない会社に人生を捧げない
もう一つ、選ぶ際のポイントがあります。
それは社会性の低い会社を選ばないということです。
人を騙すような事業を展開したり、法律スレスレを攻めていたり、そもそも「この仕事がなくなっても何とかなるのでは?」と思えたり。
それは入社後に気付くこともあるでしょう。
仕事のニーズは、基本的に
社会の誰かの困りごとを解決する
社会誰かを楽しませたり喜ばせる
この2つがメインです。
会社概要を見ていて、「この会社の事業は社会に貢献しているか」を考えてみてください。
会社の方向性を把握して将来的には自分が導く
上記の通り、会社を選ぶちょっとしたポイントをお伝えしました。
まあ基本的には今の条件や労働環境を優先順位をつけて比較しつつ、先の働き方を想像してみるということです。
そして何より大切なのは、将来的には入りたい会社が発展する方向へ自分が導くという意志です。
今の条件と合わせて、会社が発展する力を読み取ること。
そしてその環境に身を置いて会社を更に発展させる意識で、自分も会社も成長させることが大切です。
そんな環境が整えられる会社選びをしてほしいと思います。