Restudy Life

うつを機に、人生学び直し。参考書と向き合う資格勉強、自分と向き合う人生勉強を綴ります

仕事と給料が見合わない!と思う人が給料を上げるためにすべきこと

みなさんは「こんなに働いているのに給料これだけかよ!」と思うことはありませんか?

 

もしくは、そう嘆く人が周りにいませんか?

 

一生懸命働いていればいるほど、給料は上げて欲しいと誰もが思うはず。

 

そんな時、自分が理想とする給料により近づくためのお話をしたいと思います。

 

ぜひ「どうすれば自分の給料が上がるか」を考えてみてください。

 

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まず給料と労働の関係性を考える

給料は「行った労働の価値」への報酬

そもそも、給料は「価値のある労働」をした分だけ支払われるものです。

簡単に言うと、働いた分だけお金として返ってくるということです。

 

例えば、プロ野球選手。

年俸が上がるのは、良い成績を出したことが評価されてからですよね。

2019年に初めてホームラン王になった選手が、ホームランを打ちまくっているシーズン中に「今の俺の成績と給料見合ってないなー。」と思うでしょうか。

たぶん、良い成績を出すことに必死でしょう。

 

形は違いますが、これはプロ野球選手もサラリーマンも同じです。

また、個人事業主やフリーランスも仕事の後に報酬が来るので根本は同じです。

 

多少の例外はあるにせよ、私たちは給料が出るから労働をする訳ではありません。

 

基本的には「働いた分だけお金がもらえる=労働が先」ということを忘れてはいけないと思います。

 

給料の初期設定は「未知の人材への投資」

給料は労働の価値に対して支払うものです。

しかし、社会の中では「まだ働いていない未知の人材」に対して給料額を決めなければならない場面が結構あります。

 

またもやプロ野球選手で例えると。

それは「契約金」や「最初の年俸額」です。

大学や高校等での野球実績や経験を見て、プロの世界でも活躍してくれるだろうという期待を込めて最初に投資しているのです。

 

逆に、いきなり億単位の年俸を提示される新人選手はいないですよね。(移籍する選手はプロの世界で実績があるから別です。)

 

それは、プロ野球選手として未知の人材だからです。

 

ドラフトの順位によって金額が変わりますが、上位指名の優秀な選手ほど「給料」という期待値が高いのです。

 

これは、会社が設定する初任給と同じです。

そしてこの初任給には会社の力が表れます。

(最近は高く設定する会社も増えていますね)

 

一般的な大卒者に対しての労働の期待値を平準化し、先行投資するのが初任給です。

会社としては「後は給料を上げたいなら価値のある労働で実績を出してね」ということです。

 

中途採用も、ある意味同じです。

履歴書や面接でその人の経験はわかっても、その能力が本当に発揮できるかはわかりません。

 

だから、実績を見てある程度給料を上乗せするかわりに、「ちゃんと経験値を発揮してね」という意図があるのです。

 

「給料に見合わない労働」をする時期はある

先ほど説明した通り、最初の給料設定は「未知の人材に対する投資」でした。

その最初の給料で働き始めた後、結果や実績が上がり能力も成長していったとしましょう。

 

でも査定に響かない時期は必ずあります。

 

それは結果の出始めや出している最中です。

 

つまり「仕事と給料が見合わない」と感じ始めたら、それだけ自分が成長して給料が上がる予兆だと思って良いでしょう。

 

自分の労働と給料が見合わないと思ったらすべきこと

見合わなくても一旦給料以上の労働を続ける

仕事と給料が見合わないと感じ始めたら、給料が上がる予兆です。

ただその仕事が短期的では意味がありません。

 

大切なのは、給料に見合わない労働を安定して行い続けることです。

 

営業なら結果を出し続けること。

事務職なら効率化や利益化を続けること。

サービスなら質の良い対応を続けること。

 

成果は様々ですが、業務の継続と安定こそが周りを納得させて給料を上げる一番の方法です。

 

「仕事と給料が見合わないから仕事量を縮小してもいいよね」と思う人は、自分で継続を放棄していることになります。

周りからは短期間頑張った一発屋という印象にもなりかねません。

 

周りの人から見合ってないと思われる

今回のテーマで1番怖いのは「自分の過大評価」です。

自分では給料以上の労働をしていると思っていても、周りからも同じ印象でなければただの勘違いです。

 

プロ野球選手のように、結果が数字で出る仕事ならわかりやすいでしょう。

ただ、数値化できない仕事もありますよね。

 

そんな時は、謙虚に今の業務の質を高めることに注力しましょう。

もしくは、会社のため組織のために良いことを考え続けましょう。

 

「彼は良くやってくれている」

「役職はないけど周りを引っ張ってくれる」

 

そういう高評価の声を上げてくれる上司や同僚を少しでも増やしていくべきです。

 

腹を割って話せる人や信頼して相談できる人がいたら、客観的な自分の評価を聞いてみても良いかもしれません。

 

上長や決裁者にアピールする

自分だけでなく周りからも評価を感じるのであれば、査定や面談で昇給・昇格のアピールをしても良いでしょう。

 

その時点で、よほど意地悪な上司でなければ同じように評価してくれているはずです。

 

アピールする際は、今までの結果や実績を示すと良いです。

それ以上に、今後のビジョンややりたいことを具体的に出すのが効果的でしょう。

 

もっと会社をこのように良くしたい。

でも今の役職だと力不足だから昇格・昇給したい。

 

そうアピールする方が説得力があります。

 

評価されないなら評価してくれる会社に行く

自分でも周りからも、給料以上の業務を継続して行う力があるという評価になったとします。

 

会社のため、組織のためにもっとこうしたいというビジョンもあるとします。

 

それでも給料が上がらない、昇格もできないとなるといよいよ会社の力不足になってきます。

そもそも、それだけの給料を払うパワーが会社にはないということです。

 

この時点で、自分自分の成果や経験は履歴書や職務経歴書を書く際に困らないネタが増えていると思います。

 

その履歴書や職務経歴書を見て、今以上の評価をしてくれる会社を探してみてください。

 

本当に成果を出すため、組織が良くなるために働いてきたのであれば、その経験を買ってくれる会社はきっと出てくるはずです。

 

とにかく自分の労働の価値を高めること

繰り返しになりますが、給料は労働に対して支払われる報酬です。

 

もし自分の給料と業務が割りに合わないと思うなら、割りに合わない状態を続けることです。

 

雇われの身の場合は、継続して自分の評価を上げるか、継続した実績を他の会社に売り込みに行くかのどちらかが給料を上げる方法です。

 

私自身、自分の労働と給料が見合わないと思った時がありました。

 

そこで会社を批判したり自分の労働を制限するのではなく、更に自分の役職以上の労働を続けてきたと思っています。

 

結果、今では会社員としてそれなりのポストと収入にたどり着くことができました。

(満足はしていませんが、不満ではないです笑)

 

もし当時の私と同じように給料と労働のバランスに悩む人がいたら、ぜひその状態を継続して「価値のある労働」を追求してください。

 

価値のある労働とは、誰かのためになること。

 

そうすれば、自分の求める給料に近づく評価を得られると思います。

【ブログ運営6ヶ月目】振り返りと今後やること、そして感じるブログの良さ

ブログを始めて早くも6ヶ月がたちました。

気付けばもう今年も終わりです。

この1ヶ月くらいは、忘年会や友人との交流、そして家族とのイベントなど、とにかく多忙を極めました。

(毎日眠いです…笑)

 

そんな中、1日一回は何かしら作業をするようになりました。

面倒くさがりで続かない私にとって奇跡です。

ブログ運営が完全に生活の一部になっている気がします。

 

この6ヶ月間を振り返ってまとめてみました。

 

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ブログを半年運営した結果と思うこと

6ヶ月でちょうど50記事。少ないけど限界

最初の1ヶ月は「記事をたくさん書いた方が良い!」という情報を鵜呑みにして、多くの記事を公開しました。

むしろ、ブログを開設する前にコンセプトを固めていくつか記事を書いておいたので、1ヶ月で20記事ほどアップしました。

(クオリティはそんなに高くないけど笑)

 

でも…このペースはしんどい!!

たくさん書くのは無理!!

普通に働いてるし、子育てもあるし、ていうかゴロゴロしたいし(オイ)

 

ブログに注力しすぎると、1番大事な家族や子供との時間を取れなくなってしまいます。

 

ということで、記事の量にこだわらず、自分の生活を考えてできる範囲で更新していこうと思いました。

 

毎日に近いペースで更新している人もいるようですが、素直に尊敬します。

(フリーランスの方かな?)

 

ただ、ブログ運営自体は楽しいですし、全然苦にはならないのは変わりませんね。

 

なので、自分の時間を大事にしつつも記事の更新頻度を上げれるよう、効率化ができればなと思います。

 

PV数は月500ほどでもほとんどが検索流入

実際にブログを運営しているわけですから、やっぱりそれなりに見てもらいたいです。

 

でも半年もたったのにPV数は月500程度…。

ほんっっと弱小ブログです。笑

みなさんどうしてるんでしょう。

 

ただ、ほとんどが検索エンジンから僕のブログへたどり着いてくれているようです。

記事によっては、掲載順位が10枠以内の1桁まで上がっているものも。

 

凄い人は半年で万単位のPV数を稼ぐのでしょうが、私にはそれはできません。

このまま地道に、少しずつですがコツコツと継続していけたらなと思います。

そうすれば、もっと大きな結果も出るかもしれませんね。

 

何より、フラッとたどり着いてくれた誰かに、ほんの少しでも役立てば良いかなと思っています。

 

Google AdSenseに収益がついてきた!

