「自分の変化」が人生の成功に繋がる!活躍する人の自分を変える方法5選
皆さんは、変えたくない自分の価値観や考え方はありますか?
誰でも自分の意思を大事にしたい気持ちはわかります。
ただ、自分の意思を適切に変化させる人の方が仕事でも人生でも成功すると思います。
今回は、自分を変化させることの大切さについて一度考えてみましょう。
- ダーウィンの進化論からみる変化の強さ
- イチロー選手は自分を変化させてメジャー記録を樹立
- 変化とは1番面倒くさい挑戦
- 自分を曲げない人に起こる弊害
- 活躍する人の変化術5選
- いくつになっても変化できる人が成功する
ダーウィンの進化論からみる変化の強さ
イギリスの生物学者である、チャールズ・ロバート・ダーウィンをご存知でしょうか。
自然選択説や進化論で世界的に有名な人物なので、名前を聞いたことはあると思います。
そのダーウィンはこんな名言を残しています。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。」
ダーウィンは自然界や生物学的な視点からこの発言をしたのだと思います。
明らかに強そうなのに絶滅した動物もいます。
逆に力では強そうな動物に到底敵わない人間が、今世界の中心となるほど繁栄しています。
それは、きっと人間がその時の環境に合わせて変化してきたからでしょう。
(ある意味最も賢いとも言えますが。)
このダーウィンの名言は、現在の社会にも非常に当てはまると思います。
今強い企業も、今最高とされている技術も、5年後10年後に通用するかはわかりません。
社会の変化に合わせていかなければ、会社の成長も個人の成功も叶わないでしょう。
イチロー選手は自分を変化させてメジャー記録を樹立
2019年に引退した元メジャーリーガーのイチロー選手は、自分のスタイルを変化させて成功した1人でしょう。
日本のプロ野球時代のイチロー選手は、7年連続首位打者という偉業を成し遂げました。
その背景には「振り子打法」という独自の打撃スタイルがありました。
しかしメジャーリーグに挑戦する際、確立した自分の打撃スタイルを変化させたのです。
それまで超一流の結果を出していた日本とは違う環境の、メジャーリーグに適応するために。
そして1年目から新人王やメジャー記録の安打数を残すなど、誰もが知っている活躍に繋がったのでしょう。
変化とは1番面倒くさい挑戦
では、私たちの日常はどうでしょうか。
過去の偉人や世界的スポーツ選手の事例だけでなく、一般人の私たちも変化が必要な時はありませんか。
「今の若者はゆるい!俺らの時は厳しかったからもっと厳しく指導するべきだ!」と言い続ける人は、今の社会では古いと思われますよね。
「こんな給料じゃ本気で働こうと思わない!高い給料くれるならちゃんと働くのに!」と言って何も努力しない人は、きっと給料が上がることはないです。
実際にこういう主張を曲げない人はいます。
それはおそらく、できれば誰もが変わりたくないからです。
今までのやり方を続ける方が楽だからです。
自分を変えるということは、1番面倒な挑戦と言っても良いかもしれません。
自分を曲げない人に起こる弊害
視野が狭くなる
自分が絶対に正しい!こうするべき!という人は、その視点でしか物事を判断できません。
もっと最適な方法があるかもしれないのに、周りにある客観的な良い意見もシャットアウトしてしまうのです。
視野が狭くなることで、結果的に自分の成長や成功を逃してしまう可能性もあります。
環境の変化に取り残される
社会環境は時代と共に変化します。
自分を曲げない人は、仮にその時成功したとしても徐々に社会の変化によるズレが生じます。
自分を変化させることでそのズレを修正しないと、過去の環境に取り残されてしまいます。
敵が増える
社会の中で何かしら行動する時は、必ず周りの誰かと関わることがほとんどです。
そこで自分を貫き続けるということは、相手の話を聞かないということにもなります。
そうすると、周りにどんどん敵が増えます。
どれだけ物事を前に進める力があっても、同僚や顧客などの周りがついて来なければむしろ後退させていると言えるでしょう。
活躍する人の変化術5選
自分と周りを良くする目的はブレない
全ての活動の目的は何かを良くすることです。
会社の利益になる。
顧客が満足する。
従業員が働きやすくなる。
自分が楽しめる。
どれかに特化しすぎず、全ての視点から1番良い方法を探すことです。
価値観も行動も発言も、手法にすぎません。
目的はブレずに手法をいくらでも変化させられる人こそが活躍できるでしょう。
他者意見と自分の考えをフラットに
周りからの色んな意見やアドバイス、考え方に触れることは多いと思いますが、そこで自分と合わない人たちは「違う」と拒否したくなります。
でも、拒否した中に問題を解決に導くヒントが隠れているかもしれません。
違う意見や嫌いな人を感情的に拒否するのではなく、一度フラットにして「何が自分のためになるのか」を考えるのです。
問題の原因を他責から自責に変える
人が変化すべきタイミングは、だいたいうまくいかない時です。
失敗が続く、関係性が悪い、やる気が出ない。。全ては今まで経緯のどこかに問題となる原因があります。
「失敗するのは教え方が悪い」
「関係性が悪いのはアイツが変わらないから」
「やる気が出ないのは給料が低いから」
と他責的になるのではなく、
「今うまくいかないのはなぜだろう」
「自分がどうすればうまくいくだろう」
と自責的に捉えれば、自分でどれだけでも環境を変えられます。
考え方は前向きに変える
自分を曲げない人は、基本的に物事を後ろ向きに捉える傾向があります。
変わることに不安を感じたり、自分から変わることを負けだと思ったり、面倒だったり。。
でも、変化することは成長です。
変化自体というより、理想に向けての手法を探して実践することが成長です。
結果的に変えなかったとしても、実践した経験で新しい自分の引き出しが増えます。
変化を喜んで受け入れ、楽しめるくらい前向きに考えれば何でも乗り越えられるでしょう。
行動は具体的に変える
「よし、自分変わろう」と意気込んだとしても、頑張るという漠然とした意識だけではなかなか難しいです。
意識はもちろんのこと、具体的な何かを変化させることで半強制的に行動も変化します。
関係性が良くない人がいたら、自分から挨拶をしてみたり、本来メールで済むことを直接会いに行ってみたり。
行動を具体的に変えることが、自分の変化に直結するのです。
いくつになっても変化できる人が成功する
歳を重ねた人は、自分の考えが確立されているから変わるのは難しいと言われます。
しかし、確立された過去の手法にとらわれすぎず、いくつになっても自分から変わろうとすれば人は変化できます。
逆に言えば、いくつになっても変化し続けなければならないということです。
周りも自分も良くなるために。
自分の軸を作るなら、いくつも持っておいて柔軟に変えていく。
どの世代でも、変化を続けることが成功への道なのです。