とはいえ、せっかくブログ運営するなら何か目標や結果を追いかけたいということで、Google AdSenseを活用してみました。

1発でAdSense審査に合格できたのは良かったですが、その後広告の貼り方などが全くわからず苦戦しました。

コードを入れたのに自動更新も反映されず…。

 

よくわからなくて放置しようかと思っていたら、いつのまにか広告が反映されていました。

なぜ?わからん。笑

 

まあコードを貼って運用し続けた結果オーライですね。

 

そして、この1ヶ月くらいは1日で数十円〜良い時は数百円の収益が出るようになりました。

 

0が1になった気がして嬉しかったです。

そんなレベルで喜ぶなよと思うかもしれませんが笑

 

今後やっていきたいこと

面倒なカスタマイズをもう少し充実させたい

正直に言うと、ブログのカスタマイズをするのが非常にめんど…難しいと感じます。笑

本当は綺麗に見せた方が良いんでしょうし、良い写真なんかも載せるべきなんでしょうけど。

きっとそれがSEO対策にもなるのかもしれない。

 

でも記事が書けてたら、なんかそれで良いやと思ってしまう今現在。

 

だめですね。はい。

 

今後はサボらずもう少し良い見せ方ができるよう、色んな方のサイトを参考にしながら進めたいと思います。

 

もっと他のはてなブロガーと関わろう

個人的にはSNSなどが得意ではなく、ネットを通して誰かと関わるのが好きではありません。

なので、はてなブログならではとも言われている、他のブロガーとの交流を私はほとんどしてきませんでした。

 

でも暇な時にチラチラと拝見すると、結構面白い内容が多いです。

 

参考になる文章の書き方やカスタマイズなど、他のブロガーさんから学べることは多いなと思いました。

 

ネット見知りする性格ですが(対面の方がまだ人を見知らないかもしれない笑)

少しでも気になればぜひ絡んであげてください。

 

普通に生活しているだけではわからない「人の想い」に触れたい

学ぶ以上に改めて感じるのは、ブログを通して色んな境遇で色んな考えを持った人が、それぞれ試行錯誤しながら生きていることです。

 

普通に生活しているだけではわからない、すれ違うだけのこの人も、毎日同じ電車に乗るあの人も、会ったことない人たちも。。

 

きっと誰もが「想い」を持って生きています。

 

色んなブログを見ていると、当然すごく共感できる人もいれば、「いや、それはちょっと違うんじゃ…」と思う人もいます。

 

でも、それでいいんだと思います。

 

私にもブログをするほどの「想い」があって、それを大切に生きているはず。

そう思うのは、きっと誰もが共通ですよね。

 

このブログ運営を通して、色んな人の「想い」に触れていきたい。

そして自分とは違う誰かの「想い」にも敬意を払っていきたい。

 

人の「想い」に敏感になることは、きっと日常生活の中でも大切だと思います。

 

半年振り返って気付く、ブログをやった方が良い理由

ブログを始めて半年を振り返って、改めてやって良かったなと思います。

特に社会人はやって損はないです。

理由はいくつかありますが、一言で説明します。

 

・自分の考えや価値観を整理できる

・仕事で覚えたことをアウトプットすることで理解が深まる

・他人の価値観を知り、受け入れられる

・文章力の向上に繋がる

・収益に繋がる可能性がある

 

プラスになることしかありません。

ゲームに夢中になるのも、好きなアーティストを追いかけるのも良いですが、ブログという自己投資に時間をかけるのも悪くないですよ。

 

まとめ

ということで、半年の振り返りでした。

もう2019年も終わりに近づき、2020年が目の前まで来ています。

私にとって今年は仕事も家庭も良い年でした。

そして、今の生き方ができれば来年も充実した生活が送れると思っています。

 

今この大変な世の中を一緒に生きているみなさんが、少しでも充実する生活が見つけられるよう来年もブログを続けていきます。

マイペースですが、よろしくお願いします。

 

少数でも、読んでくれた方に感謝。

ありがとうございます。

個人尊重時代だからこそ大切にしたい「誰かのため・社会のため」の仕事

先日、ある大学のゼミで講義をしてきました。

内容は、社会人・人事目線での仕事選びや就活についてです。

 

その中で出会った1人の学生を通して、「誰かのため」「社会のため」になる仕事をすることの重要性を改めて感じました。

 

今回は、そんなお話をしたいと思います。

 

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「誰かのため」の仕事を目指す学生との出会い

ゼミの講義では、自己分析のワークを行いました。

学生には過去を振り返ってもらい、頑張ったことやその行動の理由などを紙に書き出して自分を分析してもらいました。

 

慣れないことを考えて頭を抱える人、ダルさが態度に出ているような人が多い中、スラスラとペンを走らせる1人の男子学生が。

 

シートを覗き込んでみると、「恥ずかしいからあんまり見せたくない」と照れながらも内容を教えてくれました。

 

「自分は消防士になりたい。

理由は、火事の現場やニュースを見て、災害も多くて、ピンチに陥っている人の力になりたいと思った。

部活をやってきて体力には自信のある自分が、社会の役に立てる場所はここだと思った。

だから体力作りと勉強を頑張ってます。」

 

はっきりとした言葉で話をしていて、本心で思っているということが伝わってきました。

「誰かのために」「社会に役立つために」が言える、気持ちの良い学生でした。

 

素敵だなと思うと同時に、ふと感じることがあります。

「今、そういう熱意を秘めた人はどれくらいいるんだろう?」

 

「個人尊重時代」は社会への要求が高い

近年は「個人の生活を尊重する」流れがあります。

世間全体が会社のために粉骨砕身働き続ける古い働き方よりも、自分らしく生きることに重きを置いています。

 

自分の人生を充実させたいのは当然ですので、この流れ自体は良い傾向です。

ただ、自分の人生は常に社会の中にあり、社会と繋がりながら充実させていく必要があります。

 

自分の時間を大事にしたい。

 

だから組織に尽くす必要はない。

 

何となく仕事して、趣味に時間を使いたい。

 

むしろ就職したくないし楽な仕事をしたい。

 

少し厳しかったら別に辞めてもいい。

 

自分が儲かれば他人に迷惑をかけてもいい。

 

ストレス発散できるなら他人を攻撃したい。

 

そういった個人を尊重するあまり、社会が、組織が、仕事が悪という考え方が根付いてきている感覚はないでしょうか。

 

言い換えると、社会への要求が過度になりつつあると感じます。

その反動で、果たすべき仕事という義務への意識が薄れている気もします。

 

※個人を尊重しない社会を肯定しているわけではないです。

当然、法律を度外視したブラック企業やハラスメントは淘汰されるべきです。

 

個人の生活が満足するのは周りの仕事のおかげ

個人の生活を満足させるためには、人それぞれ色んな方法があるでしょう。

そこには誰かの仕事が絶対に関わっています。

 

好きなアーティストのライブに行くのも

(ライブ運営、芸能事務所、歌手など)

 

美味しいご飯を食べるのも

(シェフ、食材や調味料の生産者など)

 

旅行を計画し実行するのも

(旅行会社、ホテル、飛行機や鉄道など)

 

大切な家族を守る環境も

(建築、家具家電、インフラ、保険など)

 

安心・安全な生活を送るのも

(警察、消防、公務員など)

 

個人の生活を満足させるため、裏で試行錯誤しながら働いている人たちが必ずいるはずです。

 

自分の生活が充実するのは、誰かの仕事のおかげです。

 

自分は仕事から恩恵を受けているのに、社会へ要求が強く義務が薄い時代に近づくとしたら危機感を覚えます。

(まあそれだけ余裕がない社会なのかもしれません。国全体で危機感を持った方が…笑)

 

自分の仕事は誰のためになる?

では、自分は仕事で誰の生活を充実させられるでしょうか?

誰に貢献できるでしょうか?

 

エンドユーザーに直接でなくても構いません。

 

自分の仕事が誰のためになるのか。

社会とどう繋がっているか。

 

個人の生活を大事にしつつ、自分が働く所定労働時間くらいは「誰のための仕事か」を真剣に考えても良いと思います。

 

「誰かのために」が仕事になるのは、サラリーマンもフリーランスもYouTuberもきっと一緒なはずです。

 

誰かのために仕事ができる人を尊重したい

これから、社会を取り巻く仕事というものが大きく変わってくるでしょう。

AIの発展、法律の整備、国の施策…。

色んな要素があります。もちろん不安要素も。

 

でも、基本的に仕事は「誰かのため」にあるものということは変わりません。

その仕事がないと、社会は成立しません。

 

「個人尊重時代」の今だから感じること。

個人だけでなく、「誰かのため」の仕事で社会を支えている人を尊重することです。

 

誰かのための仕事を考えられる人は、とても貴重な存在です。

 

考え方は世代によって違いますが、みなさんは仕事についてどう思うでしょうか。

 

私は、今回ゼミで出会った学生の話を聞いて、改めて仕事というものを考えさせられました。

冒頭に話した彼が立派な消防士になって、困った人を救えるようになることを願っています。

「人生は楽しいもんやない。せやから、楽しまなあかんのや」

みなさん、人生の中で自分が影響を受けた言葉はありませんか?

 

よく言われる「名言」というやつです。

 

今回は、私が影響された名言?を紹介します。

 

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タイトルは、あるドラマで大物芸人が発したセリフ

タイトルにある

「人生は楽しいもんやない、せやから、楽しまなあかんのや。」

 

個人的には、まさに言葉通りだと思います。

 

実はこれ、ダウンタウンの松本人志さんが発言されたものです。

 

厳密に言えば「伝説の教師」というドラマの中で、その松本人志さん演じる南波次郎という先生が発したセリフでした。

 

ただ、このドラマの原案を考えていたのは松本人志さんですので、本人の意志が込められたセリフではないかと勝手に思います。

 

 

伝説の教師とはどんなドラマだったか

まず、伝説の教師というドラマを見ていた人、覚えている人はいますか?

2000年に放送されたので、20代の方はわからないかもしれません。笑

 

内容は、破天荒教師の南波先生(松本人志)と、マニュアル通りのサラリーマン教師の風間先生(元SMAP中居正広)が、互いにぶつかり合いながらも学校の問題を解決していく学園ドラマです。

 

良い話や名言もありましたが、何より「笑い」の要素が多く含まれていました。

アドリブでボケが入ったり、松っちゃんと中居さんの漫才があったり。

 

個人的にはかなり好きなドラマで、実家にはまだ全話撮りためたVHSが残っています。

(DVD化されていないのが残念ですね笑)

 

普通に生きていたら楽しくないことばかり

さて、タイトルの言葉に戻ります。

みなさん普通に生活していると、楽しくないことって絶対にあると感じませんか?

 

朝早く起きて、学校や仕事に行く。

 

勉強や業務では結果を求められる。

 

プレッシャーがかかって苦しい時もある。

 

どこの環境でも合わない人がいる。

 

時には攻撃してくる、足を引っ張られる人も。

 

趣味をするためのお金や時間がない。

 

人生、何かと面倒なことが多い。

 

好きなこと、楽なことだけして生きていたいと誰もが思うはずです。

でも、きっとそれが叶う人はいません。

 

野生の動物は生きるために戦っていますが、人間も形は違えど生きるために社会の中で戦わなければなりませんよね。

 

「人生は楽しいもんやない」

 

まさにその通りです。

 

日常を楽しもうとすると本当に楽しくなる

自分が好きなこと、やりたいこと、余暇で人生が楽しめるのは当然です。

でも、それらを楽しむためには嫌でも働くことが必要です。

 

一度、長い目で考えてみてください。

私たちは、あと何十年働き続けなければならないでしょうか?

自分の嫌なこと、やりたくないこともしなければならない中で、その時間は何十年の間ずっと楽しくないと思いながら過ごすのでしょうか。

 

普通に生きていたら、嫌なことに気持ちが引っ張られて「人生は楽しいもんやない」と感じてしまいます。

 

でも、それだともったいない。

 

楽しくないと感じても、まずその日常を楽しもうとしてみることが大切です。

 

報告書を何分で仕上げられるか勝負する。

 

新しい仕事は自分のレベルUPと考える。

レベルが10上がるごとに好きな物を買う。

 

昼休憩でコンビニのカップ麺を制覇する。

 

嫌な人を渾身のギャグで笑わせてみる。

 

1日一個はダジャレを披露する。

 

何かよくわからない可愛いネクタイをつける。

 

何でもいいんです。

自分が少しでも楽しめる時間、笑顔でいる回数を増やすために、まずは楽しもうと工夫してみてください。

 

「楽しまなあかんのや」

 

と思うことが、楽しい人生の第一歩です。

 

楽しもうとしていると、周りに人が集まる

では、仕事が嫌な人が自分から楽しもうとしていくとしましょう。

楽しもうとしてみると、意外と気付くことがあります。

それは「自分が楽しむためには、周りも楽しい状態が1番良い」ということです。

 

1人だけ楽しんでいても、周りがシラけていたり不快に思ってたら意味ないですよね。

 

周りを笑わせる、周りも楽しく仕事を進めるように関わることが、自分が楽しむ効果的な方法です。

 

楽しもうとしている人、それを周りと共有しようとしている人を悪く思う人はほぼいません。

いたとしても、他に味方してくれる人の割合が圧倒的に高いはずです。

 

それは、みんな楽しみたいと思っているから。

楽しそうな人に人は集まるし、楽しませてくれる人は貴重な存在として重宝されるでしょう。

 

もちろん、真面目な時は真面目に立ち振る舞うメリハリがないと、ただの空気読めない人になるので注意が必要ですが。笑

 

「楽」と「笑」で、少しでも楽しめる人生へ

「人生は楽しいもんやない。せやから、楽しまなあかんのや」

 

笑いで天下を取ったと言ってもいい松本人志さんが言うから、説得力が増す気がします。

 

自分から楽しもうとすること。

そのためにはよく笑うこと。

 

「楽」と「笑」。

 

少しだけこの言葉を意識して、1人でも多くの人が人生を楽しめたら良いと思います。

自己分析で本当の自分に近づくやり方とは?「私の理念」を作ろう

自己分析のやり方は、ネットや学校などで数えきれないほど紹介されています。

そのテンプレート通りのやり方は綺麗にまとまりますが、それだけでは自己PRは周りと均一化されていきます。

なぜなら、みんな見ているからです。

 

自己分析の目的は、就活をクリアする小手先のものではなく、本当の自分に近づくことです。

むしろ、本当の自分に近づけば就活はうまくいきます。

 

今回は、唯一無二の自分にたどり着く自己分析の考え方についてお話したいと思います。

 

 

 

 

自己分析の最終目的は「自分の理念」を作る

自己分析とは、言葉の通り自分の分析です。

具体的に分析するのは、自己の長所や短所・特徴・性格・価値観などでしょう。

ただ、私はこの自己分析の最終目的は「自分の理念を作る」ことだと思います。

 

理念というと、難しく感じるかもしれません。

似たような意味の価値観・軸という言葉もありますが、あえて理念と表現しました。

 

理念=「物事の判断基準となる根本的な考え方」を言葉にしたもの

 

言い換えると、「自分が何を大切にして行動しているか」「何が譲れないのか」というような感情的な判断基準でもあります。

 

その根本にある感情を一言で表したものが、理念なのです。

 

企業の理念はどうやって作られるのか?

「自分の理念を作るとか、よくわからない」と思う人はきっといますよね。

では、少し話を変えて企業理念がどのようにできているかを考えてみましょう。

 

企業理念は、「組織としてこの考え方を根底に持って事業運営します」という宣言です。

(組織に浸透しているかは別として。笑)

 

その宣言の背景には、きっと創業者や代表が経験した失敗や問題意識があるはずです。

 

例えば「従業員が働きやすい企業運営をする」という理念の企業は、その創業者や代表が「従業員が働きにくい企業ではうまくいかない」という失敗があったからだと思います。

 

「◯◯(自社商品)を届けて社会に貢献する」という理念の企業は、「社会の中で問題と感じることを、◯◯(自社商品)で良くしたい」という意識があるからだと思います。

 

創業者は自らが体験してきた失敗や問題意識から、「こういう企業運営をしたい」という感情があります。

それをたった一言でわかりやすく表現したものが、企業理念なのです。

 

もちろん感情が全てではなく、理念の下にある方針等は対外的なアピールや社会情勢も加味されてはいます。

 

自分の理念には、どんな感情が絡んでいるか

企業にも理念があるように、自分にもきっと理念はあるはずです。

理念、つまり根本の考え方は、自分の根っこの感情部分にあることが多いです。

それを深掘りしていくのが、自己分析です。

 

自分の根本にある考え方には、失敗や問題意識が絡んでいることが多いと思います。

 

なぜなら、失敗や問題意識というマイナスを改善しようとした気持ちの中に、その人が大切にしていることが含まれやすいためです。

 

 

自己PRの例文で比較してみる

では、実際に一度文章を作ってみます。

一般的な自己PRの例文と、そこに理念を付け加えた例文を並べてみます。

(私の理念は…なんて書き出しでなくても良いですけどね笑)

文字数などは一旦置いておいて、どちらの表現が良いか考えてみてください。

 

【一般的な】自己PR例文

私の強みは責任感です。

大学時代は、企業と合同して商品を開発するサークル活動に注力しました。

 

途中、20人いたサークルメンバーのモチベーションが二極化していることが問題でした。

そこで私は、低いモチベーションのメンバーが前を向けるように繰り返し声かけをしました。

また、何人かは離脱することも想定し、あらかじめ少ない人数でも対応できる分担を考えていました。

 

結果的にやる気のないメンバーは離脱して15人での活動となりましたが、うまく作業を分担して商品を作ることができました。

その商品は企業で実際に販売され、社員の方からお褒めの言葉をいただきました。

 

この経験を活かして、社会でも責任感を持って仕事に取り組みたいと考えています。

 

この例文では、責任感という強みを発揮して活躍してきた様子は伺えます。

ただ、なぜそうしようと思ったのかが読み取れません。

この人自身の考えや感情もわかりません。

当たり障りないですが型にはまったような文章なので、他者の中に埋もれてしまいがちです。

 

【理念】自己PR例文

私は、「周囲との関わりに責任を持つ」ことを意識し行動できます。

大学時代は、企業と共同して商品を開発するサークル活動に注力しました。

 

途中、20人いたサークルメンバーのモチベーションが二極化していることが問題でした。

この状況では、せっかく共同してくれた企業に迷惑をかけてしまうと思い、責任感を持ってやりきることを決意しました。

そこで私は、低いモチベーションのメンバーが前を向けるように繰り返し声かけをしました。

また、何人かは離脱することも想定し、あらかじめ少ない人数でも対応できる分担を考えていました。

 

結果的にやる気のないメンバーは離脱して15人での活動となりましたが、うまく作業を分担して商品を作ることができました。

その商品は企業で実際に販売され、社員の方からお褒めの言葉をいただきました。

 

「周囲との関わりに責任を持つ」意識で培った協調性や柔軟性は、社会に出ても再現できると考えています。

 

赤字の部分が追加した理念・感情の部分です。

同じ責任という言葉を使っていますが、その責任感を発揮した理由がわかります。

表面的に1つのことについてPRする人も多い中、その人の感情・内面・行動の理由が少し理解できます。

 

理念を土台に、何でもアピールできる

自分の理念があれば、それをベースにどんなアピールにも繋げることができます。

上の例文の場合「周りとの関わりに責任を持つ」を土台にすれば、協調性や柔軟性・コミュニケーション力など何でも発揮できます。

ただ「責任感」一点だけをPRするよりも効果的でしょう。

 

「自分の理念」を作るための一例

では自分の理念を見つけるための自己分析はどうすれば良いでしょうか。

 

1.自分の過去の経験を棚卸しする

今まで自分がしてきたことを項目に分けて整理しましょう。

バイトならバイト、部活なら部活、勉強なら勉強など、それぞれカテゴリごとに整理します。

 

2.それぞれ項目ごとに経験を深掘りする

経験が棚卸しできたら、次はその項目ごとに深掘りします。

バイトや部活、勉強などで紙を分けて考えると良いでしょう。

ネット上にある自己分析シートを使っても良いですが、あえて白紙のコピー用紙に自由に書き出しても良いかもしれません。

 

3.深掘りした経験の「感情」部分を見る

項目ごとに深掘りをしたら、次はその時の自分の感情に絞って考えてみます。

「何でその行動をしたのか?」「なぜ頑張れたのか?」「何が嫌だったのか?」

自分がどんな気持ちで過ごしてきたかも振り返ってみます。

 

4.「感情」の共通点か、1番強い想いを見つける

経験ごとに自分の感情を振り返ることができたら、その共通点を探してみます。

バイトの経験と部活の経験で、似たような感情を覚えているかもしれません。

もし共通点がない場合は、1番強い想いを見つけてみましょう。

それが、きっと自分の理念に深く関連する感情になるはずです。

 

 

自分の理念を実現することが、人生の充実

今回は、自己分析で自分の理念を作るという話をしました。

具体的なやり方というよりは、考え方に焦点を当ててみました。

 

この理念を考えることは、就活生だけでなく社会人にとっても必要だと思います。

物事の判断基準となる根本的な考え方は誰もが持っていて、それは歳とともに変わることもあります。

 

自分の根本にある感情を満たし、要望を実現することが、良い職場選びや人生の充実に繋がると思います。

 

 

【スポナビキャリア】はなぜ体育会系の転職に有利?知るべきは企業の戦略


先日、私の会社では体育会系人材を集めたスポーツフィールドの合同説明会に参加しました。

参加して体育会系人材に魅力を感じ、中途採用にも取り入れていく方針を立てました。

 

そこで新たに会社として導入したのが、「スポナビキャリア」です。

今回は、このスポナビキャリアを中途採用に取り入れた人事部の戦略についてお話します。

 

 

 

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スポナビキャリアとは?

まずスポナビキャリアとは、株式会社スポーツフィールドが運営する「体育会系OB」の人材に特化した転職サイトです。

学生時代や社会人チームなどで真剣にスポーツをしてきた転職希望者が登録をしています。

 

専属コンサルタントは全員スポーツ経験者なので、体育会系人材の売り込み方は熟知されているはずです。

 

体育会系OB、もしくは現在スポーツをしながら働いている人は、転職する際に登録してみてください。

体育会系に有利なフィールドで、転職活動をすることができるはずです。

 

気になる方はこちらへ↓↓

 体育会出身者の特別な転職【スポナビキャリア】

 

 

体育会系人材の魅力を改めて考える

では、体育会系人材の魅力を考えてみます。

こちらでも紹介しています。

 

www.jinjiro460.com

 

 

まとめてみると

 

・スポーツで努力した経験は仕事でも再現性が高い

・指導や上下関係に耐性がある

・チームで協働してきた人間関係の構築力

・あいさつなどの基本姿勢を叩き込まれている

・調和重視の現代社会で際立つ人材

・勉強<スポーツなので基礎学力はネック?

 

というところでしょうか。

知識を備えて対処するという「守りの仕事」よりも、努力と熱意で周りを巻き込んで物事を推進する「攻めの仕事」が適任と思います。

 

もちろん全ての体育会系OBに当てはまるわけではありません。

ただ、スポーツ経験者の体育会系OBを集めているので、人材の傾向は類似してきます。

それはおそらく、育ってきた環境が類似しているからです。

 

スポナビキャリアを利用する企業の戦略とは

では、なぜ企業はスポナビキャリアを利用するのでしょうか。

今回は私の会社での話を出しますが、スポナビキャリアを使う企業におそらく共通していることは多いと思います。

 

人物像が絞りやすい

体育会系OBは、種目が違えどスポーツをしてきたという共通の過去があります。

そのため、上記のような体育会系の魅力を兼ね備えた人材であると予測しやすくなります。

人物像は履歴書だけで予測しづらいので、何かに特化した転職サイトはピンポイントで使いやすいです。

 

色んなタイプの人材を採用したい

組織を形成する中では、色んなタイプの人材が必要であると思います。

推進する人、維持する人、管理する人、調和する人など、仕事の特徴に向いている性格は異なります。

同じようなタイプの人材ばかり集まると、組織としての得意分野や強みも偏ってしまいます。

 

体育会系以外の人材は、普通に採用活動をしていても割と集まってきます。

逆に言えば、調和や管理を得意とするタイプが多いことが最近の傾向でもあります。

その中で、体育会系人材専用の転職サイトは、企業としては他との差別化ができます。

 

発展させたい部署のニーズに合致しやすい

中途採用の基本条件は、その配属先で活躍できる能力・経験・知識を備えていることです。

その基本条件をベースに、応募者の性格やタイプを見て、部署の方向性に合いそうな人材を採用します。

特に今後部を発展させたい、取引先を拡大したい等の部署は、中途人材に推進力を求めます。

そんな部署のニーズには、体育会系OBを集めたスポナビキャリアが応えやすいでしょう。

 

【自社例】事業拡大での増員では体育会系を求める

例えば、今回私の会社では広報課から中途採用の要望があったので、どんな役割を担って欲しいかを聞きました。

 

広報課のニーズは今の業務幅をより広げたいという、事業拡大のための増員です。

 

そのため、求める人材は

「現場やメディア関係者に物怖じせず飛び込んでいける人」

「役員や他の所属長を巻き込んで業務の推進ができる人」

という要望でした。

 

大切なのは経験やスキルだけでなく、どんな働き方をしてくれそうかという人物像です。

だから、今回スポナビキャリアを使用しているのです。

 

これが欠員補充であれば、今ある業務をカバーするために生粋の広報経験者を求めていたかもしれませんね。

 

 

体育会系OBは、自分が戦いやすいスポナビキャリアへ

スポナビキャリアは、体育会系OBや現役でスポーツをしている人にとっては転職市場で戦いやすいと思います。

それは、体育会系の人材を必要としている部署の要望で、体育会系の人材を採用したい企業が、体育会系OBが集まるスポナビキャリアと契約を結んでいるからです。

つまり、需要と供給の認識が共通しているので、大きなズレが生じにくくなります。

 

もちろん、他の転職サイトを使いながら幅広く情報を集めてみることは必須です。

 

ただ、企業側としては体育会系人材を求めているからスポナビキャリアと契約しているのは間違いありません。

体育会系OBの方は、このフィールドをぜひ活用して転職を成功させて欲しいと思います。

 

そこでどう自分をアピールするかは、体育会系OBのコンサルタントに聞いてみてください。

 

詳しくはこちらへ↓

 【スポナビキャリア】

 

「人間関係が理由で退職したい」と悩む優秀な後輩にできること

みなさんの周りに、人間関係が理由で退職したいと悩んでいる人はいませんか?

そして、その人が会社に残ってほしい優秀な人材であった場合どうしますか?

 

今回は、私の身近で起こっている退職希望者への対応についてお話したいと思います。

 

11月現時点、私自身リアルタイムで何をすれば良いか考えている最中です。

もし良い方法があれば教えて欲しい課題です。

 

 

 

後輩から退職したいという相談があった

事の発端は後輩と2人で外出した時でした。

「私、実は本気で退職を考えています」

 

その後輩は、以前から仕事で悩んでいることは聞いていましたが、退職を考え始めているとは思いませんでした。

 

というよりは、私がそこまで気付いていなかっただけで前から退職を考えていたようです。

 

理由は管理職との人間関係

原因は、特に1人の管理職との関わりでした。

ある管理職のターゲットとなり、仕事場だけでなく休みの日にLINEなどでキツく指導されたようです。

 

後輩は、その管理職に対して全てをマイナスに捉えています。

小さなマイナスの積み重ねが、今では退職を考えるまでに膨れあがっていたのです。

 

後輩は、業務に関しては非常に優秀です。

物覚えも良く、自分で考えて仕事を前に進める能力があります。

 

しかし、若さもあって人間関係に対する耐性がないのは正直なところです。

ここを乗り越えて持ち前の能力を発揮して欲しいと思い、何とか残ってもらえるよう説得を試みました。

 

退職相談を受けた後輩にしたこと

相談してくれるような関係性に感謝

まず、この相談自体への感謝を伝えました。

中には急に退職する人や、溜め込んで体調を崩してしまう人もいます。

会社のためにも本人のためにも、職員が悩みを相談できる関係性は非常に大切です。

 

優秀な職員は業務で手がかかることが少ないので、放置してしまいがちです。

しかし、優秀な職員にこそ日頃から何を考えて働いているかを聞いておくべきでしょう。

私は普段、この後輩と仕事について語ることができていたから良かったかもしれません。

 

自分の受け取り方を変えてみよう

私は後輩の悩みを聞いて、自分の受け取り方を前向きに変えてみるような話をしました。

 

「指導されるのは、成長できるチャンス」

「その管理職の良いところや、感謝できるところも探してみる」

「今を乗り越えたら、今後人間関係での悩みは減る」

 

人が悩む時は、必ずマイナスの感情に支配されています。

そこからプラスの感情を自分で見つけていくことは、人生を充実させるスキルになります。

 

1人で戦わず相談できる人を作ろう

ただ、その後輩は既に自分の受け取り方を変える努力をしていました。

 

「自分が受け取り方をこう変えたら良いかな」

ということを考えて、自分で自分を持ち上げてきたようです。

 

しかし、管理職の行動は変わりません。

自分を持ち上げるたびに落とされるの繰り返しで、徐々に心が折れてしまったというのです。

 

その状況を聞いて、一緒に頑張れる人を作ろうという話をしました。

 

後輩は、今まで自分一人で変えようとしてきて、壁に当たったのです。

次は誰か理解してくれる人、相談できる人を作って抱え込まないようにと伝えました。

 

同期でも良いですし、当然私も相談の対象にしてもらえるならどれだけでも時間を使います。

 

私の意見として行為者に話をしてみる

ここまでは、色々と後輩自身の中での対処法を伝えてきました。

ただ、行為者である管理職が変わらなければ根本の悩みは消えません。

 

特に今回の管理職は、気分によって他の若手職員にも厳しい指導や強い当たりをすることが多かったです。

(一歩間違えればパワハラですね。。)

 

幸いにも私は人事部で、一応役職もあります。

 

若手職員が標的にならないよう配慮しながら、自分の意見として行為者の管理職に軽く話をしました。

 

「気分で態度を強くするのはやめてくださいよ。私から見ていて結構怖く感じます。笑」

 

管理職になっている人は、そういった指摘を受ける機会は少ないはずです。

性格はなかなか変わらないと思いますが、言える立場の人が伝えていくことは大切です。

 

先輩として、人としての葛藤

退職の相談を受けてから、私はどうすれば後輩に残ってもらえるかを考えてきました。

その中で、自分がどの立場から話をすべきかという葛藤がありました。

 

先輩としての意見

・職場には絶対に後輩が必要だ。

・他社にも嫌な人はいるから同じ悩みが出る。

・自分が変わる努力を続ければ環境も変わる。

 

人としての意見

・自分の人生を優先して考えるべき。

・1つの会社にこだわる必要はない。

・どうしても合わない人とは合わない。

 

先輩としては絶対に残ってほしいので、なるべく説得しようとします。

しかし、一人の人として助言をすると多角的に考えて何が1番良いか判断すべきだと思います。 

残ってほしい、でも本人の今後のためになる話をしたいという葛藤がありました。

 

最終的にはその人の人生が良くなるように

結果として1番最後に伝えたのは、「後輩自身の人生が良くなるために、一度フラットに考えて欲しい」ということです。

転職をして今の嫌な環境を変えるのも1つの選択肢です。

逆に、今の職場で自分を変え続ければ、良い環境に変わっていくこともあります。

 

今は全てがマイナスに感じているので、退職を考えてしまうかもしれません。

ただ、もし退職後も同じ状況になった時、また同じ悩みを抱えるかもしれません。

 

お願いしたのは、退職も考えつつ「今の環境が上向く可能性も捨てないで欲しい」ことです。

そのためには、もう一度後輩自身がプラスに考えられる能力を磨くこと。

相手との関わり方を工夫して変えてみること。

そして、私も一緒に環境を良くするための行動を取るということです。

 

それでも変わらなければ、本当に転職を考えた方が後輩自身の人生にとっては良いでしょう。

 

 

今後、後輩の動向に注意

今回の一件で、退職を考えている後輩に対して良い話ができたかどうかはわかりません。

現状、すぐに後輩職員が前向きになるわけではないと思います。

 

ただ、今後も後輩に良い働き方ができるよう考えたいと思います。

どこの会社も、職員の働く環境は大切ですね。

スポーツフィールドの合同説明会に企業側で参加!体育会系人材の魅力とは

先日、体育会系学生を対象にした「スポーツフィールド」の合同説明会に参加してきました。

 

今回は、企業目線で感じる体育会系人材の魅力をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

スポーツフィールドとは?

まずは、スポーツフィールドのご説明を簡単にしておきます。

一言で表すと、「スポーツに注力してきた人たちに向けた就職・転職支援をする会社」です。

 

大学まで真剣に部活をしてきた人たちは、通常の就活生に比べて時間も体力もかなり制限されます。

 

そんな体育会系の学生が仕事を探す時に活躍するのが、スポーツフィールドです。

社員の方も体育会系の経験があるので、部活と就活の両立を支援してくれるはずです。

 

体育会系の人は、利用してみる価値はあると思います。

体育会系OBを対象とした転職支援も行っているようですね。

 

 

仕事もスポーツも根本は似ている

体育会系でスポーツをやってきた人は、なぜそれを続けてこれたのでしょうか。

何が楽しかったのでしょうか。

私の場合は野球部だったので、なぜ部活をやってきたのかを考えてみました。

 

スポーツのやりがい

【種目】野球

【所属】大学・高校のチーム

【理由】野球という競技が好き

【楽しさ (やりがい)】

・試合で結果が出る

・他のチームに勝つ

・練習の成果を実感する

・チームメイトと協働して強いチームを作る

 

といったところでしょうか。

(体育会系の皆さんは、ぜひ一度自分の答えを考えてみてください!)

 

そのあとに、このスポーツに感じているやりがいを仕事に置き換えてみましょう。

 

仕事のやりがい

【種目】業界 (例:自動車業界)

【所属】会社 (例:トヨタ・ホンダ等)

【理由】働く理由は追求してみよう(例:車が好き・ものづくりが好き・お金等)

【楽しさ (やりがい)】

・売上や利益など、仕事で結果が出る

・他の競合他社に勝つ

・知識やスキル習得の成果が出る

・同僚と協働して強い組織を作る

 

といったところでしょうか。

 

並べて考えてみると、スポーツも仕事も根本は似ていると感じませんか?

つまり体育会系人材は、働く理由さえあれば仕事にも注力できる可能性が高いということです。

 

企業目線から見る体育会系人材の魅力

そんな体育会系人材の魅力を、いくつかまとめてみましたので紹介します。

 

スポーツでの努力は仕事でも再現性が高い

第一線でスポーツをしてきた人は、そもそも努力するということに慣れています。

上手くなるためには、厳しい練習を継続することは必須です。

仕事でも、結果や成長を出すために経験や勉強を継続することは必須です。

努力をしたことがある人は、社会でも組織でも再現性が高いといえます。

 

指導・教育に耐性がある

スポーツには、監督やコーチ・先輩からの指導はつきものです。

これらはもちろん社会にも存在します。

むしろ仕事には賃金が発生するため、会社としてはより活躍できるよう指導するはずです。

 

パワハラ等が厳しくなったとはいえ、どの仕事でも上司からの指導は避けられません。

スポーツを通して指導に耐性がある人は、この指導を自分の成長に繋げることができます。

 

チームで動くための人間関係

スポーツでは団体・個人競技によって差はありますが、チームで結果を出すために動きます。

当然チームには様々な人がいますので、協働する必要があります。

意見や価値観が違う人、得意でない人とも一緒に動いていくための人間関係を築かなければなりません。

人間関係は社会に出ると更に複雑になります。

人間関係の悩みが絶えない社会の中で、チームで動いてきた経験は活かされるでしょう。

 

あいさつ、元気、笑顔

基本的なことですが、何気に1番重要かもしれません。

ハキハキ話す、あいさつをしっかりする、笑顔を見せるといった姿勢を叩き込まれるスポーツも多いです。

この基本姿勢ができていて、社会で悪い印象を受けることは少ないでしょう。

 

ネックは基礎学力?

体育会系の学生は、今までの人生をほとんどスポーツに費やしてきています。

そのため、勉強に費やしてきた時間は自然と少なくなっているはずです。

(もちろん文武両道の人もいますが。笑)

 

スポーツで培ってきた努力・耐性・人間関係の構築力があるかわりに、基礎学力は通常の学生と比べて低くなる傾向があります。

私の会社の体育会系人材も、最初は文章作成やパソコンスキル等には苦労していました。

ただ、持ち前の努力で乗り切って活躍している人も多いです。

 

今、体育会系人材は重宝される

現代の風潮は、「仕事と私生活の調和」であることは間違いないといえます。

働き方改革をはじめ、国としても健全な働き方と私生活の充実を推進しています。

 

ただ、それは限られた時間の中で、質の高い仕事をできるのが前提であることを忘れてはいけません。

プライベートの充実を優先的に考えるあまり、仕事への意欲を考えない人も増えています。

 

全体的に私生活重視の傾向があるので、仕事に熱を持てる人材は本当に目立ちます。

 

スポーツと同じように、仕事に熱を持って事業を牽引してくれそうな体育会系人材は、今の時代に重宝されやすいのです。

 

まとめ

組織を構成する上で、全員が体育会系である必要はありません。

真面目にコツコツと仕事をこなせる人材も必要です。

その中で組織を牽引できる要素が、体育会系人材には多いと思えます。

 

今回、スポーツフィールドの合同説明会に出展し、体育会系人材の魅力を感じることができました。

それは私たちを含め、出展している時点で全ての企業に共通しているはずです。

体育会系として頑張ってきた人は、スポーツフィールドに出ている企業をぜひ覗いてみてください。

将来、仕事で活躍する場が見つかる可能性は高いかもしれません。

 

「同期のサクラ」から、改めて感じる同期の良さ

みなさん、同期のサクラというドラマを観ていますか?

 

私は、今のクールの中で唯一全話観ています。

 

内容としては、とあるゼネコンに入社した5人の同期を中心にした人間模様が描かれています。

 

 

 

 

「同期のサクラ」の内容を簡単に

主人公のサクラは「故郷である離島に橋をかける」というブレない夢があり、それを叶える為に必要だと思うことを、周りの空気も読まずに発言・行動していくような人間です。

 

その周りにいる4人の同期は、別々の配属先でそれぞれ悩みやトラブルを抱えます。

 

サクラの裏表ない言動に振り回さられ、時には衝突しながらも、悩みを乗り越えて自分を確立させていくというのが主なストーリーですね。

 

「夢」や「仲間」がキーワード?

まず最初に感じることは、「ここまで自分のやりたいことをブレずに言える人」は近年あまりいないと思います。

まあネットの中では、「発達障害っぽい」「ちょっと怖い」とも言われているそうですが。

(ちなみに私も最初そう感じました。)

 

ただ、最近の若者は(死語?笑)「仕事よりもプライベート」「職場とは一線を置く」という傾向が強いと感じる中、夢や仲間といったワードが中心となるのは面白いメッセージと感じます。

まあワンピース世代には逆に響くのでしょうか?

 

視聴者の中には、「サクラみたいな人はなんか苦手」と思う人もいるかもしれません。笑

 

 

改めて思う「同期の良さ」

タイトルにもある通り、このドラマの中心は同期の人間模様です。

個人的には、社会における同期の関係性が非常に良く表現されていると感じます。

作中では、5人の同期がそれぞれ助け合いながら、悩みを乗り越え成長していく姿が描写されています。

これって、現実社会でも多く感じませんか?

 

私の会社でも、その年代の同期には「ひじょーに、いい」関係があると思います。

特に人事部は、年ごとに採用した新入社員が同期になりますので、色んな同期の雰囲気を見ることができます。

 

同期は特別感が生まれやすい

いざ仕事が始まると、やはり一筋縄ではいきません。

誰もが何かでつまづいたり、悩んだり、時には辞めたくなったりしています。

そんな時は先輩や上司からのフォローもあるにせよ、必ず同期間で助け合っている姿があります。

歳も経験も感覚も近いですし、悩みも共有しやすいですよね。

気を使わず愚痴も言いやすいですし笑

 

同期同士でよくランチしたり、飲みに行ったり、プライベートでも交流する人も多いです。

 

やっぱり、「同期って特別なんだな」「羨ましいな」と思ってしまいます。

 

 

同期は一生モノ

私は、新卒ですぐ会社に入ることができませんでした。

なので、ずっと同期はいません。

だからこそ、今同期がいる人は大切にして欲しいと思います。

 

もちろん合わない人だっているでしょう。

 

でも「同期のサクラ」の作中に出てくる5人のように、一生の仲間として関わっていって欲しいと感じました。

 

※ちなみに、人事部の仕事内容にもとても共感しました。笑

残業しないお願いとか、ストレスチェックとか、営業などの現場の人に楽してると思われたりとか…笑

人事部も、色々大変ですよね。はい。

アンコンシャス・バイアスとは?無意識なハラスメントをしない組織に必要なこと

皆さん、「アンコンシャス・バイアス」という言葉を聞いたことはありますか?

普段はあまり使わない言葉かもしれませんが、最近厳しさを増しているパワハラ・セクハラ等のハラスメントにも関係してくると思います。

 

ぜひ意味を理解し、自身の行動を振り返って考えて欲しいと思います。

 

 

 

 

アンコンシャス・バイアスとは?

直訳すると「無意識的な偏見」

まずは言葉をそのまま訳してみましょう。

 

アンコンシャス【unconscious】=無意識的な

バイアス【bias】=意見の偏り・偏見

 

となります。

 

つまり「無意識的な偏見」という意味です。

 

バイアスという言葉はよく心理学などで耳にしますが、「思考の偏り」の一種です。

 

これは、人間なら誰もが持っているものです。

 

主に過去の体験から無意識な偏見が生じる

例えば、「力仕事が向いている性別は?」と問われたとすると、多くの人が「男性」と瞬時に浮かんだのではないでしょうか。

でも力仕事が苦手な細身の男性や、身体を鍛えたアスリート体質の女性もいますよね。

 

そう考えるのは、きっと世間一般的な生活の中で「力仕事をしている男性」を過去に体験した比率が高いからです。

だから、無意識のうちに偏った意見を持ってしまっているのでしょう。

 

特にダイバーシティが推進される現代。

無意識に男尊女卑や女性差別をしないように、アンコンシャス・バイアスが注目されるケースは多いです。

 

アンコンシャス・バイアスが悪影響を及ぼすケース

先ほどの説明通り、アンコンシャス・バイアスは誰でも持っている偏見思考です。

そして完全に無くせないものだと思います。

 

ただ、この「無意識の偏見」には、周囲に悪影響を及ぼすケースとそうでないケースがあると思っています。

 

お節介からくる偏見はまだ我慢できる

誰もが持っている「無意識の偏見」の中でも、お節介から生まれるものはそこまで悪影響はないと思います。

 

例えば、「若手社員は負担をかけすぎて潰れてしまわないよう、仕事量を減らした方が良い」という無意識な偏見があったとします。

でも受け手は、「色々経験してみたい」「仕事を減らされて嫌」と思うかもしれません。

 

ただ、裏側には「無理をしてほしくない」「1つずつ覚えていって欲しい」といったような相手への気遣いも含まれています。

そんなお節介から受けた不利益は、仮に嫌だったとしてもそこまで悪影響はないと思います。

方向性が違うだけで、相手のことを考えた行為だからです。

 

自己中心的な偏見が相手の意欲を低下させる

「無意識の偏見」が最も周囲に悪影響を及ぼすのは、自己中心的な考えによる時です。

 

例えば、「仕事は一回教えたら覚えるべきもの」という無意識な偏見があったとします。

もちろん一回で覚える意気込みや姿勢は必要ですし、実際覚えられる人も多いと思います。

ただ、受け手にとっては今回覚える内容が苦手分野かもしれないし、教えられたことはやってみて覚えていく人もいるかもしれません。

 

この偏見は、「自分はできたから」「自分はそう教えられてきたから」「自分の考えが正しい」といったような自己中心的な考えや体験から生まれます。

 

当然相手への配慮はありませんので、「なぜできないのか」「能力が低いんじゃないか」というように相手を責めてしまいがちです。

更には、「自分はしっかり教えたから悪くない」という自己防衛にも繋がってしまいます。

 

自己中心的なアンコンシャス・バイアスは、相手の意欲を著しく低下させます。

しかも、これが無意識だからタチが悪いです。

相手に悪影響を与えていることに気付かないためです。

 

無意識な相手への叱責がハラスメントの原因

ハラスメントに対する意識が高まってきた現代で、「いじめてやろう」と悪意を持っている人はあまりいないと思います。

ハラスメントの原因は、どちらかというと自分の視点のみで考え、自分の意見を譲らず、自分を守ろうとする自己中心的な人です。

こういった人が自分中心にするが故に、無意識な偏見を持って相手を責めてしまうこと。

組織にとっては、この無意識が1番の敵といえます。

意図的でも無意識でも、受け手がパワハラと感じたらそれはパワハラになるためです。

 

無意識に周りへ悪影響を与えないために

このアンコンシャス・バイアスを理解した上で、無意識に周りへ悪影響を与えないために心がけることをまとめてみました。

自分ができていると思う人ほど、一度しっかり自分の行動を振り返って欲しいと思います。

 

自分の無意識を意識する

まずは、自分が無意識な言動に意識を向けてみましょう。

誰かとの会話の後、会議の後、自分の言動を意識して振り返ってみてください。

業務の振り返りを行う人は多いですが、合わせて対人についても客観的に振り返って欲しいと思います。

 

自分と接した後の相手を前向きにする

私は、立場上様々な人から仕事の相談を受けます。

相談が1時間なら、相談者は誰かから受けた行為で1時間負の感情を持つことになります。

自分と接した後の1時間、相手が前向きに過ごせるか、負の感情を持って過ごすかをイメージしてみてください。

 

相手の反応に注意し、フォローをする

人は、いつも相手を前向きにはできません。

知らないうちに不快感を与えてしまうことは誰にでもあります。

その時は、態度や表情に少し曇りが出ているはずです。

表面的な言動だけ見るのではなく、相手の反応に注意して観察するようにしましょう。

もし反応に違和感があった時こそ、少しフォローしてあげるだけで相手の印象はだいぶ違うはずです。

 

アンコンシャス・バイアスの理解が、組織も個人も発展させる

アンコンシャス・バイアスは、誰にでもどんな組織にでも存在します。

誰ができていて、どの部署が完璧ということはなく、そんな小さな話でもありません。

常に変化する時代・環境・人員の中で、全体に目を向けなければ良い組織運営はできません。

 

事業運営の究極の目的は、

「社会に貢献できる仕事をする」

「従業員に良い労働環境を提供する」

この2点だと思います。

 

そのためには、役職や年齢関係なく、

「同じ目的のために、悪影響を与えるアンコンシャス・バイアスに対して意見交換していく」

ことが大切です。

 

誰を責めるでもなく、個人個人が意識できるように促せば、きっと無意識にハラスメントをしない組織に近づくでしょう。

 

更に知りたい方へのおすすめ書籍 

 「アンコンシャス・バイアス」マネジメント 最高のリーダーは自分を信じない

 

 

もし宝くじで6億円当たっても、今の仕事を続ける欲はありますか?

突然ですが、皆さん宝くじで6億当たったらどうするか考えたことはありますか?

そうして大金が手に入った時、今の仕事はどうしますか?

 

今回は、ちょっとそんなことを考えてみたいと思います。

 

 

 

 

6億当たったら私生活の欲は満たされる

私は、よく宝くじが当たった時の妄想をします。笑

6億当たったらどう使おうかなんて考えていたら楽しくてしょうがないですよね。

 

私の場合6億当たったとしたら…

 

まずは家のローンを完済して。

ついでに庭や外構をもっと整備して。

車庫も電動式ガレージ3台分くらい欲しいな。

車が趣味なので、欲しい車種を揃えて使い分けたいなー。

ファミリー用にポルシェのカイエン(ファミリー?笑)

普段使いとしてジャガーXJ。

自分の通勤用にアウディR8あたり。

選べないし。

もう高速で通勤しちゃったりなんかして。笑

 

鞄もスーツも靴も買い揃えて

妻にこのラックの服全部買ってあげるとか

子供には何でも習い事行かせてあげるとか

 

繁忙期でも海外旅行してみたり

高級レストランでシャンパン開けてみたり

 

アイスは常にハーゲンダッツとか

 

それと…

これが…

あれで…

………。

 

欲は言い出したらキリがないですよね。

まあ、私生活で求める欲はかなり満たせると思います。

 

多額のお金が手に入った時「今の」仕事をどうするか

そんな楽しい妄想はさておき、じゃあ6億当たったら仕事はどうするでしょうか。

もちろんお金はたくさんありますので、資産運用に費やして更に増やしていくのもありです。

軍資金もありますので、今までやりたかった事業や個人経営に走るのも良いでしょう。

 

ただ今回は、その辺りは一旦置いといて「今の」仕事をどうするか妄想してみてください。

 

今の仕事は続けますか?

それともお金があるから辞めますか?

 

この妄想で、今の仕事への充実度がわかってくるのではないでしょうか。

 

「私は今の仕事を続ける」その理由は?

仕事にも欲を持っている

結論から言うと、私はおそらく今の仕事は辞めないと思います。

理由を考えたら、主に3つありました。

 

1.仕事自体に面白さを感じているから

→この仕事を覚えたい、やってみたい、知らないことがわかったら面白い。

 

2.自分の会社の事業が、世間のためになっていると思うから

→今の事業を成功させたら、社会に新しい動きが出る。自分の仕事に意味があると思える。

 

3.職場の社員が「かわいい」と思えているから(変な意味じゃないですよ笑)

→一緒に成長を感じたい、仕事を共有したい、頼ってくれると思う職員がいる。

 

改めて考えてみると、自分の中で仕事への欲・使命感が芽生えていると思いました。

 

だから、仮に6億当たって物欲が満たされたとしても、仕事欲を満たしたいから今の仕事は辞めないと思います。

 

仕事にも欲が持てているということは、今の仕事が自分に合っている状態ともいえます。

 

仕事を自分の欲を満たす要素の1つにする

この話だけを聞くと

「仕事する理由なんて生活するためのお金を稼ぐ手段でしかないよ」

と思う人もいるかもしれません。

(むしろ私も前職まではそう思っていたかも)

 

それは間違いないですし、全ての人が仕事欲を満たせるとは思っていません。

 

ただ、多くの人にとって本来手段である仕事にも欲が持てれば、自分の欲を満たす要素が増えるわけです。

宝くじが当たった時に近い楽しさを、仕事からも感じることができれば最高です。

 

 

欲を持てる仕事は一生かけてでも探す

正直、宝くじはよっぽど運が良くなければ当たらないですよね。

または宝くじほどの稼ぎを得られる人もほんの僅かです。

つまり、ごく一般的な家庭の人が物欲を全て満たすのは困難です。

 

となると、自分の生活水準に合わせて物欲を抑えるしかないので、「何か足りないなあ」と思うかもしれません。

もしくは、欲を持たず手に入る範囲のものだけで満足するようになるかもしれません。

 

でもそんな時こそ、誰もが行うはずの仕事にも欲を持てるように考えてみましょう。

その方が、キリがない物欲を追い続けるより充実度が高まるはずです。

 

私の場合、2回の転職を経てようやく今の仕事が合っていると思えました。

この転職も何かが嫌だったからと言うより、「自分がもっと充実した人生を送るには何の仕事が良いか」を考え続けてきた結果です。

 

自分に合う仕事、欲を持てる仕事は、大げさに言うと一生かけてでも追求していく方が良いと思います。

 

まとめ

今回お話した「自分の仕事欲がどこにあるか」を見つけるのは、決して簡単ではありません。

ただ、真剣に追い続けなければ絶対に見つかることはありません。

宝くじも買わなければ絶対に当たらないのと同じです。

 

ぜひ、自分と真剣に向き合って、宝くじに当たっても続けたいと思える欲のある仕事を見つけて欲しいと思います。

 

そうすれば、きっと人生は更に充実するでしょう。

「会社や職場はやっぱり人が1番大切」を管理職含む全社員が意識すべき

私は、人事という仕事をする中で、ここ最近沢山の社員と色んな話をする機会がありました。

 

そこで感じたのは

「会社や職場はやっぱり人が1番大切」

ということです。

 

なぜそう思ったのか?を少しお話させてください。

 

 

 

 

個人面談で知った各社員の良さ

実は最近、人事部として管理職以外の各社員と個人面談をしました。

目的は、内定者配属・異動・ジョブローテなど組織編成を考えるために意向を聞くことです。

ただ、個人的に1番重視していたのは「今の仕事や職場環境に充実感があるか」の確認です。

 

今の部署や上司と合わないと感じている人がいるかもしれない。

違う部署に興味がある人がいるかもしれない。

今は停滞している人が、もっとパフォーマンスを発揮できる環境があるかもしれない。

 

仕事に対するモチベーションが高くない人がいたら、その原因を探って何とか環境を整えていきたいと思っていました。

 

 

ということで、私が面談をして各社員の現状満足度を聞いて周りました。

その意見は十人十色で、充実していたり、少し悩んでいたり、不満があったり…。

話しづらいことや警戒心もあったでしょうが、皆さん協力的で嬉しかったです。

 

 

話を聞いていく中では、意見そのものよりも「その人その人の個性」を感じました。

考え方や価値観もそれぞれで、良い面もあればちょっと課題?と思える面もあります。

でも、それぞれの個性を活かしながら、意外と自分の考えで前向きに仕事をしている姿勢が見られました。

私の職場には、仕事に真剣に取り組む素晴らしい人材が集まっていると改めて感じました。

 

 

一方で、職場の人間に苦しめられている人もいる

そんな個人面談の裏側で、多くの社員から相談を受けることがありました。

 

社内を歩いていたら急に個室に連れ出され、「後輩が落ち込んでいるから力を貸してほしい」という相談があったり。

休憩室で偶然2人きりになった社員から、「実は◯◯さんからこんなこと言われて困っている」という相談があったり。

人事部の相談窓口に若手社員が泣きながら電話をしてきて、「上司の指導がキツくて職場に行きたくない」という相談を長時間聞いたり。

 

職場には、見えないところで悩み苦しんでいる人がたくさんいたのです。

 

いずれも共通点は、「上司(特に管理監督者クラス)の人たちの接し方」による悩みでした。

悩みや苦しみのタネは仕事自体が原因ではなく、人間関係であることが多いのです。

 

人間関係で社員を悩ませることは大きな損失

社員が人間関係で悩んでしまうと、本来考えるべき仕事のことに脳を使えなくなります。

仕事や職場が嫌というより、「職場にいる◯◯さんが嫌」「◯◯さんをどう対処しよう」という感情に支配されてしまいます。

特に相手が管理職の場合、なかなか反論もできず自分で抱え込むことになりがちです。

この状況は、会社や組織にとってかなり損失です。

 

ちゃんとした人間関係ができていれば、社員に余計な悩みや苦しみはなかったはず。

私に相談していた時間を、もっと仕事のこと、組織のこと、会社のことを考えられたはず。

 

今こそ全ての人が「どう接すれば各社員が前向きに仕事に取り組めるか」を真剣に考える必要があると思います。

それが、冒頭で述べた「やっぱり組織は人を大切にすべき」ということに繋がります。

 

 

人を大切にできる組織にしていくために

「人を大切にできる組織」になるために、各社員に意識して欲しいことがいくつか浮かびました。

社会で働く皆さまに共通する部分もあると思いますが、まずは私の職場の課題として。

特に管理職は要注意の項目ですね。

 

できていると勘違いしない

今回悩んでいた社員の部署の管理職の様子を見てみると、部下から相談があったのにも関わらず自信満々です。

「うちの部署はみんな楽しそうに働いている」

「気遣ってマネジメントしてるから問題ない」

 

…でも、それって本当にできていますか?

組織や会社の中では、社員が本音を話しづらくなります。

年代が近い人もそうですが、管理職ともなれば尚更です。

気を使って、表面上だけ良い顔を作って、裏で悩んでいる人もたくさんいます。

どんなに優秀な人でも、完璧に組織のマネジメントができている人はいません。

表面の様子だけ見て「自分はできている」と思い込まず、いつも周りの苦悩に敏感になれる人が増えて欲しいと思います。

 

気分と感情で接し方を変えない

これは本当に全ての人が気をつけるべきです。

機嫌が悪い時に過剰に厳しく、機嫌が良い時は

過剰に優しい人は、周りに高ストレスを与えます。

なぜなら、いつもその人の機嫌を伺わなければならないからです。

「今は部長の機嫌が悪いから、資料の確認は後にしよう」と余分な気を使っている社員はよくいます。笑

自分の機嫌で周りの社員を振り回さないことは、働きやすい環境にとって大切な要素です。

 

些細な言動による相手の反応に注意

悩んでいる人が多いとはいえ、このご時世に「苦しめてやろう」と悪意を持って接している人はあまりいません。

社員を悩ます行動の原因は、些細な言動の積み重ねが大きいです。

軽はずみなイジリや強めのジョーク、プライドを守るための自己保身や責任転換、気分による叱責などです。

こういった行為は、受けた側も周りも結構気付き、不満や負の感情を持ちます。

そして、自分自身も「今やりすぎたな」と気付くことは多いのではないでしょうか?

些細な言動で相手を苦しませてしまうことは誰にでもあります。

ただ、相手の反応に注意し、すぐリカバリーするだけで相手の苦しみは半減できるはずです。

 

 

3つ出しましたが、要は人として信頼されているかどうか、信頼関係が築けているかが大切です。

 

 

1人の人間として気にかけることに立場も役職も関係ない

私自身、ここ最近の様々な人との関わりで、「人を大切にできる組織」にしていきたいと感じました。

そのために必要と思うことを色々話しましたが、まとめると「1人の人間として気にかけられるかどうか」に限ります。

 

1人の社員に対して、

・どんなところが良いと思うのか。

・どうやって成長して欲しいのか。

・期待している役割は何か。

・どんな行為に感謝しているのか。

・組織に必要な存在として認めているか。

・何かに困っていないか。

など、1人の人間として接することが大切です。

 

この行為には、役職も立場も年齢も関係ありません。

とはいえ、立場が上の人に対して下の社員から意見や指摘をするのは難しいでしょう。

そこに対しては、人事部として何か組織の風通しが良くなる仕掛けや仕組み作りを考えたいなと思っています。

 

もし、何かいい案が浮かんだり実施できたりしたら、いつかここで紹介できると良いですね。

 

まとめ

私は個人面談で感じましたが、社員の個性はそれぞれ違って、それぞれに良い面があります。

その社員の良いところを最大限に引き出すためには、人間関係というムダな悩みや苦労の時間を少なくできれば最高です。

 

組織は、やっぱり人が大切です。

これから時代が変わっても、組織で共存して働く環境では変わらないことだと思います。

 

 

5ちゃんねるはじめネット掲示板を辞めたら仕事も人生もうまくいく

私は、20代前半の頃インターネットの匿名掲示板(主に2ちゃんねる)に入り浸っていました。

しかし、今はネットの掲示板に書き込むという行為は全くしなくなりました。

結果、今の方が比べ物にならないくらい人生が充実していると感じます。

その私なりの理由を、実体験も含めてお伝えしたいと思います。

もしネットの掲示板等に入り浸っている人、人生充実していないと感じる人がいるなら、一刻も早く抜け出すことをおすすめします。

 

 

 

インターネット掲示板とは?

まず、ネット上の掲示板とはどういうものでしょうか。

電子掲示板(BBS)とも言われているその内容は

コンピュータネットワークを使用した環境で、記事を書き込んだり、閲覧したり、コメント(レス)を付けられるようにした仕組みのこと。

(wikipediaの文章を引用)

です。

この掲示板を利用すると、多くの人と様々な情報交換や意見交換、議論ができます。

特徴としては匿名性が高く、ペンネームなど実名でなくても誰でも気軽に投稿・コメントができます。

(とはいえ個人を特定され裁判沙汰になるケースも多々ありますね)

 

インターネットが普及した1990年代から様々な細かい掲示板がありましたが、中でも有名なのは「2ちゃんねる(現在は5ちゃんねる)」でしょう。

1999年に開設され、ピーク時は訪問者が年1,000万人を越えていたそうです。

現在はSNSやYouTubeなどの普及により勢いは衰えているそうですが。

この2ちゃんねるをはじめ、様々なブログやまとめサイト、YouTubeやYahoo!記事のコメント欄など、現代にはネット上で気軽に意見交換ができる場所が多々あります。

 

ネット上の掲示板に入り浸ると何がダメなのか?

では、ネットに入り浸ると何がダメなのでしょうか。当時の私もふまえて理由をお伝えします。

 

人間の根底にある性善説と性悪説

まずは、人間の特性から考えてみます。

皆さんは、性善説と性悪説という言葉を耳にした事はないでしょうか。

「性善説」とは、人は生まれながらに善の性質を持っているという説。

「性悪説」とは、人は生まれながらに悪の性質を持っているという説。

どちらが正しいかどうかは様々な解釈があるでしょう。

ただ個人的には、人間は性善説と性悪説の両面を兼ね備えた生き物説であると思います。

人間の根底には、良い面(善)もあれば悪い面(悪)もあるということですね。

そのどちらを呼び起こしてくるかは「環境」次第であると思います。

そしてネット上の掲示板は、人の悪を呼び起こす「性悪説」が広まりやすい環境です。

 

ネット上の掲示板は人の悪が蔓延しやすい

では、なぜネット上の掲示板は人の悪「性悪説」が広まりやすいのでしょうか。

その大きな理由として挙げられるのは、匿名性が高いという掲示板の特徴です。

 

・現実で出せない「悪」の部分を晒け出せる

現実世界では、思うがままに生きると都合が悪いことがたくさんありますよね。

きっとストレスも溜まるでしょう。

一種の空想世界とも言えるネット社会では、思うがままの発言をしてもその場で自分に害が生まれることはありません。

なので、ネット社会には現実で抱えた闇を持ち込んでくる人が多いと言えます。

 

・他者に対して批判的・攻撃的になりやすい

ネット社会の中にいる人は、顔も名前も知らない、会うこともほぼない相手です。

日常ではしづらい人への批判、攻撃も簡単にできます。

知らない誰かに当たり散らしてストレス発散という人もいるのではないでしょうか。

 

・自分を平気で偽ることができる

当然、匿名性が高く自分のことを知らない人たちなので、自分を良く見せることもできます。

学歴・年収・容姿・仕事。ここでは理想の自分像を勝手に作ることができます。

もちろん、全ての人が嘘を付いているとは限りませんが。

よく「マウント合戦」と言われるように、人よりも優れた自分を演出することも自由です。

そうすると、周りに勝った気になれます。

 

ちなみにお気づきの方もいるかもしれませんが、これらは全て当時の私が行っていたことです。笑

 

空想世界といえるネット社会でも、自分は現実と繋がっている

「現実では毒なんて吐かないし」と、ネットと現実世界の間でメリハリをつけようと意識することもできます。

しかし、少しでも性悪説が蔓延する環境に身を置いた時点で、脳が物事を悪く捉えるようになります。

ネットの社会で出来上がった性悪説の脳は、現実世界にも引き継がれます。

そうなると、性悪説を持ったまま現実世界を過ごすことになります。

それは人間関係の悪化や仕事への悪影響に繋がる1番の要因であると思います。

物事を悪い方にしか捉えませんから。

中には、ネットの中にも良い人もいますが、割合としては少ないでしょう。

 

社会の中には、意外と良い環境もある

掲示板などのネット社会に入り浸っていると、世の中の全てが悪に思える感覚になりませんか?(私はなりました笑)

ただ、それは世界の闇がネット社会に集まりやすいからです。

人間の根底には善と悪の両面があるはずです。

ということは、世の中に善が集まりやすいような環境もあるのです。

そこでは、助けてくれる人、認められる仕事、楽しめる雰囲気などが出来上がっています。

人の善が集まりやすい環境では、毎日が自然と充実してくるのです。

私の周りでも、毎日充実していると言い切れる環境を見つけることができました。

きっと、他にも善が集まる環境は多々あると思います。

 

悪の環境を捨て、自分から性善説に歩み寄ってみる

ネット中毒という言葉もある通り、ネット社会が自分の居場所と感じてしまう人もいるかもしれません。

「今更遅い」とか「性善説なんて気持ち悪い」とか「洗脳みたい」などと思う人もいるでしょう。

毒でも吐かなきゃやってられないと言いたい人もいるかもしれません。

でも、もしそんな生活抜け出したい、毎日を充実させたいと少しでも思うのであれば、人の悪が集まりやすいネットという環境から抜け出してください。

抜け出すためにやることは2つ。

ネット社会に入り浸る環境をなくすことと、自分から性善説に歩み寄ることです。

ネットに使っている時間を他の何かで埋めるようにしてみてください。

 

まとめ

インターネット上の掲示板を利用している人の状況は様々です。

働いている社会人、フリーターやニート、学生、主婦、こどおじ…。

共通して言えるのは「生活を充実させたいなら現実社会に目を向けた方が良い」ということです。

インターネットの掲示板自体がそれなりに楽しめるものなのは間違いないです。

ただ、人生そのものを楽しむためにも、ぜひ掲示板から抜け出して現実を充実させて欲しいと思います。

私ですら抜け出せたので、きっとできないことはないでしょう。

「しくじり先生」の要素を社内研修に取り入れてみた件

みなさん、「しくじり先生」というテレビ番組を観たことはありますか?

個人的にかなり好きな番組で、いつも楽しく拝見させていただいています。

今回は、そのしくじり先生を参考にして社内研修のプログラムを考えた話をしたいと思います。

 

 

 

 

「しくじり先生」とはどんな番組?

一言で説明すると、「有名人が自分の過去のしくじりを経て学んだことを話す」という内容の番組です。

講演者はお話が上手な方も多く、笑いを交えながら過去の経験を伝えられています。

 

どんな経験をしてきたのか。

その時、どう思って行動したのか。

何がいけなかったのか。

これからはどうしようと思っているのか。

 

過去の「しくじり」経験からの教訓は、有名人とは立場の違う私たちであっても共感できる内容が多いです。

まだそこまで観たことがない方は、ぜひ一度ご覧ください。(番宣か笑)

 

なぜ「しくじり先生」を社内研修の参考にしたのか

私は割といい意味の妄想癖がある人間です。

しくじり先生を観ながら「もし自分ならどう話すかなー」なんて妄想をしていました。笑

自分の大きな「しくじり」を思い出し、恥ずかしくなった事もありました。

 

でも、そこでふと思ったのです。

「しくじり」とは、要は「失敗」ですよね。

自分も含めて、世の中で働くほとんどの社会人は「失敗」を乗り越えてきたはずです。

特に、若手時代に。

 

そして今働いている若手社員は、同じように失敗を経験し、壁に当たっている人も多いのではないでしょうか。

番組ほどの大きな規模でなくても、社内の身近な人から「失敗から得た教訓」を聞く機会があったら参考になるのではと思いました。

丁度良いタイミングで社内若手研修のプログラムを考えていたので、提案することにしました。

 

実際に社内研修で行ったプログラムとは?

人事部の最高責任者に案として出してみた結果、「めっちゃ面白そうだね」と共感してくれました。

ここから、具体的な内容を考えていきました。

 

【研修プログラム内容】

〈目的〉

先輩がしくじり(失敗)から得た教訓を聞き、自分の仕事に活かす

〈対象〉

若手社員(3年目まで)

〈講師〉

中堅社員(10年目前後)

〈スケジュール〉

アイスブレイク

講義①

講義②

昼食

若手社員の振り返り

グループワーク

 

【内容の決め方やポイント】

・アイスブレイクでは、単に「先輩社員が凄い」という感想ではなく「なぜしくじりや失敗を乗り越えられたのか」に視点を置くような前置きを入れました。

 

・講師は2名で、中堅の男性と女性を選出。

できるだけエース格の、バリバリ活躍している人望のある社員に声をかけました。

その方が、若かりし頃のしくじりと現在のギャップがあって印象に残るかと思いました。

 

・講義後は、若手社員の業務振り返りです。

今までの自分の課題と、講義を聞いた上でこれから意識・行動することをまとめてもらいました。

 

・最後にグループワークです。

1〜3年目が混ざってグループを作り、「理想とする先輩像」や「後輩に見せたい姿」のテーマを選び、模造紙にまとめて発表しました。

 

研修後の声

上記の内容で、初めてしくじり先生の要素を取り入れた講義形式の社内若手研修を行いました。

その中で、受講者にはアンケートを、講師には感想を聞いてみたのでまとめます。

あくまで参考程度に。。

 

受講者の声

「完璧だと思っていた先輩も、失敗や苦労を重ねて今の姿があると知った」

「普段、先輩の過去の話や仕事への価値観を深く聞く機会がないので、貴重な体験だった」

「今悩んでいることと似たような内容もあって、自分の参考にしたいと思った」

「先輩ともっと関わりたいと思った」

 

講師の声

「自分の過去を真剣に振り返ることはなかったので、初心に戻れた気持ちになった」

「後輩のモチベーションアップだけでなく、自分ももっと向上したいと思えた」

「普段関わることのない後輩にも良かったと言ってもらえて、意外と嬉しかった」

 

しくじり先生を研修に取り入れた主催者側の所感

「エース格で人望のある先輩のしくじり話は意外性があり、若手社員にとって刺激となっていた」

「講師側には資料作成や講義等の負担をかけてしまうので、理解を得るためにも導入意図を明確にしておくことが大切」

「受講者は誰一人眠そうな人はおらず、全員参加できていたと感じた」

「振り返りやワークの部分は、年代の特徴によって変えてもいいかも」

 

中堅社員に講師のお願いをする時、最初は「忙しいから」と邪険に扱われるのでは?と思っていました。

しかし、その上司も含めて意外と協力的に受けていただけたことが非常にありがたかったです。

こういう組織風土は、継続していかなければと改めて感じました。

 

まとめ

社内研修には、主に2つのパターンがあると私は考えています。

「知識やスキルを習得する研修」

「モチベーションを高める研修」

今回の若手研修は、下のモチベーションを高める研修として効果がありそうな気はしています。

色々と条件があったり他部署に負担をかけてしまうこともありますが、似たような形で今後も継続できればと思います。

 

しくじり先生、ありがとうございます。笑

病院人事から見る看護師転職サイトの使い方「おすすめランキングより自分の適性」

実は私、病院の現場に配属されていた時、看護師専門の人事として採用担当をしていました。

そこでは多数の看護師さんが紹介会社経由で入職しました。

しかし退職になるケースも一定数ありました。

 

私は退職する看護師さんの面談もしていましたが、退職者の共通点は「紹介会社を上手く利用できずミスマッチが起きている」ことです。

その根本の原因は、紹介会社の窓口である転職サイトの使い方です。

 

では看護師は転職サイトをどう使えば良いのか?

そもそも転職で考えるべきことは?

 

色んな情報が飛び交うからこそ、1人でも多くの転職希望の看護師に見て欲しい内容です。

※長いので気になる所からご覧ください笑

 

 

 

看護師資格があればどの病院でも働ける?

看護師も適性に合う働き方を探す

よく専門資格がある仕事は、資格さえあればどこでも働けるから転職が盛んだと言われます。

しかし実際看護師はそうではないと思います。

 

同じ病院でも病床機能や診療科によって、働く環境や向いている性格は大きく違いますよね。

例えば、じっくり患者さんと向き合いたいなら回転の早い急性期は向かないかもしれません。

環境の特徴をそれぞれ理解し、自分の適性に合った病床・診療科で働くことが大切です。

 

転職は適した病院を探す選択肢の1つ

看護師が自分の適性に合う働き方を見つけるためには、少し時間がかかるかもしれません。

新卒の時に興味があった診療科に入職できたとしても、いざ働いてみて「違ったな」と思う人もいます。

逆に現場に入ってみて、「ここの分野をもっと知りたい」と気付く人もいます。

総合病院であれば異動もできますし、多機能の病院を運営しているグループ法人なら、転籍もあるかもしれません。

でもそうでなければ、なかなか経験が広がりにくいですよね。

その経験の幅を広げるための選択肢の1つが、転職なのです。

もちろん、病院の雰囲気や人間関係が嫌で転職する人も多いんですけどね。

 

転職サイトは、担当者の見極めと正しい情報収集が大切

看護師の転職方法は様々です。

ハローワークはもちろん、ナースセンターという都道府県の看護協会が運営している職業紹介サイトもあります。

ただ多忙な看護師の転職は、1番自分の手間を省いてくれる紹介会社を使うことが多いです。

 

しかし、看護師・医療業界という特殊な環境だからこそ、一般企業以上に紹介会社の使い方を理解する必要があります。

私は看護師資格も経験もありませんが、現場に入って近くで業務をすることで気付いた点も多々あります。

そんな私が思うポイントは、担当者の見極めと正しい情報収集です。

 

紹介会社の使い方①「担当者を見極める」

紹介会社の担当者は看護師経験がない

看護師専門の紹介会社で、看護師経験がある担当者はほぼいません。

だいたいが普通の四大卒でしょう。

つまり、病院で働いたことのない人が間に入って、病院で働こうとする看護師の職場を紹介してもらうのです。

それって一歩間違えると怖いですよね。

現場を知らない人が、理解していないまま曖昧な情報を伝えてくる可能性もあるためです。

 

良い担当者の特徴「現場を見にくる」

ただ、担当者に看護師経験がないことが悪い訳ではありません。

働いたことがなくても病院や医療を積極的に学んでいる担当者もいます。

その人の特徴は「どれだけクライアントの病院に足を運んでいるか」に限ります。

私が採用担当の時も、病院が新しい診療を始めたり機材を導入したりすると、決まって見学に来る担当者がいました。

逆に、紹介会社の中で担当者が変わっても、全く来ない人もいました。

現場に足を運ぶ人は、病院を知るだけでなく職員との関係性も築けている人が多いです。

その方が、求職者である看護師により的確な提案ができるのは間違いないでしょう。

 

見極めpoint「あえて医療用語や現場の話を振る」

では、病院に多く足を運んでいる担当者を見分けるにはどうすべきでしょうか。

看護師の皆さんが紹介会社を使う時、必ずエージェントとの面談があります。

そこで、少し専門用語を話してみてください。もしくは、シフトの組み方や夜勤の環境などの詳しい話もしてみてください。

具体的な診療科の内容や、病院として取り組んでいる治療情報などを確認してみてください。

 

病院を積極的に学んでいる担当者は、ある程度答えられるはずです。

わからなくても必ず話に食らいついて、何とか情報を伝えようと努めるはずです。

看護師と近い目線で話せる担当者は、良い転職に繋がる可能性が高くなるでしょう。

 

紹介会社の使い方②「正確な情報収集」

「看護師」「転職」で検索すると紹介会社のメリットだらけ

看護師さんが転職しようとした時、多くの場合まずネットで検索しますよね。

そうすると、様々な紹介会社を紹介するサイトが出てくると思います。

でも、よく見ると紹介会社のメリットを中心に書かれていると思いませんか?

それは、運営者が看護師の転職を促し、紹介会社を使わせて広告収入を得たいからです。

広告収入自体は、立派なビジネススタイルなので特に問題ではありません。

むしろ、それを見た看護師が紹介会社のメリットばかりに目を向けてしまうことが問題です。

情報を伝える以上は、なるべく正確なものを提供してこその広告収入だと個人的に思います。

 

ランキングやサイト比較は無意味

紹介会社のメリットを伝える記事には、おすすめランキングや転職サイトなどが綺麗にまとめられていることが多いです。

でも、正直言って何の根拠もありません。

ランキングもサイト比較も、表面的な情報で構成されているだけです。

非公開求人とか、求人数の多さとか、満足度とか、年収アップ率とか。。。

そこに目を向けるより、まずは「どういう転職にしたいのか」という自分の意志に目を向けて欲しいと思います。

 

客観的な視点と自分の意志があっての情報判断

これは看護師に限りませんが、世の中には色んな情報があります。

それが正しいかの判断は受け手側の責任です。

情報を得たら、本当にそれは自分にとってメリットなのかという客観的な視点は必要です。

 

自分がどういう転職をしたいかによって情報はメリットにもデメリットにもなります。

大切なのは、情報を得る前に自分の意志を固めることです。

 

どんな病院で働くか

→急性期?回復期?クリニック?

どんな診療に関わりたいか

病棟?診療科?

どんな看護がしたい?どの分野に関わりたい?

 

自分の適性を理解し、合う働き方の病棟や診療科を考えてこそ、初めて情報を判断できるのです。

 

紹介会社は上手に使えば良い転職ができる

紹介会社の仕事は、看護師専門であってもなくても「企業と求職者のマッチング」です。

ここでいうマッチングとは、正確な情報と求職者の性格を把握し、適した職場に適した人材を繋ぐことです。

そして、双方にとって良い転職活動を叶えることです。

 

私が看護師採用担当だった時も、本当に職場に合った看護師さんを紹介していただきました。

結果、活躍して役職者になった人もいます。

このようなマッチングができる紹介会社には、喜んで紹介手数料を支払いたいと思います。

 

紹介会社を使って転職をする看護師は、

・自分の適性と希望する働き方を自己分析する

・転職サイトの情報を集めて客観的に考える

・マッチングができる担当者を見極め、しっかり自分の意志を伝える

この三点を意識することが、紹介会社の上手な使い方であると思います。

 

 

私が現場で信頼していた紹介会社

色々とデメリットも述べましたが、紹介会社を利用していたのは事実です。

私は、紹介会社を絞って利用していました。

ある程度信頼できる担当者から紹介を受ける方が効率的だからです。

あくまで個人の所感なので悪しからず。

 

【看護roo!】

株式会社クイック

【ナースではたらこ】

ディップ株式会社

 

【ナース人材バンク】

株式会社エス・エム・エスキャリア

 

【看護のお仕事】

レバレジーズ株式会社

 

【マイナビ看護師】

株式会社マイナビ

 

【ナースパワー人材センター】

※応援看護師という働き方もあります。

 

現場で働いていた中で、上記の紹介会社と良いお付き合いをしていました。

求人の紹介だけでなく、市場の動きや分析データなども提供していただき、非常に参考になりました。

 

看護師こそ、本当に良い働き方をして欲しい

看護師という仕事は本当に大変だと思います。

夜勤などの不規則な勤務体系をはじめ、膨大な仕事量や勉強会などは体力がいるでしょう。

常に命と向き合う戦場のような現場は、精神力も必要です。

医師や他職種・患者さまなど、色んな人間とも関わらなければなりません。

ストレスを抱える人の労務対応もたくさんありました。

 

しかし、忙しい中私のような他職種の人間にも優しく接してくれる慈愛のある方は多いです。

激務な仕事だからこそ、良い働き方ができる看護師が少しでも増えて欲しいと思います。

そのためには、転職で自分の適性に合う働き方を考えることが大切だと思います。

 

ここを見ていただけた看護師さんが少しでも上手に紹介会社を使い、自分に合う転職先を見つけて欲しいと願います。

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